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2024/9/13(金)

人気クイズ番組『東大王』の出演者が家まで教えに来てくれる!? 家庭教師サービス『ベストティーチ』の東大王キャンペーン実施中!

株式会社bestiee 代表取締役 後藤弘氏

東大や早慶大、医学部に在籍する先生から質の高い個別指導が受けられると評判の家庭教師サービス『ベストティーチ』。運営元・株式会社bestieeの代表を務めるのは、TBSの人気クイズ番組『東大王』に出演する後藤弘さんです。現在も東京大学大学院にて学ぶ後藤さんが、このサービスを立ち上げた背景には「最高の先生による個別指導を、誰でも気軽に受けられるような環境を作りたい」という想いがあったといいます。

『ベストティーチ』の特長や現在行っている「東大王キャンペーン」への想いを語ってもらうと共に、中学受験スタディ読者へのアドバイスももらいました。

自分で選んだ指導力の高い先生を単発利用できるのが強み

-『ベストティーチ』を立ち上げた理由について教えてください。

一般的な個別指導や家庭教師サービスはスケジュールが固定されていて、まとまった金額が月額で掛かりますし、入会金・年会費も必要です。時間的・金額的なハードルが高く、加えてスポット利用に対応していない所も多く、その点が問題だと感じていました。
また私自身が中学受験経験者で、勉強が好きなタイプではなかったのですが、当時通っていたSAPIXでとても相性の良い先生に出会い、その先生に良い所を見せようと勉強をがんばるようになったんですね。こういった「運命の先生」との出会いを少しでも多く提供したい、そのために最高の先生による個別指導を誰でも気軽に受けられるような環境を作りたい、と思うようになったのが『ベストティーチ』創業につながりました。

-他の個別指導などと比べて、『ベストティーチ』の強みは?

まず教師の質はどこにも負けない自信があります。当サービスの先生は、東大・早慶大・医学部中心の学生をさらに面接で選抜させてもらっています。講師の質が強みでありつつ、一番の違いは単発から使える所ですね。優秀な先生の授業を90分4000円からスポットで利用できるので、塾のマンスリーテスト直前に苦手な単元だけをピンポイントで教えてもらうといった使い方も大歓迎です。

-指導いただく先生は選べるのでしょうか?

もちろんです。そのためにホームページの教師プロフィールを充実させています。出身中高や在籍大学だけでなく、中学受験経験や通っていた塾、それ以外にも趣味や大学で力をいれていることなども記載し、人柄も分かる構成にしています。先生がどのような人か分からないと、お子さんが心を開いて「この先生のためにがんばろう」となりづらいと思うからです。保護者が相性を見極めた上で利用していただけるのも、当サービスの強みかなと。先生を選ぶのに迷われる方には、登録フォームに記載された志望校や通っている塾などの情報から3人の先生を紹介し、その中で選んでいただく形をとっています。

『東大王』メンバーが直接指導することで、やる気に一気に火をつけたい!

-今回のキャンペーンを実施するきっかけやその理由を教えてください。

『ベストティーチ』の利用者から「親子で楽しんで『東大王』を見ています」「『東大王』が勉強の楽しさに気づくきっかけになった」という意見をいただくことが多く、私や他の出演メンバーが実際に教えに行くことができれば、お子さんのやる気に一気に火を付けられるのではないか、少しでも私たちの存在がお子さんの刺激になればと思い、キャンペーンを実施することにしました。

-今回のキャンペーンの推しポイントは?

まずは、今回のキャンペーンでは、私か、同じく『東大王』の出演メンバーである伊藤七海が対面で指導させていただくことですね。90分の授業では分からない問題を教える以外に、受験はもちろん、その後の人生にも役立つことをお伝えしたいと思っています。例えば、我々の今までの経験をお伝えすることで勉強へのモチベーションを引き出したり、受験までのロードマップを一緒に作成させていただいたりもします。

-キャンペーンの対象は小学生から高校生ですが、受験勉強以外の学びにも対応してもらえますか?

