上宮学園中学校

説明会に参加してみて

大阪市内にいることを忘れてしまいそうな、瀟洒なたたずまいの校舎。一歩足を踏み入れると、美しい空間にお香が漂う別世界の空気が迎えてくれます。
上宮学園中学校は、創立132年の歴史ある共学校。いろいろと難しい時期にさしかかる思春期の子どもたちが、このような落ち着いた環境で一日をスタートできることに、とても魅力を感じました。
「上宮学園は、しつけの行き届いた進学校です」という校長先生の言葉がありましたが、仏教精神に基づくこの学校では、さまざまな宗教の学びを通じて、感謝の心を育むことを大切にしています。「慈悲＝徳育＝世のため人のため」というお話をうかがい、進学だけでなく、人間的な成長に力を注いでくださっていることが強く伝わってきました。
学習面では、ICT教育、本物志向の体験的学習に加え、英語カリキュラムが大変充実しており、ネイティブによる個別面接指導や英検サポートの手厚さに驚きました。また、課外学習も多彩で、マンツーマンに近い形でOBが勉強を教えてくれる講座（中学）もあります。未来の自分の姿をイメージしながら先輩に学ぶことができる機会は、こちらの学校ならではの取り組みだと思いました。
中でも印象深かったのは、デフリンピック（聴覚障害のためのオリンピック）の水泳部門で活躍された生徒さんのエピソードです。「この学校にはいろいろな子がいて、それぞれに活躍する場があります」とおっしゃる先生方、そしてスタッフの方々の笑顔に、とても心温かになりました。
ぜひ、学校HPもご覧いただき、魅力の深さに触れていただきたい学校です。

(ST)