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私立中学

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大妻中学校

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学校詳細

建学の精神、教育理念

時代の要請に応える教育

創立者・大妻コタカ氏は、多くの言葉を通して「社会に貢献できる人」になるための道筋を示してきた。校訓「恥を知れ」は、自分が自分の良心に対して「恥ずるような行いをしてはならない」と戒め律するための言葉である。中学1年次には、道徳の授業で創立者が残した数々の言葉を1年間かけて学ぶ。生徒たちは学びや行事、課外活動などに対しても「本当にそれでいいの?」「恥ずかしくないの?」と自問自答するようになり、コツコツと努力する粘り強さや向上心、チャレンジ精神が育まれる。「本当にそれでいいの?」と自分に問いかけていくことは、学び続け、働き続け、年を重ねるほどに輝くことにつながっていく。それが「大妻ビジョン50」が目指す「社会で50年活躍できる女性」であり、6年一貫教育の中でその基盤を育む。

教育の特色

社会で役立つ知識やスキルを重視

「確かな学力」を身につけ、取得した知識やスキルを社会でどう生かすかを見据えながら、主体的に学ぶ姿勢を養う。家庭での学習を大切にし、予習・復習の指導、テストの見直し、学習計画の立て方まで丁寧に指導。部活動に入部する前に自主学習の習慣が身につくので、部活動を始めてからも学習習慣は維持される。日々の授業では小テストや単元テストなどを実施し、理解が不十分だと思われる生徒には朝や放課後に再試験や補習を行う。
英語教育ではスピーキングを重視し、中学のEC(英会話)や高1のOC(オーラルコミュニケーション)の授業は、ネイティブ教員による少人数制。放課後には希望制による英会話の個別レッスンや学年を越えたグループワーク、有志による「模擬国連」(2019年全日本高校模擬国連大会で優秀賞を受賞)の活動なども行っている。英語+αの力を身につけた付加価値、希少価値のあるレアな人材の育成を目指し、中1から高1の希望者を対象に、大妻女子大学の協力による中国語講座を開講。2018年から1人1台のタブレットパソコンを導入し、中学生の時からクラウドを日常的に使いこなす。中1~高1は希望者を対象にした特別講習で、高2~高3は「情報と社会」の授業(必修)で、AI開発やプログラミングを学ぶ。これらの授業や講習では、プロジェクションマッピングや3Dプリンター、ドローンを活用したプログラミング学習なども取り入れている。

施設設備

「吹き抜け」を取り入れた開放的な校舎

校舎は地上9階・地下1階、普通教室は学年ごとに4階(中1)から9階(高3)に配置。3階の職員室前には9階まで吹き抜けとなっているラウンジがあり、生徒同士や教員とのコミュニケーションの場となっている。1階の玄関横にある図書室は、文庫から新書、洋書まで約43,000冊の蔵書を持つ。“地元の図書館に負けない”をコンセプトに、ラインナップも充実。新刊本の入荷も早く、司書による手書きのPOPが生徒たちの読書推進に貢献している。玄関横にあるため登下校の際に利用しやすく、通学時間に読みやすい文庫本も豊富。高校生は、大学の図書館も利用できる。コンピューター室には3Dプリンターがあり、プログラミングの特別講習などで活用。自習スペースとしても活用されているカフェテリアでは、朝注文しておくと昼食用の弁当やパンを買うことができる。

学校行事

行事を通して主体性を育む

体育祭、合唱コンクール、文化祭などの行事は、生徒がリーダーシップを発揮する場となるように、生徒たち自身で考えて行動する姿を教員たちが見守るスタンス。成功すれば大きな達成感が得られ、たとえ失敗しても、失敗から学ぶ強さやしなやかさを身につける場となる。6年にわたってそれらの経験を積み重ねていくことが、「自律と自立の精神」を育むことへとつながっていく。中1から帰りのホームルームは生徒たちが進行しており、それらの経験も行事運営に活かされている。
体育祭では、中学はクラスごとに、高校は色別対抗で競い合う。高校生は体育祭のために「応援団」を組織し、エール交換を披露。60年以上の歴史ある「応援団」は、OGが来校して代々伝わる各色の「型」を指導するのが伝統となっている。男性的な凛々しさを表現する部分と女性らしいチャーミングな演出をする部分があり、その姿に憧れて「応援団」を目指す中学生も少なくない。合唱コンクールでは中学生が運営を任され、教員だけでなく生徒も審査員となる。どのように審査すれば公平になるか、生徒たちが考える場としても重要な行事。文化祭では実行委員が裏方として活躍し、各団体の出演者が練習の成果を発揮できるように全力でサポートする。その一方で、出演者たちは裏方のサポートに対して感謝の気持ちを伝えるなど、大妻生全員が輝く2日間となる。

部活動

他者の個性を認め、協力して目標に挑む

中1は、1学期中間テスト後にクラブの見学と仮入部を開始。クラブの活動日は週1から週6までクラブによって異なるが、最終下校時刻は平日18時、土曜日は17時30分と決まっている。日頃の活動は、4つの体育フロアや屋上、テニスコート、和室、調理室などで行い、文化祭の発表には大妻講堂(1200人収容)も使われる。バトントワリング部とマンドリン部は、全国レベルで活躍。筝曲部や日本舞踊部は、文化祭のほか、2月に行われる「ひな祭りイベント」でも発表を行う。アニメ部は、定期的に部誌を発行し、オープンスクールや文化祭ではイラストリクエストに応えて人気を集めている

進路指導

中3から段階的にサポート

進路について段階を踏んで考え、自ら意思決定が行えるように様々なプログラムでサポート。中3の2学期からは週に1時間、進路を考える授業を実施し、興味のある職業や学問について調べて発表し合う。「中3進路講演会」では、卒業生や講師を招いて、大学時代の生活や職業意識などを聞く。道徳の授業でも、社会との関わりを見つめ、自分はどう生きるかを考えるきっかけを与え、将来の選択に向けた準備をする。高1の5月には、「高1オリエンテーション」を2泊3日で実施。女性の生き方や進路選択、社会の変化など、進路に関するテーマを設定してディスカッションを行う。講話を聞き、教員と語り合う時間も設けられており、進路を見つめるとともに、充実した高校生活の在り方を考える宿泊研修となっている。高1~高2を対象にした「合格報告会」や「先輩を囲む会」では、様々な分野で活躍している卒業生を招き、身近な先輩から刺激を受けて将来について考える。日々の学習や行事、進路指導など様々な場面でデジタルポートフォリオを活用。学習や活動を振り返り、入試だけでなく長い人生に向けた主体的な学びにつなげていく。

その他

視野と可能性を広げる海外プログラム

2週間前後の短期プログラムを中心に外国の社会や文化に触れ、現地の生徒と学ぶ機会を用意。「英国セミナー」(高1、高2の希望者)と「オーストラリアセミナー」(高1の希望者)は現地の女子校で学び、「UCL-Japan Youth Challenge」は世界トップレベルの大学で最先端の講義を聞き、社会課題の討議などを行う。「アメリカ西海岸・リーダーシップセミナー」では、ボーイング社やアマゾン本社、マイクロソフト社などの企業を訪問。グローバル企業で働く人々の話を直接聞くことは、キャリア形成にも大きな刺激となる。

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