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私立中学

共学校

さやまがおかこうとうがっこうふぞく

狭山ヶ丘高等学校付属中学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

校訓「事にあたって意義を感ぜよ」

「人間尊重」の精神をベースに、豊かな人間性や高い倫理観を持って、社会に貢献できる人材の育成を目指す。創立者・近藤ちよ氏は、内観法(現代に即した自己観察法)を基盤とした独自の「自己観察教育」を確立。「黙想」「対話教育」「茶道教育」を3つの柱とした「自己観察教育」により、自分の心と向き合う時間を大切にし、自己や他者への理解を深めていく。校訓「事にあたって意義を感ぜよ」にもとづき、学校生活の様々なことに意義を見出し、主体的に学ぶ「自学自習」の姿勢を確立できるように学びの環境を整えている。

教育の特色

自己理解を深める探究活動

中1から将来を見据え、目的を持って難関大学への現役合格を実現する教育体制を整えている。高2~高3(進路実現期)の2年間に、方向性がしっかりと決まった状態で受験に向けてブラッシュアップできるように、高1の段階で文系・理系のどちらに進むかを決定。中3~高1(学力錬成期)に中学から高校への学習の移行をスムーズにできるように、中3で高校の内容を少し先取りして学習する。そのために、中1~中2(基礎力充実期)は学習習慣をつけて徹底的に基礎力を養成。

●中学3年間の探究学習
人生の方向性を考えた上で文理選択ができるように、中学3年間で興味・関心を知るための自己探究を行う。中1は、同校が所有する畑(スクールバスで10分)での本格的な農作業を通して、「食」というテーマでの調べ学習と発表を経験。中2はSDGsを大テーマとして自分が気になることを調べて発表し、中3は探究テーマも自分で決定する。中3の教員が中心となり10人以下のゼミ形式で内容を深め、論文執筆やポスターセッションを実施。いろいろな人の興味・関心を知ることから、世の中を知り、自分自身はどんなことに興味があるか、どのような社会貢献ができるかという自己理解を深める。大学の論文などから先行研究を調べていくことで、中学生のうちから大学を知る機会にもつながっていく。自分の興味・関心がどこにあるか体験から知ることができるように、JAXAや国立科学博物館、城ヶ島(地層見学)などへ行く理科実習、小田原城や江戸東京博物館を訪れる校外学習、学年ごとにレベル設定して開催される英語スピーチコンテスト(中1~中3)や体験型英語教育施設「TGG」訪問(希望制)など、座学以外の体験学習にも力を入れている。

施設設備

充実した施設で「文武両道」を実践

校舎(2号館、3号館)や体育館など、2010年代に完成した新しい施設が多い。図書室は、放課後になると夜9時まで自習室として利用できる。にじり口を備えた本格的な茶室(悠久庵)は、高校3年次に行う茶道の授業や部活動で使用。200人以上が入れる生徒ホールは、放課後になると自学自習や学び合い、コミュニケーションを活発にする憩いの場として利用されている。ホール内にはパンやおにぎり、飲み物の自動販売機も設置されており、飲食も自由。昼食は弁当持参が基本となっているが、近隣の店舗によるパンや弁当の移動販売も利用できる。
校舎からスクールバスで15分ほどの場所にある狭山ヶ丘学園総合グラウンドは、サッカー競技場、野球場を擁する広大なグラウンド。弓道場と硬式テニスコート2面も併設されており、日没後も夜間照明を使って練習ができる。義学館(総合グラウンド管理棟)の1階には、部室・更衣室に加え、豊富なトレーニング機器を備えたウェイトルーム、2階には剣道やなぎなたの試合場が3面入る冷暖房完備の武道場がある。

学校行事

体育祭はベルーナドームで開催

体育祭は、西武ライオンズの本拠地であるベルーナドームで開催。オーロラビジョンや音響機材など、球場の設備を使用できる貴重な体験となる。中高それぞれクラス対抗で競うので、クラスの仲も深まり団結力も高まる。生徒たちも運営に関わり、司会・進行を担うのは放送部。用具の準備や審判などは、体育委員会をはじめ多くの運動部の生徒がスタッフとして活動する。当日は各クラスが創意工夫を凝らして制作したクラス応援旗が飾られ、優秀作品を選ぶ投票も実施。運動を頑張る生徒だけでなく、クラス旗の制作や運営などそれぞれ活躍する場が用意されている。文化祭は、高3が食品を扱う模擬店を出すなど、来場者を楽しませる展示や出し物を考えて開催。
年に2回行われる軽登山は、自然に触れる機会でもあり、チームワークを構築したり登山の達成感を味わう体験プログラムの1つでもある。合唱コンクールは司会も生徒が担当し、朝や放課後には、各クラスが練習している歌声が校舎に響く。中2の宿泊研修で近県を訪れ、中3の修学旅行は愛知・三重・岐阜や富山・石川など、行き先は数年ごとに変更。

部活動

中高合同で活動する学びの場

バスケットボール部とバドミントン部以外は、中高合同で活動。部活動を通して幅広い年齢層の生徒と関わり合い、高校生が中学生を教えるなど、協働や協調、学年を越えたコミュニケーションの場にもなっている。なぎなた部、剣道部、卓球部、合気道部は、校舎から徒歩3分の場所にある攻々館で活動。放送部は毎年ベルーナドームで行われる体育祭で、実況と場内放送・BGMを担当する。総合グラウンドが離れた場所にあるため、安全面などを考慮して高校限定の部がある。高校の強化クラブは、硬式野球部、サッカー部、女子バレーボール部、陸上部、弓道部、吹奏楽部。

進路指導

東大教授によるオンライン講座

協定を結んだ高校の生徒がオンラインで受講できる、東大・教養学部による「高校生と大学生のための金曜特別講座」を中学生も受講。毎週異なるテーマで、東大教授が自らの専門分野の面白さをわかりやすく伝える講義から、大学での学びにつながる興味・関心を広げていく。弁護士を招いて進路講演会なども実施しており、キャリア教育や法教育を通して、進路を考える取り組みも行っている。中学生のうちから大学選びにつながる活動や講演などを行うことが、難関大学への進路実績につながっていく。2019年度~2023年度に東大に5人現役合格しているが、そのうち4人が中高一貫生。2023年度は中高一貫生が39人だったが、その中から2人が東大に合格するなど、在籍人数の割合から見ると中高一貫生の国公立大や難関私大合格率が高い。

その他

「生活の記録」による振り返り

ビジネス手帳のような独自の手帳に、時間ごとに予定を書いて実行できたかを振り返って自己評価を行う。「生活の記録」を担任や保護者がチェックしてコメントを書くことで、生徒と担任、保護者との対話の役割も果たしている。1日の動きを可視化することは、社会人になってから、スケジュールやタスクを管理するために必要な力を養うことにもつながる。

制服

家庭で洗濯できるウォッシャブル加工

スクールカラーである紫のワンポイントが、ブレザーの左襟やスラックスのポケット、スカートに入ったお洒落なスタイル。中学生のネクタイはえんじ色。ウォッシャブル加工により、家庭での洗濯が可能。また、撥水加工されているため、雨・水の汚れをはじく。夏服は、男子がワイシャツとスラックス、女子がワイシャツにサマーベストとスカートのシンプルで爽やかなスタイル。女子のベストには、オプションとして紺色もある(冬服時も正装時を除いて着用可)。女子の制服は夏服、冬服用のスラックスも選択できる。

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