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女子校

しょうわじょしだいがくふぞくしょうわ

昭和女子大学附属昭和中学校

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デジタルパンフレット

スクール特集(昭和女子大学附属昭和中学校の特色のある教育 #14)

生徒が語る“昭和女子の今”2022(中学1年生編)

生徒の生の声を通して、学校の特色や魅力をご紹介。それぞれ本科コース、グローバル留学コース、スーパーサイエンスコースに入学した3人の1年生に、どんな学校生活を送っているのか取材した。

お話を聞いた1年生

▶︎写真左より:Aさん、Fさん、Kさん

Aさん スーパーサイエンスコース   演劇部
Fさん グローバル留学コース     放送部
Kさん 本科コース          ダンス部

昭和女子大学附属女子中学校を選んだ理由

―この学校の進学を決めた理由を教えてください。

Aさん 6年生の時にいろいろな学校のホームページを見ていたら、昭和のスーパーサイエンスコースを見つけました。もともと理系の科目が好きで、理系に特化したコースがあることを知り、直感で「ここに行きたい!」と思いました。それに、女子校に通うのも憧れでした。

Fさん 私は幼稚部(現:昭和女子大学附属昭和こども園)から、昭和に通っています。中学に内部進学をしたのは、キャンパス内にこども園から大学まであって、他にもBST(ブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和)やテンプル大学(米国州立テンプル大学ジャパンキャンパス)があり、人見記念講堂や図書館など施設が充実している環境がいいなと思ったからです。特にBSTとはよく交流をしていて、外国の文化を身近に感じられるのも魅力でした。

Kさん 私も初等部からの内部進学生です。学校見学に行ったときに、学校へ行く度に先輩たちが気持ちのよい挨拶をしていたのが、とても印象に残っています。初等部での6年間も楽しかったし、中学・高校には素敵な先輩がたくさんいて、私もそういう人になれるように成長したいと思い進学を決めました。

それぞれの学校生活の思い

―学校生活で楽しいことは何ですか?

Aさん 友だちとの会話です。最初は初等部の人と仲良くなれるのかなと心配していたのですが、みんな気さくに話しかけてくれてすぐに馴染めました。授業もとても楽しいです。どの教科の先生も生徒の興味を引くように授業を進め、特に理科演習というスーパーサイエンスコースだけにある授業が面白いです。1学期は、ブラックボックスに入っているモノや構造を実験してどうなっているのかを考えたり、水質調査をしたりしました。中1の理科は生物が単元になっているのですが、理科演習はいろいろな分野の実験をするのが楽しいです。

Fさん 私も授業が楽しいです。グローバル留学コースを選んだのは、英語が好きだったからですが、すごく得意というわけではなく、入学した頃は授業についていけるか不安でした。でも、先生が1から丁寧に面白く教えてくださるので、もっと英語を好きになることができました。放送部の部活も、楽しみながらがんばっています。先日、体育祭でアナウンスを経験し、人前で話す自信がつきました。また、グローバル留学コースはノリのいい人が多く、クラスの雰囲気も明るくていいなと感じています。

Kさん 私は毎日、学校生活を満喫しています(笑)。その中でも一番はダンスの部活動です。クラスメイトは行動的な人が多く、体育祭では自分から応援用のうちわやグッズを手作りしている人がいて、見ているだけで楽しめました。学習面では、私は小学校時代に英語を少し習っていたので、レベル別では上のクラスで授業を受けています。授業前には、英語がもっとできる友だちから教わったり、チェックをしてもらったり。そういう勉強の仕方も楽しいです。

―反対に、学校生活で苦労していることは何ですか?

Aさん 昭和は朝礼が8時と早く、その分早起きをしなくてはなりません。通学に1時間以上かかるので、毎日5時半くらいに起きています。だいぶ生活のリズムを掴めるようになりましたが、やっぱり早起きはつらいです。

Fさん 宿題が多いことです。毎週、英語のプリントが5枚くらい出され、週明けには小テストがあります。だんだんレベルが上がって難しくなり、テストが80点未満だと、土曜日の放課後に再テストがあります。不合格になりたくないので、がんばって勉強をしていますが、英語以外にも宿題があるので大変です。それから、ネイティブの先生の英語をきちんと聞き取るのに苦労しています。前に一度、先生から配られたプリントを私は宿題だと思って次の授業までに準備していったら、宿題ではなかったことがありました。どうも先生は「プリントを忘れずに持ってきてね」と言っていたようで、私の聞き間違えだったことがわかりました。

Kさん 私が大変に思っているのは、テストの多さです。中間・期末テストは予想ができるのでいいのですが、小テストが毎週のようにあって、月に1回は昭和独自のV.S.T(Vocabulary&Structure Test)という英語のテストや、漢字検定のテストがあります。友だち関係の大変さは、女子校ならではのものかなと思っています。ちょっと性格が合わない人もいるけれど、努力をして乗り越えています!

