学校詳細
建学の精神、教育理念
自分の頭で考える能力
他者や異文化を理解するための教養や精神、合理的な判断力、自らの考えを正確に相手に伝える技術を身につけるために、次の5つの項目に重点を置いた世界標準の教育を実践する。「自分の頭で考える能力」「情報社会を生きるリテラシー」「実際に使える英語」「コミュニケーション能力」「科学的な視点のリテラシー」
教育の特色
REGULAR CLASS・GLOBAL CLASS
中学は本科クラスとグローバルクラスの2種類。
「本科クラス(REGULAR CLASS)」では、PBL(Problem Based Learning)型の授業(=相互通行型授業)を徹底し、各教科に取り入れる。PBLとは、生徒が中心となって問題解決に取り組む授業のこと。教師は生徒に問題提起し(Trigger question)、生徒は情報収集、グループでの話し合い、プレゼンテーション、レポート作成などを行い、思考力や課題解決力、表現力を養う。教師は答えを一方的に教えるのではなく、授業を進行させ、問題解決に向けて導いていくファシリテーターの役割を担当する。総合学習の時間は「プレゼンテーション」の授業として、資料の扱い方、文章の書き方、プレゼンテーションの表現方法を学ぶ。また、小笠原流礼法・茶道・華道の授業も行っている。
「グローバルクラス」は、帰国生など英語を話せる生徒と、これから英語を学ぶ生徒のどちらも入学可能。英語の授業は週8~9時間、レベル別に行っている。上位のクラスはオールイングリッシュで授業を行い、初歩のクラスもオールイングリッシュをめざして指導。中学卒業時に英検2級以上、高校卒業時に準1級以上を目標に掲げる。希望者対象の海外研修として、オーストラリアの名門姉妹校へのホームステイ(15日間)、ターム留学(3カ月)短期留学(10ヵ月)、ヨーロッパ研修などがあり、充実している。
どちらのクラスも生徒一人1台ダブレット端末iPadを所有し、授業で活用する。クラウド上の教材も利用可能だ。
高校では、「本科コース」「サイエンスコース」「グローバルコース」を設置。中学の「本科クラス」は以上の3コースのいずれかを選択することができる(「グローバルクラス」も本科・サイエンスへの変更可能)。
施設設備
FUTURE ROOM
PBLの授業に対応するFUTURE ROOMを設置。240㎝×600㎝の大型スクリーン、6台のプロジェクター、タブレット端末をフルに活用して授業を行っている。このほかCALL教室、温水プール、ダンス室、和室、テニスコート、体育館、カフェテリアなど充実の施設を誇る。耐震性・防災ともに最新の建築基準による校舎、全校で3日間宿泊可能な食料備蓄、警備員24時間常駐、防犯カメラ、オートロックなど安全性を確保するための備えにも十分配慮している。
学校行事
体育祭で伝統の扇の舞
四季を通じてさまざまな行事がある。5月には研修旅行(中1)、グローバル遠足(中2)、シンガポール修学旅行(中3)、6月の体育祭では、高3が伝統の扇の舞を発表。選曲や振付などすべて生徒が担当する。7月には芸術鑑賞会、9月には球技大会、10月には文化祭、11月にはスピーチコンテスト、作文発表会、ビブリオバトル、合唱コンクールがある。
部活動
空手道部、落語部、チェス同好会
部活の種類は豊富。運動部には、体操部、ダンス部、水泳部、空手道部、バスケットボール部など。文化部には、演劇部、管弦学部、筝曲部、ギター部、茶道部、華道部、英語部、放送部、メディア研究部などがある。
進路指導
自習室は教員常駐・20時まで利用可
職業ガイダンスや大学進路指導などを通して、生徒一人ひとりの夢の実現を力強くサポート。看護・医療技術系ガイダンスは年6回実施(高校)される。高校の「本科コース」は、高2で文系・理系に分かれ、難関大をめざす。「サイエンスコース」は、医学部・先端理系の大学を、「グローバルコース」は海外大および国内難関大をそれぞれめざす。
ブース型自習室「STUDY STATION」は、20時まで利用可能。常駐する教員に質問もできる。また、各自のタブレット端末よりベネッセの教材を使用することができる。放課後補習は随時、長期休暇中の講習は100講座以上。
その他
情報社会に通用するメディアリテラシー
21世紀の情報社会に通用するメディアリテラシーを身につけさせるべく、情報教育を推進している。英語・国際教育とも関連させ、オーストラリアの姉妹校とインターネットを利用して交流。2つのCALL教室は50台のパソコンが置かれ、情報や英語、英会話の授業を行っている。図書室、各自で1人1台タブレット端末を持ち、授業や自学自習、進路情報の検索などに利用している。
制服
バリエーション豊かな制服
紺色のブレザーに鮮やかなブルーのチェックのスカートが印象的。式典時などの正装はネクタイで統一するが、普段はネクタイのほかリボンも選べ、その日の気分によって楽しむことができる。新たにスラックスも加り、より選択の幅が広がっている。