文化祭をおこなう「おすすめの私立中学校」

郁文館中学校(共学校)


※こちらの特集は昨年度取材したものを編集しております。



「夢教育」を理念に掲げる郁文館夢学園の郁秋祭は、「絶対全員主人公2DAYS」をテーマに、生徒一人ひとりが主人公として輝ける様々な活動を行う。メイン会場となる体育館・地下ステージの様子は、IBS(Ikubunkan Broadcasting System)委員会の生徒によって、テレビ局で使われる本格的な機材を使って校舎内のモニターで生中継。ステージ発表や校内の装飾などは、エンターテインメント委員会(通称「エンタメ委員会」)の生徒が運営する。グラウンドに並ぶのは、株式会社の形式で会社を立ち上げた高校生による模擬店。郁秋祭への出店は、企画書を作って起業するところから、登記や資金集め、公認会計士による決算処理といった一連のプロセスを学ぶ「起業体験プログラム」として実施される。
今年度は、学校全体でSDGs(持続可能な開発目標)について考えて推奨していくことを目指し、「SDGs日本一」を目標の1つとして掲げている。「郁秋祭でも、起業体験プログラムだけでなく、随所でSDGsとして掲げられている“17のゴール”が見られます。SDGs が何かわからない受験生にも、ぜひ興味を持ってもらいたいです」と、伊奈義浩先生(エンタメ委員会顧問)。郁秋祭は、社会とつながり、将来につなげる「夢教育プログラム」の一環として行われていることが大きな特徴である。


生徒インタビュー(2019年度取材)

Jくん 高2(中入生) エンターテインメント委員
Kさん 高2(中入生) エンターテインメント委員

エンタメ業界を舞台裏から学べる「エンタメ委員会」

Q.エンタメ委員をやってみようと思った理由は? 

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Jくん

中1の時に郁秋祭のステージを見て、テレビで見ているような本格的な機材や照明、映像に感動して、自分も運営してみたいと思って中2の終わり頃にエンタメ委員会に入りました。今はパソコン系の仕事や、資料作りなどを中心に担当しています。

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Kさん

アナウンサーになりたいと思っていたので、入学してからMCをしている先輩たちを見て、自分もMCをやってみたくなりました。それでエンタメ委員会に入ろうと思ったのですが、舞台裏での張り詰めた雰囲気を見たら、すぐには入れませんでした。その後、友達が誘ってくれたので中2の終わり頃に入ることができ、MCなども経験しながらいろいろな活動をしています。いざ自分が委員になってみると、よいものを作りたいという気持ちから、本番が近づくとやはりピリピリと張り詰めてきてしまいます(笑)。行事が近くないときには、台本の書き方など、先輩からいろいろと教えてもらいました。


Q.活動の中でどんなことを学びましたか?

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Jくん

最初の頃は、舞台裏から舞台を見ているだけで、何をしていいかわからない状態でした。見ていくうちに理解を深めることができ、出場者たちをいつステージに出して、いつ退場させるかなどのタイミングも、だいぶわかるようになったと思います。

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Kさん

前に出るまでは、MCの仕事はそれほど難しくないだろうと思っていましたが、人前に出て初めてわかることがたくさんありました。MCをするためには事前リサーチがとても重要です。また、表舞台に立つと、批判を受け止めなければならない場面も出てきます。人前で言っていいこと、言ってはいけないことがあり、パフォーマーとの会話の中で必ず触れなければならないことがあるなど、多くのことを学びました。


Q.先輩から学んだこと、後輩に伝えていきたいことはありますか?

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Jくん

書類を作るときに先輩たちから学んだことは、必ず期限を守らなければならないということです。出演者に関わる書類が遅れてしまうといろいろな人に迷惑をかけてしまうので当たり前のことですが、必ず期日を守るようにしています。それは後輩たちにも伝えていきたいと思っています。エンタメ委員は人数が多くないので、期日を守りつつ一人に負担をかけ過ぎないように、みんなで協力してやることが大切だということも伝えていきたいです。


「本番」を支える事前リサーチやプロ目線のオーディション

Q.今年の目玉となる演出などはありますか?