これからの挑戦、なりたい中学3年生の姿

―今後、チャレンジしたいことは何ですか?

Aさん 英語と歴史の勉強をがんばりたいです。私は中学で、ほぼ0の状態から英語の学習を始め、今も少し苦手意識があります。中2ではボストン研修*があるので、もっと英語力を付けて、現地の人とも話ができるようになりたいです。また、スーパーサイエンスコースは、中3で屋久島研修があります。屋久島の歴史を知っていたほうが、研修を楽しめるし、理解も深まると思います。
他には、人前で堂々と話ができる人になりたいです。私が演劇部に入ったのも、発表やプレゼンをするのがあまり得意ではなく、それを克服したかったからです。今も授業などで指名をされたら発言しますが、自分からは手を挙げられないので、もっと積極的になりたいです。

Fさん 私は部活とは別に、オペレーション・グリーンという環境問題をテーマにした課外活動に参加しています。ブリテッィシュ・スクールの生徒たちとも交流しながら活動しているのですが、議論をする場ではなかなか自分の意見を言うことができていません。今は先輩がフォローしてくれているけれど、今後は自分から企画を提案したり、発言をしていきたいと思っています。

Kさん 私は夏休みにSDMs(スピーチ・ディベート・模擬国連の会)という有志のグループに入りました。きっかけはSDMsが主催した模擬国連のワークショップに参加をして、興味を持ったからです。まだ入ったばかりで、活動があまりできていないので、がんばりたいです。

*ボストン研修…学園が米国に設立した教育施設「昭和ボストン」で、中2の全生徒を対象に12日間の研修を実施。

―2年後、どのような中学3年生になっていたいですか?

Aさん きっと中3では授業が難しくなり、ついていくのが大変になっていると思うけれど、諦めることなく最後までやり切る人になりたいです。また、部活の演劇部では今よりも演技が上手になっていたいです。文化祭で劇をする時は役のオーディションがあり、今年は落ちてしまいました。役も勝ち取りたいし、中3では後輩もできているので、後輩から「こういう人になりたい」と思われる先輩でありたいです。

Fさん グローバル留学コースは、高1の時にカナダに行くので、中3までしっかり英語力を付けておきたいです。英検2級までは取得したいと思っています。性格のことでは、もっと明るく行動的な人になりたいです。クラスではまだ自分のことを全部は伝え切れていないので、陰キャ(陰気なキャラクター)に思われていて(笑)、クラス替えがないので、少しずつ自分自身を出していけたらと思っています。
部活では、放送部はいろいろな外部の大会に出場していて、過去にはすごい先輩もたくさんいるので、私もコンテストで入賞を果たしたいです。

Kさん 自分の意見を持った3年生になっていたいです。今は自分でも人の意見を聞いたら、そうかなぁと流れやすい性格だと思っているので、もっとじっくり物事を考えて、自分の意見を伝えられる人になりたいです。部活も変わらずがんばっていきたいです。ダンス部で大切にしている挨拶や笑顔も忘れずに、後輩から憧れられる先輩になっていたいです。

受験生のみなさんへ

―受験を考えている小学生にメッセージをお願いします。

Aさん 私は6年生の9月頃、成績が落ちてしまって、受験をやめようと思ったことがありました。でも、両親や周りの人が支えてくれて、最後までがんばってきたから、今の楽しい生活があります。たぶん今、受験勉強をがんばっている人たちも、遊びたかったり、投げ出してしまいたいことがあると思うけれど、努力は必ず報われるので、自信をもって受験にのぞんでください。

Fさん 私は中学受験をしていないので、受験のアドバイスはできませんが、昭和の良さは、朋友班という1~6年生の縦割りグループによる活動があって、先輩とも仲良くなったり、ブリティッシュ・スクールの人とも交流があるので、いろいろな人と知り合い、たくさんの経験ができるところです。笑顔があふれる学校なので、ぜひ来てください。

Kさん 小6という一生に一度の時間を大切にしながら、受験勉強をがんばってほしいです。昭和は、同級生だけでなく、先輩や後輩ともつながりがあって、和気あいあいとした学校です。ダンス部も楽しいので、入学をしたらダンス部に入ってもらいたいです。皆さんに会えることを楽しみにしています。

【取材を終えて】
入学してから約半年、3人とも学校生活を謳歌していることが、インタビューから伝わった。最初に広報の先生から「学校の良いところだけでなく、マイナスなことも、ホンネで語っていいからね」と言われていたのだが、全く出てこなかったのは、言いづらいというよりも、本当に学校に馴染んでいるからだと思えた。2年後、同じ生徒にインタビューを行う予定で、なりたい中学3年生像になっているのか、話を聞くのが楽しみだ。

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