最大の特徴は年間200時間を超えるネイティブスピーカー主導型の授業を展開していること。
中1の英語の授業は週9時間、そのうち7時間をネイティブスピーカーの教員が指導を行う。習熟度別にクラスを設けており、英語を初めて本格的に学ぶ『スタータークラス』でも、ネイティブが主導する。中２からは、中高一貫コースとカナダの教員の授業が受けられるダブルディプロマ（DD）準備コース*とに分かれる。中高一貫コースの英語の授業は週8時間、そのうち6時間をネイティブの教員が担当。DD準備コースは、週10時間の英語のほかに数学や理科の授業もネイティブの教員が行っている。
英語教育の成果として英検の取得実績で見ることができる。2020年に入学した生徒のうち、英検の級をもっていなかった生徒は63名いたが、中1の修了時には62名が取得。そのうち4級以上が43名、3級に合格した生徒も7名いた。既に級を取得していた生徒も、4級→準2級が2名、3級→準2級2名、準2級→2級5名、2級→準1級4名と、1年間でレベルを上げている。また、中学2年生は中2を修了した時点で、中高一貫コース、DD準備コース合わせて全員が4級以上を取得。割合は、3級以上86％、準2級以上49％、2級以上が34％で、9割近い生徒が中学卒業レベルの英語力を中2の段階で獲得している。
*ダブルディプロマ（DD）準備コース…週10時間の英語の授業のうち、8時間をカナダ・ブリティッシュコロンビア（BC）州の教員が担当。language Arts（言語技術）以外にも、理数系の学習を取り入れた教科横断型授業を実施している。高校から本格的にDDコースが開始し、日本とカナダの授業が同時進行で行われる。

小学校や英会話教室で英語をがんばってきた児童に向けた、英検3級レベルの4技能型試験。配点は100点満点ではなく、合否や特待生の判定は正答率を用いる。ミスを恐れずに、会話のやりとりを楽しめるかどうかがポイント。
［試験内容］
①Listening Section（25分）…5問。短い会話と長めの会話を用意し、長めの会話ではやり取りを聞いてメモを作成。
②Reading／Writing Section（25分）・・語彙問題、文法・語法問題、ビジュアル読解問題、情報検索・メモ作成問題、読解問題、語句整除問題の6問。
③Speaking Section（10分）…日常会話の応答、図表読み取り、2つの絵の比較（5つの違いに関して英語で答える）
［入試対策］
・毎日、少しでも多くの英語に触れるようにする。
・絵や写真などを見て、英語でいう練習をする。
※入試では、細かなスペルミスは減点されない。積極的にコミュニケーションをする姿勢を重視。

入試日程

※新型コロナウイルスの感染状況等により、日程が変更となる可能性があります。各学校のHP等で最新の情報をご確認ください。