高1の時、先生に勧められたのがきっかけです。学校行事を支える活動にやりがいを感じ、今年は会長に立候補しました。

昨年、初めて女子美祭の裏方の仕事をしました。とても楽しかったし、この経験を生かして、今年も活動したいと思いました。

女子美祭に向けて、クラスやクラブ、委員会、有志などから提出された企画を、鏡友会が審査、面接をして、参加団体を決定します。クラス企画は全30クラスのうち中高で７クラスずつ選ぶのですが、毎年、激戦を勝ち抜くために、オリジナリティーのある面白い企画が集まってきます。

小学生の時に女子美祭を見学し、先輩たちが優しくフレンドリーに接してくれ、温かさを感じました。今年は対面で会話をすることができませんが、「お客さんに喜んでもらいたい」という気持ちは変わらず、作品や装飾、景品なども、心を込めて一つひとつ丁寧に作っています。

女子美祭は３日間かけて会場をセッティングします。そこで入口や壁の装飾もするのですが、その出来が素晴らしい！　小３の時に初めて見て感動し、入学した後も「たった3日間で、こんなにスケールが大きく素敵な絵が描けるんだ」と驚きました。すべてにおいて細部までこだわっているので、その部分も見てほしいです。

今年も感染症対策で制限のある開催になりますが、それを補うようなクオリティの高いものを提供し、案内も工夫して、女子美の魅力をたくさん伝えたいと思っています。また、中１～高３の全生徒の作品を展示したコーナーもあるので、じっくり鑑賞してほしいです。

３日目は生徒がいないため、ゲーム形式の展示などは減ってしまいますが、それでも存分に楽しめる文化祭を作っていきます。

学校内に入った途端に、気持ちがリセットされて明るい気分になれる。そんな女子美ワールドに浸れる文化祭を作っていきます。

女子美祭を見学しただけでも、自分の中で何か変化するものがあります。私自身がそうでした。そして、ぜひ女子美に入学をしてほしいです。今までにない幅広い交友関係を築くことができるし、何よりも自分が変われると思います。

先輩が言うように、この学校で、自分の良さを認めてくれる友達に出会え、自分の居場所を見つけることができました。まずは、女子美祭を見に来てください。

女子美祭は自分の作品を見てもらえる絶好の機会なので、みな力を注いでいます。コロナ禍でも企画を応募するクラスが減ることもなく、こういう状況を乗り越えて、楽しいものを作ろうと張り切っています。受験を考えている人は、絶対に女子美祭に来てほしい。説明会では伝わらないことも、感じ取れると思います。