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2018/1/11(木)
偏差値だけに頼らない中学受験 生徒インタビューvol.3
自由学園女子部中等科 1年 Nさん
習い事や委員会。やりたいことに果敢にチャレンジ
丸7カ年の精勤賞として小6で踊ったバレエのソロ作品。踊って表現することが好きで今も続けています。
ピアノ、バレエ、習字にエアロビック。小学校時代、多彩な習い事を楽しんでいたNさん。なかでも、4歳から始めたモダンバレエは、中学1年生になった今も続けているほど夢中に。「型にはまらず、自由に踊れるのが本当に楽しいです!」と語る姿も輝いています。
小学校ではさらに「学級委員に自ら立候補したり、合唱団に参加したりしました」。自分がやりたいことは、なんでも意欲的にチャレンジしてきたNさんです。こちらの質問にも自分の言葉で即座に回答。中学1年生とは思えない主体性や表現力に感心させられます。きっと、自分のやりたいことを自分で選択し、行動してきた結果なのでしょう。
受験塾より学習塾
小学校5~6年生の頃は、外遊びが大好きだったというNさん。みんなと無邪気に鬼ごっこなどで遊んでいました。小5で受験を考え始めましたが、通ったのはいわゆる受験塾ではなく学習塾。しかも週1回だけ。「成績や点数ばかり気にする塾は、雰囲気が好きになれなくて……。学習塾のほうが、生徒や先生が明るくて通いたいと思ったんです」と、ここでも自分の意志をしっかり貫いたようです。
自由学園を志望するようになったのは、お母さまから「一人ひとりを大切に見てくれる」からと勧められ、説明会や文化祭に参加したことがきっかけでした。「あたたかい雰囲気や、広く自然豊かなキャンパスが素敵で『ここで勉強したい!』と思いました」。自分のやりたいこと、意見をしっかり持っているNさんだから、志望校も主体的に選べたのでしょう。
憧れはナイチンゲール。看護師になりたい
海外からお客様の一家をお迎えした特別授業。デンマークからの可愛らしいお客様に、習いたての英語で質問に挑戦、楽しい交流のひとときになりました(一番左がNさん)。
受験でも特別な準備はせず、算数のドリルを何冊かこなし、学習塾でチェックを受けた程度でした。普段から、遊びや習い事で培った表現力が合格につながったと言えるでしょう。
小学校の頃からクラスのリーダーだったNさんは、中学校でもリーダー的存在に。ただ、「小学校とは違い、みんながしっかり意見を言ってくれるので、引っ張るというより、まとめる、進行するという感覚です。今の自分の方が好きです。クラスでも、弾けてます(笑)」と笑みをこぼします。中学校では新しい自分を見つけ、楽しんでいる様子。
「将来は看護師になりたいです。ナイチンゲールの伝記に感動したからです。その前に、まずは、下級生に優しく明るく接する上級生になりたいです」とNさん。彼女なら、周りを明るく照らす素敵な看護師にきっとなれることでしょう。
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