近畿大学附属中学校

説明会に参加してみて

「学校選びをする際に、自分の子どもの偏差値だけで判断して選んでいる保護者はいないと思います。『子どもの可能性を広げてくれる学校』『確かな進路保障で安心したい』との親心はありませんか？」の問いかけから始まりました。小学校の段階で子どもの将来の進路を決めるのは難しい所があります。生徒達の未来のため、大学附属校としての良さと進学校の良さの両方を兼ね備えた『ハイブリッド型附属校』が近畿大学附属中学校の特色で、実際の進学は、6（近大）：4（他大学）となっています。附属大学の推薦を確保した安心の進路保障もある一方で、受験指導を徹底し自ら志望する大学を選択することも可能となっており、在学中に自らの進路を選ぶ事ができます。
3つのコースがあり、「医薬コース」では、医療系大学を進路先と考えているコース。「英数コースアドバンスト」では、国公立大学、難関私立大学を目指すコース、「英数コースプログレス」では、近畿大学への進学を目指すコースとなっています。「本校は大学附属校ですが、エスカレーターのように楽ができる学校ではありません。大学でも社会に出ても、努力せず通用する甘い世界は存在しません。その為、全員が階段を一段一段上り、苦労しながら頑張るのが近大附属校です」と、熱く語られた言葉がとても心に残りました。また、コース変更は可能となっており、生徒の目標変更により柔軟に対応してくれる所も魅力です。
特に21世紀型思考力の育成として、『総合学習』に力を入れています。三つの柱として、①どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(まなびに向かう力・人間性等)、②何を理解しているか、何ができるか(知識・技能)、③理解していること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)。キャリアデザイン教育として、自分の人生を設計していく生徒を育成するために、日本を代表する企業での「模擬インターンシップ体験」により、解答のない問題に挑戦し、考える力・生きる力・自分自身を探求することにより、将来の明確な目標を見つけられる機会を設けているそうです。また、グローバル教育として、ケンブリッジイングリッシュを日々の英語の授業に取り入れ、希望者には、シンガポール英語研修、沖縄ホームステイ研修などのプログラムが用意されています。説明会の途中、中3の生徒4名が、「裸の王様」を英語のスキットで見せてくれました。緊張しながらも、堂々と英語を披露してくれた姿はたくましかったです。
今後のイベントは、10/12(土)中学入試プレテストと第二回学校説明会、11/9(土)プレテスト解説会、10/26(土)・11/16(土)学校見学会・授業公開、11/30(土)第三回学校説明会となっています。受験をお考えの方は、ぜひ一度学校に足を運んで雰囲気を味わってみて下さい。
(AM)