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Jくん

校門からグラウンドの手前までの道を「郁文通り」と呼んでいますが、そこにレッドカーペットを敷きます。僕がデザインの担当ですので、専用のソフトを使ってこれからデザインをします。昨年は、キャッチコピーの「夢キュン」という文字を書いただけのカーペットでしたが、今年はもっと凝ったデザインにしたいです。

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Kさん

今年のキャッチコピーは「第130回郁秋祭」です。装飾や地下ステージの演出なども、130周年という節目であることを意識して考えていきます。地下ステージのコンテンツに関しては、ダンスバトルとバンドバトルの2つに特化して盛り上げることになりました。2つに集中できるので「今年の郁秋祭はこの2つが本当に素晴らしかったね!」と言ってもらえるように準備していきたいです。

Q.ステージ上では、どのような進行や演出を考えていますか?

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Kさん

基本的なこととして、ステージには常に人がいるようにして観客の目がステージに向くように進行していきます。パフォーマンスとパフォーマンスの間には、観客を飽きさせない工夫が必要です。パフォーマンスが終わったら次の準備が整うまで、MCが終わったパフォーマーにインタビューをするようにしています。

Q.MCはどのような準備をしてステージに立ちますか?

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Kさん

例えばバンドバトルでは、オーディションから立ち会い、それぞれのバンドの構成、どのような曲を演奏していて、普段はどんな活動をしているかなど事前リサーチもしっかり行います。とても根気がいる仕事ですが、それをしておかないとよいインタビューができません。ステージ上では、MCが目立ってはいけないので、パフォーマーが一番目立つように気を配ることも重要です。私も慣れないうちは目立ってしまい、周りの人たちに怒られた経験があります。今年は、エンタメ委員以外からMCをやりたい人を募集しましたが、同じようにオーディションから立ち会ってもらいます。

Q.バンドやダンスのオーディションはどのように行いますか?

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Kさん

パフォーマンスのクオリティで選びます。バンドの方は音楽活動をしている卒業生に、ダンスの方はダンス部で顧問をしている先生2人がプロなので、それぞれプロの目線でしっかりと審査していただきます。


社会とつながり、将来につながる郁秋祭

Q.郁秋祭は「夢教育プログラム」の一環とのことなので、将来の夢を教えてください。

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Jくん

僕は、建築関係の仕事に就きたいと思っています。幼稚園に通っている頃に、『100かいだてのいえ』という絵本を読んで、実在はしないけれどこんな家があったらいいなと思って、建築に興味を持つようになりました。レゴブロックが好きで、小学生になるとレゴで建物を組み立てたりしていました。建物のデザインだけではなく街全体をデザインして、高齢者が住みやすい街をつくるのが夢です。郁秋祭でも今年はカーペットのデザインを担当することになりましたが、カーペットだけでなく、郁秋祭全体を考えて、様々なデザインしていきたいと思っています。

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Kさん

アナウンサーになりたいという気持ちがあってMCを経験してきましたが、今のところその気持ちは変わっていません。入学当初に比べて、どのようなアナウンサーになりたいかが少し明確になりました。報道やバラエティなどいろいろな分野がありますが、オールマイティーにこなせる方が活躍の場が広がると思うので、高校生のうちにたくさんのことを学んでおきたいです。

Q.受験生に向けて、この学校の魅力を教えてください。

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Kさん

入学して驚いたのは、最初に「夢短冊」を書くことです。中1のときに長野県で合宿があり、その中で先生方から夢に対する話を聞いて、自分の「夢短冊」を書きます。短冊は教室の後ろに貼られていますので「自分でこの夢を掲げたからには頑張ろう!」という意識付けになりました。いろいろな夢を持っている人がいますが「無理!」と言ったり笑ったりする人はいません。夢に対して本気になっても、みんな応援してくれるところがいいなと思います。

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Jくん

様々な教育プログラムが整っているので、夢を実現させたい人には最適な学校です。例えば、自分の夢について、「どうしてこの夢を実現したいのか」「実現したら何をしたいのか」「達成するための目標」といったことが記入できるようになっている「夢手帳」が毎年配布されます。夢を現実にしてくプロセスが、すいすい描けるようになっている手帳です。学校行事は、生徒の自主性を重んじて、一般的な学校なら先生がやるようなことも全て生徒が担当しています。エンタメ委員会では、テレビ業界と同じレベルのイベント作りが経験できます。ぜひ郁秋祭に来てください!

