伝統の宗教教育を基盤に、世界にはばたく個性を伸ばす
スタディが注目する「白百合学園中学校」のポイント
1881(明治14)年創立という長い歴史を誇るカトリックの女子校。多彩なボランティア活動を活発に行うなど、心の教育を柱とする伝統を守り続けている。キリスト教による心の教育と英語・フランス語の2か国語教育、さらに、国際教育、芸術教育、そして各教科の授業を大切にして、全人教育を行っている。アメリカやフランスでの国際プログラムなど国際交流の機会も多い。「21世紀の国際社会で活躍できる女性の育成」を掲げる一方、リーダーシップがとれる生徒を育てるだけでなく、リーダーをサポートする役割の生徒も育てている。実際に、グループをしっかり支えることによって貢献している生徒や卒業生が多い。また、近年は医療系分野に進学する生徒が増加。背景には、実験・観察に力を入れることにより、理系に興味を持つ生徒が増えていることや、宗教教育やボランティア活動を通じて「人々の幸せのために生きる」ことの喜びを感じる生徒が多いことが挙げられる。