昨年は副委員長だったのですが、先輩方や委員長から「人をまとめる力」を感じました。私も「人をまとめる力」を身につけたいと思っているので、今年は委員長として頑張っています。　

今年のテーマは、「Next Generation MEISEI」です。2023年が100周年だったので、今年は101年目になります。200周年を見据えた新たな1回目として、次の100年につなげていけるような明星祭にしたいという思いが込められています。テーマは運営委員会で生徒たちが意見を出し合って、最終的には投票で決まりました。　

今年は久しぶりに屋台村が復活するので、小籠包からポップコーンまで、12クラスそれぞれのメニューが楽しめます。これまでステージでの公演は部活動の発表が中心でしたが、今年はパフォーマンスの幅が広くなり、当日参加できるものも増えました。コロナによる影響から完全復活して、より来校者と一緒に楽しめる文化祭になると思います。　

今年初めての企画で、競馬みたいなゲームを行うクラスがあります。馬は無理なので人が走るんですが、観客がレースの様子を上から眺めて、教室の中で使える仮想通貨みたいなものをいくら増やせるかを楽しみます。　

運営委員は60人ぐらい集まってくれたので人手はありますが、装飾の種類も増やしたので、作るものが多くなって準備が大変です。夏休み中も2～3週間は、みんなで協力して装飾を制作しました。暑さもあって大変でしたが、みんなで団結して取り組んでいるので楽しいです。美術室に集まって、アイデアを出し合いながら準備を進めています。　

家庭科部では焼きドーナツなどのスイーツを作って販売しますが、いろんな種類があって焼き立てが食べられるので、毎年すぐに売り切れてしまいます。食べてみたい方は、ぜひ早めに来てください。

私は高校受験の前に来ましたが、装飾として作られていた橋が印象に残っています。先生の力も借りつつも、生徒たちが考えて自分たちで作って、明星祭を作り上げていることが伝わりました。ダンス部の公演では観客もかけ声などで盛り上げていて、行事をしっかり楽しめる学校だと感じられたので、この学校を受験したいという気持ちが固まりました。受験校選びには、文化祭を見に行くことがとても大切だと思います。

校舎が綺麗でSDGs推進校だったことと、明星祭を見て入学したいと思ったからです。もともとSDGsに関心があったのですが、入学してからより関心が高まりました。高校では明星大学と協働で、フェアトレードに関する活動などにも力を入れています。ボランティア活動をしたい気持ちも増してきたので、将来は仕事をしながら休みの日にはボランティアができるような生活がしたいです。

入り口を入ってすぐのところに、タイムマシンの装飾とトンネル、階段アートがあります。階段アートのデザインは、今年のテーマ「Next Generation MEISEI」を意識したものです。タイムマシンは、来校者がレバーやキーボードを触ってみることもできます。ほかにも、花びら1枚1枚を折り紙で作って立体的な花にしたモビールや傘を使った飾りなど、たくさんの装飾があるので、校内の装飾にも目を向けて楽しんでほしいです。