文化祭日程(昨年度)

日程 名称 場所 内容

2019/9/28(土)
2019/9/29(日)

郁秋祭 同校

 


※下記、学校説明会日程等と入試日程は、今年度のものとなります。



学校説明会日程等

開催日 開催時間 説明会名 予約
2020/10/3(土) 14:00〜16:00 学校説明会 [要予約]
2020/10/3(土) 14:00〜16:00 【ライブ配信】学校説明会 [要予約]
2020/10/3(土) 16:00〜16:45 新設クラス「iP class」単独専用説明会 [要予約]
2020/10/8(木) 10:00〜 平日午前中に開催する「学校説明会」&「GL特進 ミニ授業見学会」 [要予約]
2020/10/14(水) 17:30〜18:30 平日夕方に開催する「1時間で分かる郁文館中学校スクールツアー」 [要予約]
2020/10/31(土) 14:00〜15:00 iP class 単独専用説明会 [要予約]
2020/11/1(日) 10:00〜 「オータムフェスト2020」(中学校受験生向け「体験授業」) [要予約]
2020/11/1(日) 14:00〜15:45 【来校での参加】第3回 理事長・校長学校説明会 [要予約]
2020/11/1(日) 14:00〜15:45 【ライブ配信】第3回 理事長・校長学校説明会(オンライン) [要予約]
2020/11/7(土) 14:00〜16:00 学校説明&入試問題傾向説明会 [要予約]
2020/11/7(土) 14:00〜16:00 学校説明会&入試問題傾向説明会(オンライン) [要予約]
2020/11/17(火) 10:00〜11:00 iP class 単独専用説明会 [要予約]
2020/11/19(木) 10:00〜 平日午前中に開催する「学校説明会」&「GL特進 ミニ授業見学会」 [要予約]
2020/11/26(木) 17:30〜 平日夕方に開催する「1時間で分かる郁文館中学校スクールツアー」 [要予約]
2020/11/28(土) 14:00〜15:45 第4回 理事長兼校長学校説明会 [要予約]
2020/11/28(土) 14:00〜15:45 第4回 理事長兼校長学校説明会 (オンライン) [要予約]
2020/11/28(土) 16:00〜17:00 iP class 単独専用説明会 [要予約]
2020/11/28(土) 16:00〜17:00 【ライブ配信】iP class 単独専用説明会(オンライン) [要予約]
2020/12/9(水) 17:30〜18:30 iP class 単独専用説明会 [要予約]
2020/12/12(土) 14:00〜16:00 過去問題解説授業 [要予約]
2020/12/12(土) 14:00〜16:00 学校説明会&入試問題傾向説明会 [要予約]
2020/12/17(木) 10:00〜12:00 平日午前中に開催する「学校説明会」 [要予約]
2020/12/21(月) 17:30〜18:30 平日夕方に開催する「1時間で分かる郁文館中学校スクールツアー」 [要予約]
2020/12/26(土) 14:00〜16:00 学校説明会&入試問題傾向説明 [要予約]
2020/12/26(土) 14:00〜16:00 適性検査専用説明会 [要予約]
2020/12/26(土) 16:00〜17:00 iP class 単独専用説明会 [要予約]
2020/12/26(土) 16:00〜17:00 【ライブ配信】iP class 単独専用説明会(オンライン) [要予約]
2021/1/16(土) 14:00〜16:00 学校説明会&入試問題傾向説明 [要予約]

入試日程

試験日 試験名 募集人数 選抜方法 出願期間
準備中 第1回一般入試

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所在地・交通アクセス

〒113-0023 東京都文京区向丘2-19-1

TEL 03-3828-2206

  • 南北線「東大前駅」より徒歩8分
  • 三田線「白山駅」より徒歩10分
  • 千代田線「根津駅」より徒歩12分

マップ

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