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女子校

しょうわじょしだいがくふぞくしょうわ

昭和女子大学附属昭和中学校

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デジタルパンフレット

スクール特集(昭和女子大学附属昭和中学校の特色のある教育 #11)

生徒が語る昭和女子の今(中学3年生編)

生徒たちが感じる昭和女子大学附属中学校の魅力とは? 中学3年生の3人がホンネで語る。中学受験を経験し、同校に入学した生徒がどんな学校生活を送り、何を思っているのか、話を聞いた。

▶︎写真左より:HTさん、NTさん、MSさん

<お話を聞いた生徒>
MSさん(本科)
HTさん(スーパーサイエンスコース)
NTさん(グローバル留学コース)

それぞれの志望動機

なぜ、昭和女子大学附属中学校を受験されたのですか?

MSさん:家の近所に昭和に通っている人がいて、楽しそうだったのと、学校見学やクラブ見学で、在校生がみんな挨拶をしてくれたり、明るい人たちばかりだったので、入りたいと思いました。

NTさん:小さいころからインターナショナルスクールに通っていて、英語が好きで、いつか留学したと思っていました。昭和にはグローバル留学コースがあって、高校で10ヶ月留学できることを知り入りたいと思いました。高校でカナダに行くことが決まっています。

HTさん:私は女子校に行きたいと思っていて、近所に住んでいる昭和出身の人が「昭和っていいよ」と勧めてくれました。設備もきれいだし、私は数学が好きなのですが、スーパーサイエンスコースがあることを知って、私と同じような興味をもっている人たちと同じクラスで学びたいと思って選びました。数学は、答えは一つなのに考え方がいろいろあって面白いですし、人に教えたり、教えられたりするのも楽しいです。

昭和らしい学校生活とは

昭和ならではの「好きなこと」「苦手なこと」はありますか?

MSさん:苦手だなと思うのは、5分間走です。伝統的なものなのだと思いますが、体育の授業の初めに5分間、グラウンドを走るんです。体力がついてすごくいいことだとは思いますが、個人的には苦手です。心構えとしては「体力と精神を鍛えるため」と1年生のときに教えてもらったので、きちんと頑張ってやりたいと思います。私はソフトボール部でファーストを守っていて、部活でもダッシュとかで走ったりしますが、距離が決まっているダッシュは苦になりませんが、5分間走は決まっていないので……。

昭和に入ってよかったなと思うのは、発表する機会がたくさんあることです。発表を重ねることで人前に出るということについては成長できたし、度胸がつきました。感話とか最近ではパワポ(パワーポイント)を自分で作りプレゼン(プレゼンテーション)しています。「私の研究」というのもあり、1年間、自分の好きなことを徹底的に調べて、最後にクラスや全校生徒の前で発表したりします。1年生のときは糖分補給について調べました。甘いものが好きだったし、甘いものを食べると頭にいいということを聞いて、どうしたら効率よく勉強を進められるのかが気になったので調べました。

NTさん:好きなところは中国から修学旅行で来た人たちと交流できたり、B.S.T(British School in Tokyo)が学校内にあり、学校外の方と交流する機会がたくさんあるところです。企業の方の話を聞く機会もあるので、そういう方たちの話を聞くと、進路とか将来のことを考えるときにいろんな選択肢を考えられます。また、外国の人と話をするのに、言葉がわからなくても、どう話せば伝わるかを試行錯誤しながら交流できるのがすごく楽しいです。あとは、英語で話せる時間はとても楽しいです。今日は話せる! とか、新しい単語を覚えたときは今度使ってみよう! と思います。

HTさん:ちょっと…と思うのは、サイエンスコースはすごく実験が多いところです。そうすると、レポートも多くなってしまうので。提出期限が短かったりして、みんな、毎日レポートに追われている感じです。

楽しかったのは、「ブラックボックス」というサイエンスコースの最初の実験で、箱の中に何が入っているのかを当てる実験です。実験というより、研究ですね。方法は自分たちで考えるのですが、グループで話し合ったり、話し合ったことをまとめたりしました。それは楽しかったです。箱を傾けてみたり、磁石を当てたりして、金属の球で箱の中には仕切りがあることがわかりました。でも、答えは教えてもらえなかったので、ずっとモヤモヤしたままです。先輩たちも同じ実験をやっていて、答えは教えてもらっていないみたいです。

学校生活で印象に残っていることは何ですか?

