• HOME
  • 学校検索
  • スタディチャンネル
  • 特集
  • 説明会・イベントカレンダー
  • 入試カレンダー
  • 受験情報局
  • スタディパス

私立中学

共学校

にがわがくいん

仁川学院中学校

この学校をブックマークする

この学校の資料請求をする

学校詳細

建学の精神、教育理念

聖人の教えを学び、人格の完成を目指す

「人格の完成」を教育の目的とし、その模範として、イエス・キリスト、聖フランシスコ、聖コルベの3者を掲げる。聖フランシスコは、同学院の経営母体である「カトリック・コンベンツアル聖フランシスコ修道会」の創立者。その言葉「和と善」を、建学の精神にする。人と仲良くする「和」の心で、神から贈られた「善」を人々と分かち合うことに、生きる喜びを見出すことを意味している。
聖コルベは、聖フランシスコの教えを受け継ぎ、ナチスドイツのアウシュビッツ強制収容所で殉教した聖人。聖コルベのような隣人愛の育成も目標としている。

教育の特色

2019年度より新コース制がスタート

「子どもたちは生まれながらに能力が与えられており、その能力の現れる段階に応じ、きちんと育てていく」という観点に立つ。「目標に合わせた学習システム」「五感・経験による学び」「心を育む宗教・情操」「充実の施設環境」という4つの教育環境を整えることで、生徒の能力を最大限引き出し、育んでいく。
大きく変わりゆく21世紀社会で自立し、活躍できる人材を育てるために、2019年度より2つの新しいコースがスタート。
『アカデミアコース』は、“アカデミア”が「学究的な世界」を意味するように、学問的な探究を意識した幅広い学習プログラムにより、質の高い学力を身につけるためのコース。現状を分析する力や問題提起・解決力の育成を軸とし、学ぶことへの関心や姿勢を大切にする。
『アカデミアコース』のめざす進路は、医学部も含め難関国公立大学で、高2から難関国公立の志望者は「アカデミアコースα(アルファ)コース文系・理系」、国公立大志望者は「アカデミアβ(ベータ)コース文系・理系」に分かれる。
『カルティベーションコース』は、“カルティベーション”が「耕すこと・育てること」を意味するように、基礎学力からしっかりと養い、個性を磨き、自分に合った進路選択を見出すためのコース。そのために、教科の学びに加えやさまざまな体験活動を用意している。
『カルティベーションコース』では、難関私立大をはじめ各私立大学をめざす。高1で「カルティベーションSコース」と「カルティベーションコース」を設置。さらに、高2に設置するのが、難関私立大志望者のための「カルティベーションαコース:文系・理系」と、私立大志望者のための「カルティベーションβコース:文系・理系」。
2つの新コースいずれも、大きなねらいは未来の社会に活躍できる人材を育てることである。これからの生徒に必要なのは「探求型、協働型、体験型」の学びであり、各コースに応じてグループでの探究活動や学び合いなどを多く行い、ICTも活用しながら時代に応じた能力を培っていく。

施設設備

土日もオープンの自学自習スペース

138席のラーニングセンターは、文字通り、学習の中心地。初代の学院長の思いから、土日も開館し生徒の自学環境を支えている。ここはアクティブラーニングをテーマにした場でもあり、45台のノートPCの貸し出しなど、ICT環境が整えてある。
宗教教育の中心は、コルベ講堂。ここで毎週、聖書を聞いたり、聖歌を歌ったりといった活動を6年間続ける。それにより、思いやりをもって社会のなかで活躍する気持ちが育まれていく。
絵画、彫刻、陶芸、書などのアートが、校内に数多く置かれていることも特徴的。本物の芸術を身近に置くことで、思いやりや感性を育んでいる。

学校行事

カトリック校ならではの国際交流

行事は、小さな活動から広げていくのがコンセプト。学齢によって内容を分けてあり、まずはクラスHRでしっかりと集団をつくり、その後、学校行事、中高での活動と枠を広げていく。
中学校は、オリエンテーションからスタート。6月は、中1~3までの異学年構成で野外活動を行うのが伝統。近年は兄弟のいない生徒も増えているため、異学年交流を重要視している。
高校生から、活動の領域がさらに広がり、比叡山研修や、海外研修を実施。2018年度入学生からは、イタリアの海外研修か国内研修の選択制にする。
国際交流プログラム(高1・2)には、アメリカ、オーストラリアの姉妹校との交換留学があり、ホームステイを体験する。海外のカトリック校からの留学生受け入れプログラムもあり、国際理解教育に力を入れている。スカイプを使った姉妹校との交換授業も実施している。

部活動

縦のつながりによる心の成長も重視

バスケットボール部、吹奏楽部が特に人気。25メートル×7コースの温水プールという恵まれた環境で練習できる水泳部は、県大会~近畿大会に出場する実力を有する。外部コーチではなく、専門の体育教員が指導するので、教員と生徒が一丸となって頑張れる。珍しいところでは、アメフト部(高校)、なぎなた部、カトリック研究同好会(聖歌隊)がある。茶道部も長い伝統があり、茶室も備わっている。
中高一緒に活動するクラブでは、高校生が中学生を引っ張り、中学生は先輩の姿を見ることで、共に成長し合う。そんな“心の成長”を、最も重視している。

進路指導

将来を考え、最後まで受験に挑む生徒が増加

早い段階からしっかりと基礎を学んだうえで、「学内予備校」など、一歩先に進める環境を提供。全コースで文理の選択ができ、理系の講座も多数。生徒一人ひとりの進路に対応する。毎年、国公立、難関私大の実績が大きく伸びるという結果も出ている。
指定校推薦の枠は500名分あり、指定校推薦とAO入試で約3割が進路を決める。一方で、私大の一般や国公立受験など、最後まで頑張る生徒が増えている。キャリア教育により、情報が豊富に提供され、将来何がしたいかを考え、目標が定まった生徒が増えたためだと考えられる。

その他

静かに心を見つめ、成長を促す宗教教育

公立でいう「道徳」の時間として、「宗教」教育がある。キリスト教の聖人の教えや聖書を通して、様々なことを学び、考えていく。
週1回、宗教朝礼があり、コルベ講堂で静かに祈りをささげる。パイプオルガンや聖書の一節を聞き、自己を見つめ直す、大切な心の時間となっている。「楽しい場所だけでなく、静かに考える時間も、中学生には必要」との考えに立つ。その結果、生徒たちは、海外の教会や比叡山など、宗教的な場に敬意を感じ、誠意ある行動がとれるようになる。

制服

伝統と清潔感

夏服:男子はスタンダードなボタンダウンの白色カッターシャツ、女子のワンピースは丸襟に肩を少し膨らませたストライプのデザインが特徴。ともに清潔感を感じさせ、上品で涼しげな印象となっている。
冬服:ダークグレーを基調とした落ち着いたデザインで、黒色の制靴が似合う。伝統を感じさせる制服は、えんじのネクタイ、リボンがアクセントとなり、生徒たちの表情を明るく演出する。

この学校の

  • 説明会・イベント情報を見る
  • 資料をもらう