目白研心中学校

説明会に参加してみて

私の目白研心中学校のイメージは、まだまだ女子生徒が活躍している学校なのだろうと先入観を持って参加してみたところ、門の案内からして男子生徒が立って案内をし、男子生徒だけで練習しているテニスコートの横を通りながら、私の抱いていた概念が覆りました。
説明会では、入場前の消毒、検温、会場の換気、座席間隔に至るまで、コロナ対策を十分にとっている対面式の説明会でした。校長先生が冒頭の挨拶で、中高生には朝起きて学校に行って部活動をやる。この規則正しい生活が教育において必要であると考える。そのため本校は対面を重視する学校です。とおっしゃっていました。
そして今回の説明会は、全体会を縮小して、より実践的な入試対策について分かれて入試問題解説が行われました。私は英語スピーチ入試と適性型入試の教室に参加させていただきましたが、ここまで教えてくれて大丈夫なのか？と思うくらいかなり詳しく合格に必要なポイントを解説されていました。自分の得意を生かしてどうか合格してほしい、そして入学後は先生たちが背中を押して未来に羽ばたかせてあげる。そんなメッセージが込められているように感じました。
校舎見学で、各教室にピアノが配置されていたり、トイレもとてもきれいで、手洗いの手拭きの紙の横には、「お使いください」とメッセージが添えてあるなど、この使い心地の良さは元女子校の良いところが残っているように感じました。女子のチア部やラクロス部、男子のサッカー部など団体で目立つ部活もあれば、調理研究部や合唱部に男子生徒が多く在籍していることも校風の特徴ともおっしゃっていました。授業のコースにしても部活にしても男子でも女子でもこの学校には自分の心地よい居場所がある。そんな風に感じる説明会でした。

(M)