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私立中学

女子校

せいしんじょしがくいん

聖心女子学院中等科

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

一人ひとりを大切に育む

イエスのみこころの教えに基づく教育観を芯に、カトリックミッションスクールとして1908年に創立。一人ひとりが神の愛を受けたかけがえのない存在であることを知り、世界の一員としての連帯感と使命感を持って、よりよい社会を築くことに貢献する賢明な女性の育成を目指す。「魂を育てる」「知性を磨く」「実行力を養う」という3つの教育方針のもと、世界中にある姉妹校のネットワークを活用して、グローバルマインドを育む教育に力を注いでいる。

教育の特色

女子の発達段階を踏まえた4-4-4制

成長の早い女子の発達段階を踏まえて、12年間を4年ごとの3ステージに区切る4-4-4制の独自カリキュラムを2008年から導入。発達段階の中で特に初等科5・6年生の2年間を重要と考え、5年次に新入生を約24名迎え入れ、ゆとりを持って8年間の一貫教育を行っている。セカンドステージ(小5~中2)では初等科と中等科の教員が連携し、週1回カリキュラムに関する会議を行っている。各教科で研究や工夫を重ね、サードステージ(中3~高3)へのスムーズな移行を実現。理科や社会など、5・6年生と中等科の学習内容が重なる部分は、初等科の段階から中等科で使う用語で学び、より深みのある学習を行うことができる。また、5年生からはiPad、中3からはノートパソコンを1人1台持ち、ステージに合わせてICTを活用した授業にも取り組んでいく。
グローバルマインドの育成に重要となる英語教育には初等科から力を入れており、5・6年生は50分授業を週2回、日本人とネイティブの教員がペアで行う。初等科5年次の新入生を対象に、1年間少人数で取り出し授業を行うサポート体制も整っている。中等科と高等科では日本人教員によるオールイングリッシュの授業とネイティブ教員による授業を組み合わせ、4技能をバランスよく養成。教科書は『Progress in English 21』(エデック社)のほか、高等科では大学の一般教養で使われるレベルのテキストも使用して、世界の人たちと共生するためのツールとして使える英語の習得を目指す。GTECのスコアも高く、高2の約半数が早・慶・上智合格レベルまで到達。

施設設備

緑に恵まれた広大な敷地

東京23区内にありながら様々な種類の野鳥も訪れる、緑に恵まれた環境。約5万㎡の敷地内に、3つの体育館、朝礼やミサなどが行われる聖堂、1200名収容のソフィア・バラ・ホール(2020年3月に改修工事完了)、屋内温水プール、グラウンド、テニスコート(7面)、図書館、天文台などを有する。図書館の蔵書は、都内私立女子校の中で最多の6万8千冊。5年生~中2は同じ校舎で学び、5・6年生も実験室などは中・高の施設を使用して学習を深める。

学校行事

心静かにクリスマスを祝う

イエス・キリスト降誕を祝う「クリスマスウィッシング」は、ミッションスクールならではの行事。初等科は6年生が中心になり、キリスト降誕の物語を演じる聖劇を英語で行い、英語のクリスマスソングを1年に1曲ずつ覚えて歌う。中等科は生徒がクリスマスの意味を考えて脚本を手掛ける日本語の創作劇、高等科は女子三部合唱によるメサイアと、オーケストラの演奏でキリスト生誕をお祝いする。
中高等科の体育大会は、中1~高3の学年対抗(5・6年生は初等科の運動会に参加)。団体競技は中等科生が高等科生に勝つチャンスもあり、毎年大いに盛り上がる。体育大会や球技大会は、運動部に所属する生徒が活躍する場でもある。「みこころ祭」(中高等科文化祭)は、ダンス部、日本語演劇部、英語演劇部、オーケストラ部などによるステージ発表が注目を集めるほか、理科部の演示実験なども人気。教室での展示には5・6年生も参加し、各教科で取り組んだ調べ学習の展示発表を行う。

部活動

ダンスや演劇は本格的なホールで練習

部活動は中・高合同で行い、活動日は週2回。運動部は朝練・昼練などをプラスして試合に備える。ダンス部、演劇部(日本語・英語)、オーケストラ部は、ソフィア・バラ・ホールで練習や発表ができるため、舞台芸術の世界に魅了されて音大や美大に進む生徒、舞台芸術を支える裏方の職業に関心を持つ生徒もいる。運動部では、大会会場としても使われる7面のテニスコートを活用して、テニス部が活発に活動。部活動と兼部できるサークル(同好会)も各種あり、好きなことや興味のあることを見つける選択肢も豊富。模擬国連活動は全国大会の常連で、全米大会に派遣された経験も豊富にある。部活動やサークルに参加できるのは中1からだが、初等科6年次に入りたい部で体験入部ができる。

進路指導

中3からゆとりを持って指導

サードステージが始まる中3から、社会に貢献する生き方を模索し、大学の先まで見据えたライフデザインを描く。奉仕活動や職業体験、海外体験プログラムなどから、進む道を見出す生徒もいる。サードステージの4年間に、大学生や企業で活躍している卒業生たちの話を聞く機会を学年に応じて設け、生徒たちのライフデザインをサポート。
オールラウンドな教育を目指すため、文系・理系でクラス分けはせず、選択科目で対応して進路に合わせた時間割を組む。オープンキャンパスに参加したり、担任と相談したりする中で、進路を変えたくなった場合は文転・理転も可能。就職に強い女子大としても人気がある聖心女子大学へは、成績が基準に達していれば姉妹校推薦制度を利用して進学できる。他大学への指定校推薦枠も多く、姉妹校推薦以外で受験した生徒の約半数が東大や早・慶・上智などの難関大学に合格。

その他

姉妹校を中心に長期・短期留学

世界に広がる姉妹校のネットワークを活用して、短期・長期留学プログラムを多数用意している。カナダのハリファックスへの長期留学(1年間)は高2、アイルランドやアメリカ、台湾、メキシコなどへの短期留学(2~4週間)は高1から各年次で学校の代表として派遣。姉妹校への長期留学は単位互換が認められており、帰国後は同級生と共に進級できる。姉妹校からは交換留学生の受け入れも積極的に行っており、学校生活の中でも異文化交流をする機会が多い。また、高等科では夏休み中にカンボジアやフィリピンなどで体験学習を行うプログラムも用意。観光旅行では体験できない世界の現実に触れ、現地での出会いと交流を通して将来につながる深い学びを得る。海外での異文化交流から入門・中級・上級レベルの留学まで、多くの生徒がレベルや目的にあわせて様々な海外体験をしている。

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