MSさん:中学1年のときの昭和祭です。お店を回るのも楽しかったですが、クラスのみんなで外部の人に模造紙を使って学校紹介をしたり、装飾をしたりしたのが楽しかったです。それに、クラスの和ができたのが良かったです。

NTさん:私はネイティブの先生の授業です。「カナダに行ったらこんな感じなのかな」ということが体験できます。英検2級に合格するとαコースに入れて、週4回ネイティブの先生の授業が受けられます。私は中2でαコースに入ったのですが、カナダ、アメリカ、オーストラリア出身の先生に教えてもらっています。カナダ人の先生はいつも体を張って英語のジョークを教えてくれたりして、それがすごく楽しいです。最初はどこが面白いのかわかりませんでしたが、日々やっていると、面白さがわかってきて。日本のジョークと違って、ちょっとひねくれた感じで、その一味を考えるところがまた面白いところです。

HTさん:昭和ならではだと思いますが感話の授業があって、自分が興味を持ったことを調べて発表するのですが、その授業が印象に残っています。私はサイエンスコースなので科学について興味があったことを調べて、みんなに発表しました。それに対して疑問を持ったことをみんなが手をあげて質問したり、思ったことを言ったりするのが、すごく昭和ならではだな、と思います。どんなことを調べたのかというと、例えば「なぜ目の色が違うのか」ということについてです。目の色が違う理由は、日光の強い光に耐えられるように、光が強い地域では目の色が黒くなり、光が弱いところでは青や緑になります。髪や肌も同じです。そう考えるとやっぱりグローバル社会で、差別はいけないなということをみんなで考えたりします。最近はSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)が注目されているので、SDGsに絡めて、何に役立つかを考えながら発表しています。

女子校の良さはどんなところですか?

MSさん:困ったことなどを誰にでも話せるところです。グループもあるにはありますが、緩いグループなので、今日はこっちのグループでお昼を食べる、明日はこっちみたいに自由に出入りできます。ほんとに誰とでも話せますし、誰とでも親密になれると思います。

NTさん:男子の目を気にしなくていいので、みんなで思い切り楽しめます。クラスにはサバサバして男っぽい子もいるので、ちょっと共学みたい感じもあります。誰が誰を好きというようなことを気にしなくていいので楽です。

HTさん:私は兄がいるのですが、部活帰りなどは汗臭いんです。でも、女の子はきちんとケアもしているので、自分も勉強になったり、いい匂いがしたりとか、すごく清潔な感じがします。男の子の目線がないので、体育祭も全力でやれますね。

昭和の先生にはどんな特徴がありますか?

MSさん:入学した1年生のときに思ったのは、昭和の先生方はすごく面倒を見てくださるということです。ノートの取り方まで一から教えてくださる先生が多くて、最初に勧めてくださるので、そこから自分のやりやすいように変えていくことができます。問題集のわからないところなども、授業後に聞きに行くと、どんなに長くても最後まで教えてくださいますし、どうしても終わらなければ、あとでプリントを作って渡してくださいます。そんな先生方なので、テスト前は職員室の前が生徒でいっぱいになります。

NTさん:入学したときは厳しい先生が多いのかと思って、緊張していました。でも、授業を受けるうちに、すごく明るくて、相談にも親身になってくださる先生が多いことがわかりました。ネイティブの先生は「ザ・ネイティブ」という感じで、明るく楽しく授業を盛り上げてくださいます。私はネイティブの先生の授業がすごく好きで、授業というよりはゲームで楽しんでみたり、みんなで相談したりしながら、英語がすごく身についているなと思います。カナダ人の先生はとにかく明るいです。1年生のときから教えていただいていますが、初めから、みんな大爆笑でした。教え方も上手で、わかりやすい説明をしてくださいます。アメリカ人の先生は発音に少しクセがあって、英語でもいろんな話し方があるんだなと思いました。少しまじめな先生で、メリハリのある授業をします。オーストラリア人の先生はカナダ人先生と同じく明るい先生で、いろんな話をしてくださいます。


HTさん:国語の先生ですが、古文の助詞など暗記をしないといけないときに、ただ覚えるのではなくできるだけ楽しく覚えるということで、歌に合わせて教えてくれる先生がいらっしゃいます。「未然形は」とか「終止形は」と先生が作った歌で教えてくださいます。

日々の成長、3年後のなりたい姿

昭和に入って自分はどんなところが成長したと思いますか?

MSさん:私は小学生のときは、自分から発言するのが苦手でしたが、昭和の先生は名指しで当ててくる先生が多いので、発言することに徐々に慣れてきました。また、ノート提出などが頻繁にあって、ちゃんとやっていないと戻されます。そういうことを通して期限までに提出物を出すとか、そういった当たり前のことを当たり前にできるようになったと思います。小学生のときは、ノート提出などはなかったので、わかってもわからなくてもテストで終わりという感じでしたが、昭和に入ってわかるまできちんとやりきることを教えてもらっていると思います。

NTさん:クラブ活動をすることで、自分の中でリフレッシュでき、メリハリがつけられるようになったと思っています。小学生のときは放課後、友達とダラダラ遊んで一日が終わっていましたが、部活を始めてからは声出しから始まって、部活の時間内でしっかりやる部なので、時間の使い方は1年生のときに比べると、今は上手くできていると思います。私はソフトボール部でレフトを守っています。母がソフトボール部だったのですが、ソフトボールをやれば休みの日も練習に付き合えるし、やったことないものをやってみたら、と母に勧められたので入りました。今は週末に母と近くの公園でキャッチボールをしています。

