学校詳細
建学の精神、教育理念
建学の精神は「敬神・愛人」
「敬神・愛人」という建学の精神のもと、日々の礼拝を中心にキリスト教教育を実践している。「敬神」とは神を敬い、謙虚な自己を認識することを意味する。また、「愛人」とは自分を愛するように他者を愛し、お互いをかけがえのない人格として尊重する心を指している。
教育の特色
国内外の国際交流プログラムを推進
高校入学生とは別クラス・別カリキュラムで教育を行っている。1クラス35人以下の少人数でクラスを編成し、中2・中3の英会話はネイティブと日本人教師によるTTで実施。英語・数学は、中1から一部グレード別。古典は、高1から習熟度別クラスで授業を行う。生徒全員がタブレットを持ち、効率よく授業を進めている。
主要5教科は小テストを定期的に行うことで、基礎学力を確実に身につけている。また、図書館とのコラボプログラムで、読書力、プレゼン力を高めている。大学入試を意識し、ベネッセ「学力推移調査」を年3回実施。これにより、中1の段階から全国のレベルを意識し、大学の合格可能性判定を得ることができる。
グローバル教育にも注力。中学では宿泊による国内英語研修や、セブ・インテンシブ・イングリッシュ・キャンプ、ハワイ・プログラムで短期語学留学を体験し、英語の実践力を高める。さらに、中3・高1の希望者によるニュージーランドホームステイも実施。ホームステイし、バディの通う現地校で一緒に授業を受ける。このほか、中3・高1を対象に、ニュージーランドでの3ヶ月間のターム留学制度もある。
施設設備
体育館アリーナに冷暖房完備
東京湾の内海近くに立地。気候温暖で空気もよく自然環境に恵まれており、生徒たちは6年間のびのびと学ぶことができる。施設も充実。主に中学生が生活する3号館と、60周年を記念して建てられたチャペル棟は、最新の耐震基準を満たしている。
日常的なセキュリティーについては、日中は警備員を配置。監視用カメラも複数台設置するなど、安心・安全な環境確保に努めている。創立70周年を記念して2020年にオープンしたカフェテリアは憩いの場としても大人気。2022年には体育館アリーナに冷暖房&Wi-Fiが完備された。
学校行事
縦割り全校遠足
異質な存在であるお互いを認め合い、助け合って生きていくことを学ぶために、たくさんの行事を行っている。4月は縦割り全校遠足として、学年を超えた縦割りグループでオリエンテーリングを実施。6月は体育祭、9月の文化祭では中3のエイサー公演が名物行事。11月はクラス対抗合唱コンクールがある。
部活動
学習と両立出来るクラブ活動
クラブ活動は、生徒一人ひとりの個性を伸ばし、自尊感情を高める大切な機会であるととらえる。クラブ活動は希望制で、9割の生徒が活発に活動している。運動部は、バスケットボール部、ソフトテニス部、陸上競技部、男子サッカー部、男子バドミントン部。文化部はハンドベル・クワイア、家庭科部、イングリッシュクラブ、理科学部、写真部、美術部、吹奏楽部がある。
進路指導
放課後学習サポートが充実
学習サポートが充実。B.L.T.(ベーシック・ラーニング・タイム)として、週3回放課後に、英数国で指名補習を行うほか、個別指導によって理解不足や苦手箇所を克服する。A.L.T.(アドバンスト・ラーニング・タイム)は、スモールステップの単元別学習に取り組む自律学習の時間。19:00まで開放している学習室で行うため、部活と両立可能。学習室には管理担当者が待機し、いつでも質問に応じる。授業・課題把握・家庭学習のサポートにも力を入れ、着実に学力を伸ばせるようしっかり指導する。
さらに中2・中3を対象に、英・数2科目で土曜特別講座を開講。現在はオンラインによる講座配信の形で行っている。
なお、横須賀学院中学校では、2009年に青山学院大学と教育提携協定を締結。高大連携教育を推進している。また、推薦入学制度の充実を図っている。
その他
体験学習プログラム
横須賀学院中学校では、さまざまな体験学習プログラムを展開している。中2は清里自然教室を実施、清里高原を舞台に酪農や農作業などを体験する。中3は沖縄自然教室を実施。イノー(珊瑚礁池)の観察などを通して自然との共生を考え、沖縄戦の学習を通して「平和」の意味を学ぶ。
制服
男女ともにブレザータイプ
制服は男女ともブレザータイプを採用。ネクタイは同校のスクールカラーであるエンジを基本にネイビー・グリーンと3色の中から選ぶことができる。スカート・スラックスは落ち着いたグレーのチェックで統一している。セーター・ベストはホワイトとグレーの2色があり、サマーセーターも人気がある。2021年度から夏服オプションとしてポロシャツを採用。ホワイトとネイビーがあり、生徒の人気も高い。