どっきょう

獨協中学校

学校詳細

建学の精神、教育理念

社会貢献できる人材の育成

創立は1883（明治16）年。日本近代哲学の父と呼ばれる西周が初代校長となり、西洋先進国であるドイツの文化・言語を学ぶ目的で創立された。以来、日本の国づくりのリーダーを育成する学校として実績を積み重ねてきた。創立140余年の伝統を礎に、教科教育を軸とする「人間教育」を行い、社会貢献できる人材を育成している。

教育の特色

男子ならではの成長に寄り添う教育

「心構えは正しく、身体は健康、知性に照らされた善意志とゆたかな情操とを持つ、上品な人間の育成を目指す」という教育理念のもと、生徒同士が切磋琢磨し、共に成⾧する。完全中高一貫男子校の特色を活かし、生徒と教員の距離も近い。
6年間を3つのブロックに分け、それぞれ目的をもって教育にあたっている。クラス編成としては、中学3年間は特別なクラスは設けず、1クラス35名程度の少人数制で、より丁寧な指導をおこなっている。高校からは1年次に選抜クラスを1クラス設け、2年次には文理別、3年次には大学志望に応じたコース制（国公立、私大、医歯薬系など）で最適な学びの機会を提供する。また、海外研修も充実しており、一例を挙げるとイギリスホームステイ（中3・高1）、ドイツ研修旅行（中3～高2）、ニュージーランドホームステイ（高1・高2）、ニュージーランドターム留学（高1・2025年度より）、アメリカイエローストーンサイエンスツアー（中3～高2）、ハワイ修学旅行（高2）などがある（希望制、または全員参加で実施）。

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施設設備

目白の文教地区に快適な校舎

歴史ある文京地区・目白台に構える。周辺には、東京カテドラル聖マリア大聖堂、関口芭蕉庵、永青文庫、椿山荘などがある閑静な佇まい。校舎は生徒ホールや図書館、自習室などを中心に学びの場が多く用意されているが、あえてゆとりある空間を設けることで、学習だけではなく、生徒同士の交流にも適した環境が整えられている。その他、2つのグラウンド、体育館、柔道場、トレーニングルームなど体育関連施設も充実。また、ビオトープや屋上緑化、植樹エリアなど、環境教育にも伝統的に取り組んでいる。

学校行事

仲間と出会い、絆を育む

「体験から学ぶ」ことを目標に掲げ、各学年で行事も多い。特に中学においては、定期試験後に学年企画と題した行事日を毎回設け、様々な体験プログラムを実施している。昨年の一例として、球技大会、芸術鑑賞、アスレチック、謎解きゲーム、ボーリング大会、地引網体験、海岸清掃、釣り、登山、クルーズ体験、ホテルでのテーブルマナー体験、いちご狩りなどが挙げられる。また、臨海学校（中1）、林間学校（中2）、奈良京都修学旅行（中3）などの宿泊行事も毎年実施している。その他、各種講演会や社会科見学の他、中学3年次には1年間かけて研究論文に取り組む機会も設けている。

部活動

熱く燃える部活、知的探究の部活など多彩

現在は18の運動部、16の文化部が活動しており、希望があれば自ら新たな部を作ることも可能。どの部活動も週3～4回の活動日で、校内での活動が中心である。ここ最近の実績として、運動部ではアーチェリー部が関東大会やインターハイに出場、文化部においては、英語ディベート部が全国大会出場、及び今年度はタイで開催されたWSC（ワールド・スカラーズ・カップ）にて世界大会進出も果たしている。殆どの部活動が中高合同で活動している。

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進路指導

医歯薬系進学者を多数輩出

伝統的に医学部や歯学部などの志望者が集まり、例年多くの卒業生が医歯薬系に進学している。また、2022年度入試からは、系列校である獨協医科大学との高大連携もスタートし、新たな系列校推薦枠も設けられた。指定校では早稲田やGMARCHの他、上智、理科大、北里（医）などが挙げられる。進路指導では、各医科大学の見学会や体験授業、国公立大学進学ガイダンスなど、志望に合わせたプログラムが用意されている。また、将来を見据えた職場体験や医師体験、ＯＢ体験談、勉強合宿なども実施している。

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その他

オリジナルの手帳「獨協手帳」

生徒全員がオリジナルの手帳「獨協手帳」を活用。毎日2時間の学習時間を前提に、月間スケジュールや週のスケジュールを立て、手帳に記している。中学では、担任が手帳の使い方を指導し、毎週チェック。この「獨協手帳」によって自己管理能力を養うことで、大学受験勉強も自らスケジュールを立てて取り組むことができるようになっていく。もちろん、担任と生徒とのコミュニケーションツールの役目も果たしている。