コロナの影響もあり、中3のときにやっと通常開催になったのですが、自分が思っている文化祭とは違っていたのです。私は、クラス単位で動くのが文化祭だと思っていました。クラス単位で動いた方が団結力も高まり、今までよりもっと盛り上がると思っています。「校友会」総務に所属していた先輩に誘われて私も総務に入ったのですが、総務のメンバーが「ときわ祭実行委員」もやっていると知って、クラス企画への思いを行動に移すことにしました。

昨年度の文化祭に関するアンケートをもとに、総務で企画書を作りました。中心となって動いたのは、私とIさんです。アンケートでは、よかったところや改善点などを答えてもらったので、そこから意見を拾い上げました。

もう1つの改善点として、スマホでの撮影許可についても意見が多かったので、私が企画書を書きました。校内ではスマホの使用が禁止なので、撮影スポットを作っても生徒はスマホで撮影することができません。文化祭の期間中だけはスマホでの撮影ができるように、使用する場所を絞ったり、ルールを守れなかったときの罰則も加えて企画書を提出したのですが、今回は通りませんでした。来年こそは生徒たちの思いを実現できるように、後輩に託します。

私のクラスが一番面白いと思います(笑)。段ボール迷路を使った脱出ゲームです。 途中にクイズがあって、全部に正解した最後にも仕掛けがあります。どんな仕掛けがあるのか、秘密ですが、ぜひ楽しみにしていてください。

今回、縁日をやりたいクラスが4クラスあり、ゲームの内容まで重なってしまったクラスもあったんです。その4クラスを集めて、ゲームの内容を変えるか、縁日をやめて別の企画にするかの2択を提案しました。その結果、2クラスが縁日に残って、ゲームの内容を重ならないように考えて合同でやることになりました。

先生と生徒の間に入るのが大変でしたが、クラス企画が実現できたので、それらも全部楽しかったと思えます。

校友会には装飾部があるので、階段アートなどの装飾をぜひ見てほしいです。

焼きそばの屋台は毎年大人気で、私の父も焼きそばを担当するのでぜひ食べてください。

実践にはお嬢様学校のイメージを持っていましたが、文化祭に来てみたら、堅い感じではなく、元気で明るくて、とても楽しそうでした。ここなら自分も楽しめそうだと思えたので、皆さんも文化祭で雰囲気を感じ取ってほしいです。受験生向けに、生徒会による「実践生と話そう」というコーナーもあります。私が受験生のときは、母が質問攻めにしたのですが、全部丁寧に答えてくれました。気になることがあれば、ぜひ質問してみてください。