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私立中学

共学校

とうようだいがくけいほく

東洋大学京北中学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

諸学の基礎は哲学にあり

建学の精神を尊重し、単なる知識の多さだけではなく、物事を俯瞰して観る力、深く考える力を持つ「本当の教養を身に付けた国際人の育成」を目指す。具体的には①哲学教育(生き方教育)②国際教育③キャリア教育からなる3つの教育を柱に6年間のカリキュラムを立て、学年ごとの目標を設定している。また、教育目標達成のために東洋大学との協力をはじめ学びに必要なものを幅広く積極的に取り入れている。各学年毎に必修科目やコンテスト課題を設けるなど、理解が深まるように様々な工夫がなされている。

教育の特色

学習到達度の確認と復習で基礎学力定着を図る

同校では「学力定着システム“Cycle4”」により、基礎学力定着の徹底を図っている。日々の到達度テストを通して生徒の学力状況を分析し、理解が曖昧な箇所や苦手分野を把握。反復を繰り返しながら理解度を深め、苦手分野をなくしていく。またそのための仕組みとして放課後に基礎学力の定着が不十分な生徒を中心に、マンツーマンに近い指導を行えるよう職員室前に学習スペースを用意して生徒が先生に気軽に質問できる環境づくりをしている。その他にも自習室や校舎内でいつでも気軽に学習できるスタディデッキを設けており、時にはお茶を飲みながら和やかに、時には教師とマンツーマンで、意欲的に学習に取り組む姿が見られる。進学対策としては大学受験を目的とした講習を、夏期・冬期の長期休業期間を利用して実施している。

施設設備

「新校舎には日本一のトイレをつくってください」

2015年完成の校舎建設の際、校長先生が設計担当者にそう言ったのだという。これはトイレに限らず、居心地の良い最高の校舎で生徒たちに最高のパフォーマンスを生んでもらいたいという気持ちの表れである。毎日を過ごす空間だからこそ、見た目の豪華さや格好良さではなく、学びに集中できる快適性を優先。また、一足制を取り入れたことにより昇降口に下駄箱がないことは、万が一の時には全員が安全に避難できることにも配慮である。地上4階・地下2階のゆとりある学び舎。廊下というよりはホールのような空間の中央に広い階段を設け、吹き抜け構造とあいまって校内は非常に明るい。もちろん冷暖房完備。グラウンドは人工芝全天候対応の200mトラックを備えている。食については、中学では「ランチボックス」というお弁当型の昼食を教室で担任と一緒に食べるが、育ち盛りの生徒のため高校生と一緒に利用できるカフェテリア(食堂)もあり、日替わり定食や定番メニューを安価で提供している。

学校行事

充実の体験型英語学習プログラム

運動会や文化祭はもちろんのこと、充実した年間行事の中でも特筆すべきは国際教育への取り組みだ。1,2年生は2泊3日の合宿型研修「イングリッシュキャンプ」がある。英語を体感する活動を通して英語で話すことが日常化となるきっかけをつくる。3年生の修学旅行では中学時代の集大成として5泊7日、カナダのバンクーバーホームステイで異文化交流を体験。このような体験を通して、あらゆる場面で実用英語を使用することができるような豊かな経験を積んでいく。他にもセブ島英語研修や英語スピーチコンテスト、外部講師を招いて行う国際講演会、東洋大学の留学生を招いて実践的な英語学習を行う「Let's Chat in English !」など1年を通して生きた英語に触れる機会が充実している。

部活動

好奇心と向上心を高める部活動

豊かな人間性の育成には部活動も欠かせない。同校では自己成長の一つの機会として運動系文化系を問わず多種の活動を行っている。特にバスケットボール部男子は全国大会優勝の経験もあり、毎年全国大会出場を目標にして活動している。英語部では英文書籍多読プログラムにチャレンジ。日本語厳禁の部屋であるEnglish Conversation Roomを利用して、常駐のネイティブの教師のもとEnglish Onlyの環境に浸る。その成果は英語スピーチコンテストなどにも発揮されている。通常のカリキュラムに加えてより国際感覚を育てることができる。

進路指導

約160名の附属校推薦枠。国公立・難関私立大学を目指す

同校の進路指導は教育理念の一つ「キャリア教育」の中で行なっている。中高6年間をかけて自身のキャリアデザインを徐々にイメージしていけるようにプログラムが組まれており、一人ひとりの生徒が少しずつ自分の興味、適正を見定め、日々の課題に落とし込んでいく。教員は課題を一つずつクリアしていくために基礎学力の定着や発展的学習、相談など個人に合わせたきめ細やかな進路指導行っている。東洋大学附属校として学年生徒数の6割以上の推薦枠を確保しながらも、個人の希望に合わせて国公立や私立の難関大学を目指すことができるように教養主義を基本としたカリキュラムを導入。また、中学の段階から大学キャンパスへの訪問を行うことで、進学に向けてのモチベーションを高めている。

その他

週1回の「哲学」の時間が考える力を育てる

哲学の語源はギリシャ語で「知を愛する」ことであるとされる。これは単なる知識の蓄積ではなく、自ら考え行動する力を身に付けるものであり、同校ではこの力を6年間かけて伸ばしていくことができる。中学の3年間では週1回「哲学」の授業があり、毎回クラスで決めたテーマに沿ってディスカッションを行う。無理に結論を出そうとせず時間になれば授業は終了だが、生徒同士そのまま休み時間になっても話が続くこともあるという。この取り組みを続けることによって、日頃から自然に物事に対し疑問を持ち考えることができるようになっていく。また中学から高校まで各学年年度末には「哲学エッセー」を書くため、6年間の自分の成長を振り返ることができるのも意義深い。高校では哲学ゼミや哲学ラボ、刑事裁判傍聴学習会、生き方講習会など、中学で築いた基礎を更に発展させていく取り組みが行われる。

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