「KASEI」 から「SEKAI」へ
スタディが注目する「東京家政大学附属女子中学校」のポイント
東京家政大学附属女子中学校は、目指す学校像の「KASEI ビジョン」の実現に向け「KASEIならではの学び」をコンセプトに学力と進路実績向上に取り組んでいる。一方、国も国際化・情報化に対応する資質・能力を育成するため、知識・技能の習得と共に、問題解決能力としての「思考力・判断力・表現力等の育成」や「学びに向かう力・人間性等の涵養」を新しい学力と位置づけ学習指導要領を改訂。同校もこの視点に立ち、「自主自律」の建学の精神のもと、インターナショナルスタンダードを目指し、探究学習とIB(国際バカロレア)教育を導入して生徒の学びを変え、生涯学び続ける「KASEI WOMEN」を育成していく。
さらに、附属校の強みを生かし、大学の高い専門性やメデイア情報技術と国際交流を活用した高大連携も推し進め、2021年度も「KASEI」から「SEKAIへ」を合言葉に、「インターナショナルスタンダードに基づく、世界に通用する輝きある女性の育成」に取り組んでいく。
【ヴァンサンカン・プラン】
同校のキャリア教育プログラムである「ヴァンサンカン・プラン」は、社会の中で自己を確立し、活躍し始める「25歳」を目標に、自分の理想像を描き、それを実現するための人間力を高める独自のものだ。職業や進路について考えるための「ボランティア体験」「OG講演会」など、さまざまなプログラムに取り組む。東京家政大学教授による「模擬授業」を受けることも可能だ。
さらに、東京家政大学・短期大学部へ進む進学クラスと、国公立・難関私立大学の合格を目指す特進クラスを設けている。東京家政大学は、小学校教諭・中学(英語・理科・社会・美術・家庭科・養護)教諭、幼稚園教諭・保育士・管理栄養士・看護師など養成する学科・専攻があり、内部進学においても多様な進路選択が可能。全学年での模擬試験受験やそれに基づく進路指導面談の実施、特進クラスの生徒を中心に、進学特別講座や補習指導、学年ごとの進路ガイダンスを実施している。