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私立中学

女子校

けいせんじょがくえん

恵泉女学園中学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

主体性・多様性・協働性を育む

「世界に目を向け、平和を実現する女性を育てること」を教育目標として掲げ、1929年に創立。「聖書(主体性)」「国際(多様性)」「園芸(協働性)」を教育の柱に、「自ら考え、発信する力」の育成を重視してきた。キリスト教(プロテスタント)の信仰を教育の基礎に置き、毎朝25 分間の礼拝を行う。聖書や感話を通して自分の心と向き合い、主体的に生きる力を育む。すべての教育活動において、国際的な視点を持つこと大切にし、国際理解に欠かせない高い英語力の習得を目指す。自分の手で植物(命)を育て、仲間と共に働く厳しさと楽しさを学ぶ中で、命の尊さを知り、感謝する心を養う。

教育の特色

特設科目「園芸」で植物と共に心を育てる

20名程度の少人数教育を推進し、中1は英語、英会話、数学、園芸で1クラスを2分割。高校では、英語コミュニケーション、数学、論理・表現が習熟度別にクラス編成される。英語は毎日の宿題や小テスト、補習などで基礎固めをしっかりと行い、中3から暗唱、スピーチ、エッセイ等で段階的に「書く」「話す」の表現力を磨いていく。世田谷を中心とした私立学校のスピーチコンテストでも常に上位に入賞。英検とGTECを校内で実施。英検は、準1級37名、中学生で2級を取得する生徒も44名。GTECの高2スコア平均は952.4(全国平均781)、うち77名が海外進学を視野に入れられるレベルに達している。
思考力と発信力の育成に力を注ぎ、中1は週1時間「自学・読書」の時間を設置。蔵書数9万冊のメディアセンターを活用し、ノンフィクションに重点を置いたオリジナル教材「読書ノート」に取り組む。中3では、メディアからの情報を鵜呑みにせず、批評的に読み解く力を養う「メディアリテラシー教育」を実施。データや事例などの客観的根拠に基づいて立論を組み立てる「ディベート」や、本来高1の履修科目である「情報Ⅰ」を先取りして学び、クリティカルシンキングを養う。
中学校では全員が授業内容を理解できるように、復習テストで定めた点数に達しない生徒には、放課後に指名制の補習を実施。
中1と高2で必修の特設科目「園芸」は、ジャガイモ、バジル、イチゴ、綿などの栽培、イチゴジャムや押し花作り、クリスマスの飾り作りなどを行う。「自分の仕事をやり遂げること」の責任や楽しさ、命の大切さや友達との助け合いを学ぶ。
(高校は2022年度高校入学生の新教育課程)

施設設備

自立学習をサポートする「メディアセンター」

蔵書数9万冊のメディアセンターは、読書や調べ学習、自習など、様々な場面で生徒の自立学習をサポート。HR教室24室分のスペースには、2つのコンピュータ教室、2つの学習室、自習のための「キャレルデスク」、放送室などを備えている。理科特別教室は分野別に6教室あり、プラネタリウムのある地学教室をはじめ、本格的な機能を備えた物理教室、生物教室・化学教室が各2教室。こうした設備を活用して、理科は実験を重視した授業を行っている。明るく清潔なカフェテリアでは、日替わりランチやテイクアウトのお弁当のほか、厨房で焼き上げたパンも販売。HR教室はすべて南向きで明るく、電子黒板を設置。ICT設備も充実。タブレット型端末による画像・動画資料の配布をはじめ、各教室で様々なコンテンツを利用した授業を行っている。

学校行事

豊富な宿泊行事と国際交流プログラム

各学年で宿泊行事や遠足などの校外活動を実施。宿泊行事は、建学の精神を学びクラスの親睦を深める「フェロシップ」(中1)、酪農体験やハイキングなどで自然に親しむ「ファームワーク」(中2)、高校生としての意識を高める「オリエンテーションキャンプ」(高1)、京都・奈良で自国の文化や歴史を学ぶ「見学旅行」(高2)、6年間を振り返り自然の中で自己を見つめる「修養会」(高3)など。遠足は4月に実施し、学校とは異なる環境の中でグループ行動をしながら親睦を深める。
有志参加行事には、自然に触れるプログラムとして、「自然観察会」や動物と人間のかかわりを考えながら牧場生活を体験する「カワヨワークキャンプ」などがある。
国際交流プログラム(有志参加)は国内外で実施。半年間シンガポールの大学生とオンラインで交流した後、春休みに現地を訪れる「シンガポール訪問プログラム」(中3〜高2)も開始。校内で行う「グローバル・スタディーズ」(中3~高2)は、アメリカの女子大学生・大学院生との交流を通じてグローバル社会で必要な英語力や積極性を養う。「留学プログラム」(高1・高2)は、オーストラリア・ブリスベンまたはアメリカ・カリフォルニア州ユリーカでホームステイする短期留学(17日間)をはじめ、オーストラリア・ブリスベンへの中期派遣留学(3か月)や長期留学(1年)のプログラムもある。社会事情により留学が中止となる際の留学代替プログラムも充実。オンラインセッションや留学生とのディスカッションを実施している。

部活動

チアリーディング部は全国大会の常連

中学と高校が別々に活動するクラブもあるが、サッカーやソフトテニス、バドミントンなどは中高合同で練習している。運動系では、チアリーディング部、バスケットボール部、硬式テニス部などが外部大会で活躍。チアリーディング部は中高一緒に基礎練習や大会に向けた練習を行い、どちらも全国大会の常連。文化系は、園芸部、演劇部、写真部、オペレッタ部など。映像部は映画甲子園などで受賞経験があり、かるた部も外部大会に積極的に参加している。

進路指導

長期休暇中には特別講座を増設

自分の将来について目標を設定し、その実現に向けて努力できるように、中1から段階的に様々なサポートを行っている。例えば、高3、大学生、社会で活躍する卒業生など、100人を超えるロールモデルから受験勉強の仕方や大学での学び、仕事について聞くプログラムを実施。高校では科目選択制を採り、希望の進路に応じたカリキュラムを柔軟に組むことができる。選択科目の中には、大学入試に向けた演習の授業も含まれている。土曜日、春・夏・冬の長期休暇中に特別講座を設置し、基本から入試対策用の講座まで幅広く開講。また、入試の小論文対策に力を入れており、担当制できめ細かく個別指導している。
保護者を対象に、大学入試の現状や進路指導の流れなどをテーマにしたガイダンスも各学年で実施。

その他

「感話」で豊かな表現力を育成

毎朝25分間行う礼拝では、讃美歌を歌い、聖書を読み、祈ることに加え、その日担当の生徒が他の生徒の前で「感話」を述べる。「感話」は、日々の生活の中で感じたり考えたりしたことをまとめたもの。「感話」を書くことは、自己を見つめ、自分の考えを深める作業であり、論理的思考力の育成につながる。文章を書くことが苦手な生徒も、回を重ねるごとに自分の考えを文章で表現する力が自然に身につく。また、人の「感話」を聞くことで、物事を多角的にとらえる力が育まれる。

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