学校詳細
建学の精神、教育理念
学芸を修めて人類のために(Arts for Mankind)
自らを学問的、人間的に鍛え、国際社会や家庭において使命を果たし、人類に貢献する。同校では、学びの目的をそう定める。また、校訓として「恥を知れ」という言葉を掲げる。これは他人に対しての言葉ではなく、自分に対しての言葉。自らの良心に照らして恥じることのない行いをするよう常に律することができる人物であれ、という意。
教育の特色
世界を見据えた理数教育と英語教育
英語と数学で習熟度別クラス編成を行い、それぞれの学力向上を図っている。世界につながる科学的素養として、理数教育に力を入れているほか、全授業にアクティブラーニングを取り入れているのも大きな特徴だ。
また、グローバル社会に対応するべく国際理解教育にも注力している。2016年度からは、QQイングリッシュというスカイプを利用したフィリピンセブ島の先生との英会話レッスンを開始(1年生)。最初は緊張していた生徒も徐々に慣れ、タブレットの向こうにいる先生とハイタッチを交わしたりしながら、楽しく英語を学んだ。また、ブリティッシュヒルズでの英会話体験やイギリス留学など実践的な英語力を身につけられる機会を数多く設けている。
施設設備
学校全体でITを積極的に導入
大妻嵐山中学校では、授業でiPadを使用し、また全教室に電子黒板を導入。時代にあったデジタル教科書を使用し、視覚的にも効果的な手法が取られ生徒の理解度を高めている。2015年には図書館、職員室、進路指導室がリニューアルし、3つの機能が一体となった「learning commons & library」として機能している。理科室は、化学・物理分野、生物分野の2つに分かれている。さまざまな実験・観察を行うことができ、科学的思考力を高めることに効果を発揮している。
学校行事
毎月忙しいほどに行事が行われる
年間を通して行われるさまざまな行事で、知性や教養、体力を鍛え、仲間とともに行事を作り上げる達成感を味わう。多くの行事は、中高合同で行われる。5月の体育祭、9月の大妻祭(文化祭)、3月の球技大会では6学年全員で盛り上がり、一体感を共有する。道徳、合唱祭や百人一首大会、自然観察会、職業体験、親と子で学ぶ講演会など中学校のみの行事もあり、常に活気にあふれている。
部活動
部活に対する高い意識、全国レベルの部活動も
全国大会に出場するダンス部、関東大会出場のバレーボール部など運動部が8、美術部やサイエンス部など文化部が8、アドミッションスタッフなどの同好会が3団体。高い意識で「文武両道」を実践している。新しい自分をつくりだすために常にチャレンジを怠らず「人間的な成長」を目指す。
進路指導
6年間の計画的な進路指導
中高6年間と通じて、一人ひとりに寄り添った進路指導を行っている。1年次より大妻女子大学の見学などを実施。進路探究や職業選択体験などを行うほか、中学3年次には科学論文作成を通して、実験、情報収集、作成、発表とその後に役立つ実践的な経験をする。国公立大や難関私立大などの有名大学への進学多数。また、大妻女子大学へは、毎年約1/3に当たる人数の生徒が進学している。
その他
心と感性を育て、自立した女性を育成
校訓「恥を知れ」・建学の精神「学芸を修めて人類のために-Arts for Humankind-」を柱に、学祖大妻コタカが目指した「深い教養と知性を身につけ、社会に貢献できる高い志を持つ自立した女性」の育成を目指している学校である。「上質な学校生活」・「学校社会貢献活動」・「大妻リベラルアーツ」の「3つのTo Do」を学びのキーワードとし、特徴ある探究学習や多種多様な体験型学習プログラムが用意されている。また、イギリス研修をはじめとした海外研修やボランティア活動など、様々な校外学習の機会も数多く設定している。