学校詳細
建学の精神、教育理念
「研鑽力、発想力、協働力の育成」
相模女子大学中学部の建学の精神は「高潔善美」。教育目標「研鑽力、発想力、協働力の育成」のもと、めざす生徒像として「自ら学ぶ姿勢を探求する生徒」「しなやかに発想し実践する生徒」「個の力を社会の中で発揮する生徒」を掲げている。
教育の特色
独自の情操教育で感性や表現力を豊かに養う
高校は難関大学受験に対応する力を身につける「特進コース」と、行事や部活動、大学受験すべてに全力投球できる「進学コース」に分かれる。
独自の情操教育にも注力。さまざまな分野で活躍する人を招いての講話、茶道、ヴァイオリンの実技指導も行う音楽、自然あふれる広大なキャンパスを舞台に学ぶ美術、表現の授業、相模女子大学栄養科学部との連携による食育など多様に行っている。表現の授業では「自分新聞」作りやキャッチコピーの作成など、自分の考えを表現する学習活動が設定されている。自分だけで考えるのではなく、他者とのコミュニケーションを行いながら考えをまとめる表現活動だ。食育として、家庭科の授業で調理実習や家で作った料理を記録する「レシピノート」作りに取り組む。さらにノートの中から「いちおしレシピ」を選び、PCでまとめ発表するなど、栄養や食文化などについて一人一人が楽しく、主体的に学んでいく。
キャンパス内に幼稚部から大学院までそろう相模女子大学の特色を活かし、学園内連携を深めている。「高大連携講演会」では複数の学科による講座の中から生徒が各自興味のある講義を聴講。将来の進路を考えるきっかけとなっている。幼稚部への絵本の読み聞かせや、高校2・3年生の保育の仕事を志している生徒が幼稚部でお手伝いをする保育実習も行っている。
施設設備
150本を超える樹齢100年の桜
東京ドーム4つ分の広大な敷地の中に豊かな自然環境・文化的環境が整っている。150本を超える樹齢100年の桜は相模原市の名勝となっており、お花見スポットとしても知られている。イチョウ、ハナモモ、キンモクセイ、クリ、カキ、ツツジなど四季おりおりの自然がキャンパスを彩る。
中世ヨーロッパのロマネスク建築を思わせる重厚で美しい校舎は、光がふんだんに降り注ぐ。グラウンド、テニスコート、多目的コート、プールなど運動施設も充実。返照庵は本格的な茶室。陶芸室は大型灯油窯、土練機、電動ろくろ、手回しろくろ、釉薬調合用具が完備。図書館は蔵書3万5千冊。図書委員の活動も盛んで、文学散歩や古典を読む会などを企画している。キャンパスは警備員常駐。巡回警備も行う。
学校行事
心肺蘇生法講習を実施
年間を通して多様な行事がある。4月は新入生オリエンテーション(中1)、6月は修学旅行(中3・沖縄)、キャリア講演会(中3)、林間学校(中2・みなかみ)、9月は体育祭、11月は相生祭(文化祭)、1月は主張コンクール、2月は合唱コンクール、3月はAEDの使用法などを学ぶ心肺蘇生法講習など。
部活動
サッカー部、バトントワーリング部など活躍
相模女子大学中学部では多くの生徒が勉強と両立させながら部活に励み、外部大会で活躍している。部活の種類も豊富。サッカー部は県高校女子サッカー選手権大会準々決勝進出でベスト8。バスケットボール部は全国大会ベスト8。バトントワーリング部は全国大会銀賞。吹奏楽部は東日本大会金賞。運動部は陸上競技部、ダンス部、スキー部など。文化部はPC部、合唱部、茶道部、科学部、英語・国際交流部など。
進路指導
大学合格実績が上昇中
一人ひとりに寄り添うきめ細かい指導で第一志望合格をめざす。主な取り組みとして、放課後補習、学内予備校、長期休暇中の講習、センター試験直前講習、模試結果分析会、夏期勉強合宿、卒業生による受験体験座談会など。
キャリア教育として、キャリア講演会、高大連携講演会、大学出張講義などを行っている。
近年大学合格実績が着実に伸びており、国公立大は千葉大、東京外語大、東京学芸大、東京芸術大、お茶の水女子大、横浜市立大など。私立大は早慶上智、東京理科大、GMARCH、東京医科歯科大、東京薬科大など。相模女子大学での内部進学制度もある。
その他
国際理解教育として海外体験が豊富
相模女子大学中学部では、国際理解教育を推進している。高2はニュージーランド修学旅行。ファームステイも経験しながらニュージーランドの人々と触れ合い、生活や文化を学ぶ。オーストラリア海外研修は中高生希望者対象で、ホームステイしながら姉妹校で学んでいく。高校生希望者によるカナダ海外研修ではホームステイをしながら、英語を外国語として学習する人たちを対象とした集中英語プログラムを行う。