学校詳細
建学の精神、教育理念
志を大きく育て、豊かな人生を拓く一生の力に
山脇学園は、1903(明治36)年に山脇玄・房子夫妻が創設。校章に込められた初代校長の想いである「秀峰三姿」は、「いつどこから見ても変わらぬ姿」「清らかで穢れなき心」「感情を抑える克己心とおだやかなで平和な姿」をあらわしている。また、現代社会で女性が活躍するために必要な力を育むために、教育目標は「自ら求め、深く学ぶ(自主・探究)」「志を抱き、未来を拓く(立志・展望)」「お互いに思いやり、仲間とともに創る(互恵・協働)」の3つを定めている。
教育の特色
総合知の育成
人文、社会、自然科学の各分野の視点を融合した「総合知」をコンセプトに、独自のクロスカリキュラムを編成。探究活動や教科横断型授業で、社会で活躍できる実学的な学びを実施している。
施設設備
きれいで快適なキャンパス
都心とは思えない広大で緑豊かなキャンパス。広い校庭・明るい教室だけではなく、各学年フロアのリフレッシュコーナーや本格的な講堂、カフェテリア、EI(イングリッシュアイランド)、SI(サイエンスアイランド)、屋外実験場も完備。2022年12月には、図書館、自習スペース、プレゼンエリアを備えた「探究活動の拠点」Learning Forestを新設した。
学校行事
山脇祭や体育祭
年間を通して体験的な行事が豊富。5月は中3修学旅行(関西)、中3科学研究チャレンジプログラム(屋久島・種子島)、高2修学旅行(沖縄・長崎)、校外学習(中学・高校)、7月は夏季学校(中2・高1)、中3英語チャレンジプログラム・イギリス研修クラス(イギリス語学研修)、8月はオーストラリア語学体験研修(高1希望者)、9月は山脇祭(文化祭)、10月は体育祭、12月は中3英語チャレンジプログラム・沖縄研修クラス(OISウインター研修プログラム)、2月は合唱祭(中学)が行われる。
部活動
生徒主体の活動
37ある団体では、いずれも中学生と高校生が一緒に活動しており、90%以上の生徒が部活動に加入している。ネイティブ教員とEIでの放課後のアクティビティーなどを企画するEI部、SIの施設を拠点に自主研究を行うSI部、研究活動やプレゼンテーションを行うLI部がある。運動部にはテニス部、ソフトボール部、卓球部、山岳散歩部、バレーボール部など。文化部には書道部、茶道部、散歩部、漫研アルカディア部、折り紙と砂絵部、かるた部などがある。
同好会には、写真同好会、弦楽同好会がある。
進路指導
志の実現を手助けする
「自分の納得した進路を自分の力で決める」ことを大切にしている。そのためにさまざまなキャリア・進路支援の機会を用意。他者貢献の視点を持った志の実現へ向けて、全力で応援している。
その他
伝統の女子教育
琴・礼法・華道は、同校伝統の授業。音楽の授業とは別に、中1で必修の授業「琴の時間」(山田流)を設けている。また、中2~3の道徳の授業の半期を使って「礼法」と「華道」の授業を行っている。これらの学びを通して日本文化への理解を深め、日本女性ならではの豊かな感性や、相手を大切にする心を育て、それを美しく表現する所作を身につけていく。
制服
アイテムも着こなしも多彩
伝統のワンピーススタイルも、ブレザースタイルも、好みやお天気、気分に合わせて自由に着用できる。セーター(白・モカ・紺)やコート、リュックなどオプションも豊富に用意されている。2023年度の夏より紺と白のポロシャツが導入された。また、スラックスについても、2024年度秋より導入が決定している。