学校詳細
建学の精神、教育理念
100年以上変わらない教育理念「他者理解」
「他者理解」とは、人はそれぞれ違う考え方を持っていることを知り、それを理解した上で自分の考えを持ち、行動すること。相手のことを思いやり、相手がどのようなことを必要としているか、どのような言葉がけができるかを考えて行動する力を、勉強や部活動、クラスの友達関係、教員との関係などを通して身につけることを目指す。創立以来の歴史・伝統と最先端の研究・教育・カリキュラムを融合させながら、時代に合わせて進化し続けている。
教育の特色
社会で通用する力を育む武蔵野メソッド
3つの力(実践的英語力・コミュニケーション力・自己表現力)と7つのスキル(Share・Explore・Present・Try・Support・Self-Manage・Reflect)を柱とした中高一貫教育を通して、10年後の社会で活躍できる力を育成する。中高一貫プログラムの生徒は全員、高校の「インテンシブステージ」に進学し、高入生とのステージ混合はない。
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施設設備
豊富なメニューのカフェテリア
体育館は大小2つあり、人工芝のグラウンドには照明もあるので運動部は暗くなってからも活動できる。体育館の地下には温水プールがあり、1年を通じて授業や部活動で利用可能。入学式や卒業式などの式典、講演会などのイベントは、1,000名収容可能な講堂で行う。iMacを備えたマルチメディア(MM)教室は、画像処理や動画編集、プレゼンテーションを行う際などに利用。昼食時は、定食類や麺類などのメニューが豊富なカフェテリアに行列が絶えない。リーズナブルで味や量も満足度が高く、一番人気はフライドポテト。カフェテリア内には制服や体操着類、靴などの販売コーナー、文具店もある。校舎の一部改修工事を行った際にリニューアルしたトイレは、スタイリッシュな雰囲気で生徒たちにも好評。
学校行事
どの行事も成長するための大切な時間
●“居場所”をつくる2つの行事
入学後すぐに行う遠足は親子で参加して、新しいクラスメイトとの親睦を深める。4月に行う3学年合同のオリエンテーション合宿(2泊3日)は、宿泊する部屋などもすべて学年を交えた班行動。英語を使ったプログラムでは、オールイングリッシュで書かれたスケジュールを先輩から教わるなど、“縦のつながり”を感じながら学校生活に慣れていく。 ...
部活動
強豪の女子卓球部は全員寮生活
部活動は中高共通。女子卓球部と競技水泳部は強化指定部(入部には事前相談が必要)となっている。全国大会の常連である女子卓球部には、部員が全国から集まり全員が寮生活。オリンピック選手も輩出している競技水泳部は、全国大会優勝、日本選手権(オリンピック選考会)出場に向かって日々練習に励んでいる。大会を目指す競技水泳部のほかに、体力維持や自分の記録にチャレンジしながら勉強との両立を目指す一般水泳部がある。そのほか、テレビ番組のプロジェクトに参加した動画なども注目されているダンス部、関東大会や国際大会などに出場して力を伸ばしている柔道部、中高ではまだ少ないダブルダッチ部や女子サッカー部などもあり、9割を超える生徒が部活動に参加している。文化部には、検定試験の合格などを目標にして自学自習を進めるSSS部(Self-Study-Society)という、仲間と一緒に勉強に励む部活動もある。企画書を提出して認められれば同好会を立ち上げることもでき、料理研究会、野外活動研究会が同好会として活動中。
進路指導
「かなえる」を全力でサポート
高校への内部進学には到達度試験(単願の高入生と同じ試験)があるが、習熟度別に補講を行うなど、サポート体制は万全。高校1年次から、「セルフチェックノート」も活用しながら進路について考え、小論文対策となる「表現力育成プログラム」や外部講師を招く「進路別プログラム」(高大連携)などを実施している。学校推薦型選抜や総合型選抜の強みとなる漢検や英検取得にも力を入れており、漢字の朝テストや英検の面接対策などを行ってきめ細かくサポート。英検は「優秀団体賞(取得率・受検率伸長差・受験者数が上位の団体)」を受賞、漢検は「奨励賞(全級の合格率順で、全国の高等学校の上位50団体)」を受賞している。検定受検などを通して、「やればできる」という実感を積み重ねていくことが評定のアップにもつながっていく。同校での教育が自分に合っていると感じた生徒は、系列の武蔵野学院大学への内部進学も可能。
その他
海外体験で広がる可能性
中高一貫教育の生徒には、4つの海外研修が用意されている。英語力やコミュニケーション力の向上だけでなく、海外で働きたいという夢につながるなど、様々な可能性が広がる体験となる。
●マルタ島語学研修(高校1年次・選択制)
地中海に浮かぶ国際色豊かなマルタ島に2週間滞在し、現地語学学校でのレッスンと、ビーチアクティビティや世界遺産巡りなど、様々な形で...
制服
スウェットブルゾンが好評
創立110周年記念事業として、2023年度入学生から制服をリニューアル。機能面も向上し、すべてのアイテムが洗濯機で洗える素材となった。スカートのチェック柄にもこだわり、中学は青、高校はえんじを基調とした「武蔵野オリジナルチェック」を採用。女子用スラックス、夏用ポロシャツのほか、ベストやセーター、スウェットブルゾンなど、好みや気候に応じた着こなしができる。スウェット生地で仕立てられたブルゾンは、ゆったりとした着心地なのでベストの上にも着用でき、動きやすいと好評。女子用の靴下は、これまであったハイソックスに加え、生徒からの要望を受けて丈の短いタイプも追加された。