学校詳細
建学の精神、教育理念
信仰・希望・愛
聖書にもとづく教育理念「信仰・希望・愛」を掲げている。この教育理念のもと、教育方針として、「かけがえのない私の発見」「違っているからすばらしいという発見」「自分の可能性、使命の発見」――3つの柱を据え、社会で活躍できる女性を育成する。
教育の特色
20年超の歴史をもつ高校の「人間学」
土曜日午前中に本校の大学生OGが中等部生徒の個人指導を実施している。英語・数学は中1から少人数での授業を実施。高2で文系・理系に分かれ、選択授業や習熟度別授業などによって一人ひとりの特性を伸ばしていく。
英語・国際教育の一環として、中1からネイティブ教師による少人数英会話を実施。校舎内のEnglish Loungeでは、いつでもネイティブ教師を相手に会話力を磨くことができる。「5」の付く日は「Let’s 語 Day」。朝の礼拝は英語バージョンで行われ、丸一日英語での日常会話が奨励される。
中3は「まとめテスト」と「修了論文」の執筆と発表に取り組む。3年間で得た知識と総合力を生かして、テーマ設定、調査、パソコンを使った論文作成まですべて自分で行う。生徒全員に全教員がマンツーマンでサポートする体制をとる。
高1~2の「人間学」は、キリスト教の世界観に立ち、学ぶことの意味や生きる目的について考える授業。1993年の設置以来、同校の教育を特徴づける総合教科だ。生徒たちは、グループディスカッション、個人研究発表、グループ研究発表などを通して、高い構成力やプレゼンテーション力を身に着けていく。
施設設備
全館耐震構造、バリヤフリーの新校舎完成
2004年に全館耐震構造、バリヤフリーの新校舎が完成。施設も充実している。特別教室棟には、実技教科や選択教科のための設備が集合。コンピューター室、実習室には、クラス全員のためのノートパソコンを完備。図書館は情報センターとしての役割を担い、iPad45台、パソコンも48台設置。司書2名が常駐。研究課題の調べものや発表準備、グループワーク、各教科の授業などでフル稼働している。
学校行事
体育祭で高3が創作ダンスを披露
体験的な行事が数多く行われている。4月の体育祭(代々木体育館)では高3が創作ダンスを披露、5月にはオリエンテーションキャンプ(中1)、環境学習(中2)、鎌倉自主研修(中3)、CFLキャンプ(高1)、一泊旅行(高3)、6月はに音楽会(みなとみらいホール)、9月には学院祭、10月にはJキャンプ(中1・2合同)、九州修学旅行(中3)、韓国修学旅行(高2)、12月には高齢者施設へのクリスマス訪問、クリスマス礼拝、1月には英語暗唱大会、修了論文発表会(中3)、創作ダンス発表会(高1)がある。
部活動
中等部はクラブ活動が必修
クラブ活動は必修となっている。週1回から週4回まで活動の仕方は多様で、生徒各自のペースに合ったクラブを選ぶことができる。高等部は任意。
運動部には、新体操部、硬式テニス部、ダンス部、卓球部など。文化部には、ギター・マンドリン部、ハンドベル部、手芸部、ウィンドオーケストラ部、美術部など。高等部では同好会があり、文芸同好会、自然科学同好会、ストリートダンス同好会などがある。
進路指導
多数の大学と高大連携教育事業を締結
玉川聖学院では、明治学院大学、武蔵大学、東京女子大学、神奈川大学、東洋英和女学院大学、清泉女子大学の6校と高大連携協定を締結している。
学習サポートも充実しており、各種講座(センター試験、難関大入試、志望理由書、自己推薦書対策等)は、年間約50講座。長期休業中には補講や集中講座を設置。面接指導、小論文指導は個別に対応する。高1~高3は自習室を夜7時半まで利用可。
その他
高校で3週間のアメリカ英語研修、韓国修学旅行など
高校では、実りある体験学習が充実している。7月に実施する3週間のアメリカ英語研修は、希望者から選抜された40名が参加。生徒たちはそれを目標に真剣に英語を勉強する。全員で体験する施設訪問や、有志による夏のボランティアワークキャンプ、被災地訪問ボランティアキャンプも刺激的な体験だ。夏のバイブル・キャンプに参加すれば、聖書を通して自分と自分の未来にじっくり取り組むことができる。
秋の韓国修学旅行は、国際社会の課題を身近に考える絶好の機会となっている。また、春に韓国相互ホームステイも実施している。
制服
それぞれの時代の成長する力を表現
夏は爽やかな水色のチェックスカート。2年前よりポロシャツも導入された。冬は赤のラインが入った優しい色合いのチェックスカート。高等部では濃紺を基調とした大人色のチェックスカートに。自分で結ぶタイプのリボンタイも着用必須。ブレザーのエンブレムには、スクールモットーである「FAITH・HOPE・LOVE(信仰・希望・愛)」が刻まれている。