HTさん:私は陸上部に入っているんですが、うちの学年は先輩に怒られることが多く、1年生のときは「なんで挨拶しないの」とか「もっと声出せるんじゃないの」とか「部活に来るのが遅い」とか、当たり前のことで怒られていました。今になって考えると、何であのときできなかったんだろうと情けなくなります。私の学年は7人しかいないので、みんなが固まって誰かに合わせて行動することが多く、誰かが遅いとみんなが遅れることになってしまっていました。でも、今は自分一人で自立した行動がとれるし、注意し合える関係になりました。声出しとか、挨拶とか、当たり前のことを当たり前にできるようになる学校なんだと思います。

3年後、どんな高校3年生になっていたいですか?

MSさん:私は現時点で将来の夢が全く定まっていなくて。だから、まず、自分が何をしたいのか、自分の好きなことにもっと積極的に興味を持てるように視野が広くあって欲しいと思っています。また、下に5~6学年あるって中高一貫ならではと思うんですけど、1年生からしたら6年生は手の届かない存在です。だからこそ、尊敬される先輩としてちゃんとしつつ、後輩とも関わり、優しく声をかけてあげられる先輩になりたい、というのがあります。昭和では5年生の先輩がリーダー学年になるんですが、私が1年生のときの5年生に憧れの先輩がいて。クラブの先輩なんですが、何事も全力でするんです。プレーも全力で本当にすごくて。私もそういう風になりたいです。何事にも全力で、夢を見つけて、大学も見つけてくれていたらなと思います。

NTさん:私は高校1年で留学に行くので、ちょうど帰ってきて受験生の年になります。高校3年生のときには、留学に行ったことでもっと国際的な考えを持ち、自主的にいろいろなことに進んで取り組めるようになっていたらいいなと思います。積極的に発言したり、いろんな国の方とたくさん話したりできるようになっていたいです。海外に留学するということは、いろんな視野を持って帰ってこられるということです。私は1年生のときから模擬国連に入っているのですが、そこでディベートをやるときに、自分が目で見てきたことをしっかり伝えられるようになっていたらいいなと思います。実際に大会に出て、いろんな国の立場から物事を伝えられる高校3年生になっていたいです。

HTさん:私は自分の目標に真っ直ぐになっていたいと思います。私もあまり大学のことなどは決めていないのですが、高校3年生はやっぱり進路とかを決めていないと、目標に向かって進めないと思っています。私は根性が取り柄なので、自分が決めたことには一直線になれます。ですが、そうすると周りが見えなくなってしまうので、自分の意見にとらわれずに、他人の意見を参考にしたりしながら、日々、いろいろな視点で考えられるように、視野を広げられたらと思います。また、S組は6年間ずっとクラスが変わらないので、6年間でより友達との仲を深め、一生の友達を見つけていたいです。

受験生の皆さんへ

これから受験を考えている小学生に向けたアドバイスをお願いします。

MSさん:私は2科目で入ってきたので、最初、理科・社会・英語は怖いと思っていました。もし、そういうことで中学に入るのが怖いと思っているとしたら、全然そんなことはないということを伝えたいです。先生が一から教えてくださるので、毎日ちゃんと積み重ねていけば、遅れを感じることもないですし、自分の努力次第で、どんどん成績も上がると思います。不安になる必要はありません。大丈夫です。

NTさん:ずっと受験勉強をしているとストレスがたまると思うので、リフレッシュする機会があるといいと思います。私は受験前に富士登山に行って気分をリフレッシュしました。そのおかげで、嫌だなと思っても富士山のことを思い出すと、もうちょっと頑張ってみようという気になります。

HTさん:私は受験のときに、塾の成績が悪く、6年生の冬に塾の先生にこのままじゃ受からないから志望校を変えたほうが良いと言われ、母親にもそう言われてしまいました。それがすごく悔しくて…。さっきも言いましたが、私は根性が取り柄なので「絶対変えない」と思い、見返してやろうと思って頑張りました。その頃から数学が目に見えて伸びていったのもあって、数学が好きになりました。受験勉強をしている時は、弟に当たったり、母と喧嘩したり、泣いたりいろいろあったんですが、合格することができ、努力は必ずどこかで報われると思いました。

<取材後記>
取材に訪れたのは、ちょうど授業が終わった時間。帰宅する生徒、部活に向かう生徒、多くの生徒とすれ違ったが、ほぼ全員から「こんにちは!」とあいさつをされて驚いた。そして、それが昭和女子大付属昭和中学校の「当たり前が当たり前にできる教育」なんだと実感した。今回、ハキハキと受け答えしてくれた生徒たちには、3年後にもインタビューする予定となっている。なりたいと思った自分になれているのか、3年後のインタビューがとても楽しみだ。

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