関西大学中等部

説明会に参加してみて

JR「高槻」駅から徒歩7分、阪急京都線「高槻市」駅から徒歩10分、駅からも歩道橋で繋がっており、安心安全に通える立地の関西大学中等部。大阪のみならず兵庫・京都・滋賀から通う生徒も多いそうです。開門時間前より長蛇の列ができ、人気の高さが伺えました。吹奏楽部の演奏で始まり、素晴らしい音色に引き込まれました。
様々な特色のある教育のうち、主に二つを紹介します。一つ目は、国際理解教育の一貫である『国際交流プログラム』です。時代を担うグローバルリーダーに求められる素養を育みます。実際の体験としてバリエーション豊かな海外研修が用意されています。中等部では、台湾へ1週間の相互交換留学制度、第二外国語として中国語講座の実施、中3で全員参加のカナダ研修、ニュージーランドへ8週間のターム留学などが実施されます。ニュージーランドのターム研修では、参加者が揃って同じ学校ではなく、1人1校1家族に配属となるため、期間中日本人は自分のみ、頼れるのはホストファミリーだけとなります。色々な壁にぶつかりながらも、乗り越える経験を通して「生きる力」を鍛え、グローバルリーダーへと繋がる取り組みとなっています。高等部では、韓国・タイ・フィリピン・シンガポール・イギリスなど選択できる国が広がり、より多くの生徒がチャンスを得られるようにプログラムの拡充を進めています。
二つ目は、探究学習の一環として実施している『考える科』という授業です。すべての学びのベースとなる思考力を育成します。中1は関西大学、中2は奈良、中3は京都などへのフィールドワークを実施します。また、コミュニケーションスキル、物事を構造化して理論的に話せるスキル、想像思考を論理的に組み立て見たものを文章化するスキルを磨くなど、高い人間力を育てる事に力を入れているそうです。
学校の最上階からの景色は眺めが良く、市内を一望できました。教室はとても日当たりが良く明るい雰囲気でした。図書室のディスプレイや、廊下の掲示物が生徒の気を引く様な楽しい内容になっていました。また、参加した保護者の方々は、説明会を運営している生徒スタッフに気軽に声をかけて、学校生活について尋ねており、生徒達も気さくに応じていたのが印象的でした。
今後の予定として、11/16(土)にオンラインによる入試説明会と、関西大学高槻ミューズキャンパスにて校舎見学・個別相談が行われるそうです。受験をお考えのご家庭は、是非一度足を運んでみて下さい。
(AM)