もちろんです。算数オリンピックといった高いレベルから、逆にもう少し基礎的な内容、例えば中学受験をする予定はないけれども小学校の基本的な内容を抑えておきたい、中高一貫生で大学受験までは遠いけど授業に置いてかれない程度には頑張りたい方にも、ぜひ参加していただきたいですね。

中学受験スタディ・高校受験スタディ読者限定追加枠(2名)あり! キャンペーンの詳細、応募は、こちらの記事からどうぞ。

親が夢中になる姿を見せることが、子どもに刺激を与える

-後藤さんは今まで勉強にどのように取り組んで来られたのですか?

小学生の頃であれば塾の先生のために勉強をがんばろう、東大受験であれば将来東大に入ってクイズ番組に出たいなど、そういった思いから勉強を自主的にやっていましたね。そのおかげで、大学でも興味のある分野の勉強であれば全く苦になりません。
やはり、自分が「この人のためにやりたい」と思えたり「将来こういうことがしたいから」「この学校が楽しそうだから入りたい」など、何か目標に向かって取り組めるものがあれば、より伸びますし、楽しみながら将来にも役立つ形で勉強ができると感じています。
お子さんの場合は、なかなか将来の夢までは明確になっていないことも多いでしょう。「この人のためにがんばろう」というモチベーションは、特に学年が低いほど大きいと思います。『ベストティーチ』で、お子さんのモチベーションにつながる先生に出会っていただけると嬉しいですね。

-中学受験にはどんな良い所があるとお考えですか?

まず、早い段階で同じぐらい努力している周りの人たちと競い合うことで、きちんと努力して何かに取り組む下地ができます。その努力が実ったらもちろん良いことですし、第一志望校が不合格となってしまった場合も、挫折経験があることで人間的にも成熟する点が、中学受験に挑戦することの意味だと思います。
また、中学受験をがんばって志望校に入ることで、同級生同士のつながり、先輩・後輩との縦のつながりが築けることも人生の大きな財産になります。私も会社を立ち上げて、人脈の大切さを実感しています。

-中学受験を振り返っての感想をお聞かせください。

私が中学受験で母に一番感謝していることは、勉強を嫌々やらされることが最後までなかったことです。私がなかなか勉強しないタイプだったので、塾の保護者面談でも「後藤君は一生スイッチが入りませんね」と母親が言われて、本当に絶望して帰ってきたりもしていたようですが、それでもグッとこらえて、最後まで僕にまかせてくれていたのはありがたかったです。それがなかったら、私は今頃もしかしたら勉強嫌いな人間になっていたかもしれません。
ただ、宿題でやらなきゃいけない範囲をそっと机の上に置いておくくらいのことは母もしてくれていました。やはり小学生男子にとって、テキストを引っ張り出して勉強するまでのハードルがすごく高いので、座れば宿題が取り組める状態までハードルを下げてくれていたことは、本当に感謝してもしきれないですね。

-親子で中学受験に取り組む上で大切にしてほしいことなど、読者にアドバイスをお願いします。

子どもは基本的に親が夢中になって面白いと思ってやっていることを一緒にやりたがる生き物。実際、私も父がボードゲームなどをやっていたら一緒に夢中になってやっていた覚えがあるので、例えば読書や頭を使うようなゲームなど、「こんなに面白いものがあるのだ!」という感じで、保護者が夢中になっている姿を見せることがお子さんにとってすごく刺激になると思います。
 また、中学受験だと知識を詰め込まなきゃいけないものもたくさんあります。その時に、知識と結びつく日常の現象を一緒に再現してみたり、会話の中で一緒に考えてみたりすることによって、知識を覚えやすくする工夫をしてあげるとすごく良いかなと。親御さんも一緒に夢中になって学ぶことができると、お子さんにとって苦痛なく学ぶことができるのではないかと思います。
 志望校選びについては、学校が注力している部活や教育も判断材料としてほしいですね。習い事をする中でお子さんの興味も分かってくると思います。ぜひ文化祭や学校説明会などの機会に足を運び、お子さんの興味関心のある分野に力を入れている学校を探してもらえればと思います。