近畿大学附属中学校

説明会に参加してみて

校内に入ると、説明会のお手伝い役の生徒さんたちが次々と声をかけてくださいました。言葉遣いはもちろん、ちょっとした目配り気働きが優秀なことに驚きました。
また、すれ違う運動部の生徒さんたちは、溌溂として、爽やかな生徒さんたちばかり。まさに青春を満喫している雰囲気です。生徒層の幅の広さを感じつつ、説明会でお話をうかがって納得しました。

説明会の中で特に印象に残った点をお伝えいたします。

・近畿大学附属中学（以下、近中）は、大学附属校と進学校の両方の要素を兼ね揃えたハイブリッド型の学校です。
・自らの進路を、自らの力で選択することができる人間像を目指します。もし今、将来像が決まっていなくても、在学中にコース（医学部・薬学部を目指す／国公立大学合格を目指す／大学受験にとらわれない総合的で深い学びを目指す）を3回まで変更することが可能です。（近畿大学と国公立大学の併願も可能）
・大学附属校ではありますが、「大学へ続くエスカレーター」はないと思ってください（中学に入りさえすれば、自動的に大学に入ることができるというのは、これからを生きる生徒たちのためになるとは考えておりません）。階段はあります。6年間を通して、この階段を上っていく力をしっかりと備えていきます。

これからの子どもたちには、私たち親世代が経験したことのない、21世紀型思考力が必須です。でも、まだ小学生のわが子に、どういうルート（学校）でこの力をつけさせるべきか答えを決められない…。そう悩む保護者に、中学入学後に「やっぱり、中高ではいろいろな体験をしたい！」、「国公立大学に挑戦したい」など、コースを変更できる柔軟さは、大変魅力だと思いました。

また、年々人気が高まる近畿大学に最も近い学校として、中高でも「実学」を重んじた多様な体験が用意されています。「勉強プラスα」として、実社会への応用力を大事に考えている保護者の方にも、ぜひ秋の説明会に足を運ぶことをお薦めしたい学校です。
(TS )