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私立中学

男子校

ほうとくがくえん

報徳学園中学校

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デジタルパンフレット

学校詳細

建学の精神、教育理念

豊かな心を育み、確かな未来へ導く、知育・徳育・体育の均衝のとれた人材育成

元気で規則正しい生活、明るい学園生活の中で、一人ひとりの個性や能力がどんどん伸びて行く。 これが同校の「以徳報徳」の全人教育を柱とした報徳教育の基本的な目標。もう一つの柱は「経文緯武」。心身のバランスが取れた人間形成を目指した文武両道の推進だ。授業・補習・講座などを効果的に組み合わせたきめ細かい教科指導、全国に名を馳せる活発なクラブ活動、社会に出ても通用する人間を作るための生活指導、そして社会に役立つ人間として自己実現を可能にするための進路指導。これらはすべて、わが国を代表する偉人二宮尊徳翁の報徳教育に基づいて日々研鑽・実践されている。「一、感謝と真心をこめて、地道に努力(至誠、勤労)」「二、適正な度合いを設けて、計画的な暮らし(分度)」「三、生まれた余力を、未来の自分と他者のために(推譲)」この3項目は、江戸時代末期の農政家、二宮尊徳(金次郎)翁の思想の根幹。これが同校の「教育」の基となっている。徳を以って徳に報いる一円融合の和の精神をもとに、ヒューマニズム豊かな個性ある人間形成を目指している。人間が意義あり価値ある生活をいとなもうと欲する限り、誠実に働くこと(至誠・勤労)の必要なことはいうまでもなく、また、適正な度合(分度)を定めて、単に利己的でなく、互いに譲り合うこと(推譲)なくして、社会生活は円満平和に繁栄することができないのは明らかなこと。そのために「1.如何なる苦難にもたえぬく心身」「2.それを支える自立的精神」「3.自他を敬愛し、責任を重んじ、世の為、人の為にすすんで貢献し、天地人に感謝」することのできる人間を輩出することを目指している。

教育の特色

未来を見据える視野と問題を発見し解決する力、学力、語学力、国際理解能力を養う

難関国公立大学現役合格に向け、医師薬系を視野にレベルアップを目指すⅡ進コース、文武両道で可能性をデザインし、国公立大学・難関私立大学現役合格を目指すⅠ進コースの2コース制。各コースそれぞれが特色を活かした学力養成、国際教育、キャリア教育を実施。広い視野とグローバル社会に求められる21世紀型スキルを身に付けていく。
Ⅱ進コースは少数精鋭のコース。週38時間という授業時間数で徹底的に学習。6学年合同グループ活動での調べ学習や発表によって、コミュニケーション能力を育成する。年2回の学習合宿も6学年合同で行い、演習講座から個別指導の講座、入試問題挑戦講座、英語のリーディングマラソンなど、多種から生徒が受講講座を選べるシステムを採用している。
Ⅰ進コースでは、独自のキャリア発達教育プログラム(CDE)を実施。文武両道を実現しながら、一人ひとりの可能性をデザイン。発達段階に応じて、人間関係形成能力、将来設計能力、意思決定能力、情報活用能力を育み、未来を見据える視野と問題解決力を養っていく。英数国の3教科は習熟度別演習を実施し、基礎学力を育成。3年次には国公立大学を目指すⅠ進選抜クラスを編成する。キャリア教育は、大学や将来の働き方を考えるだけのものではないと捉え、自分の個性を活かし「なりたい自分・なるべき自分」の実現を目指す。

施設設備

充実した設備と学習環境。武庫川を臨む緑豊かな学び舎

2011年に創立100周年の迎え、その記念事業として新校舎や大谷記念講堂、庭園が完成。化学実験室、物理・生物実験室の2教室があり、充実した設備が整っている。書道・美術などの芸術科目の学習教室も整っている蟻田記念館、600人収容でき、さまざまな講演や発表やさらにコース別の集会に使われる大谷記念講堂、敷地内の最も南に位置する以徳学寮では、クラブ合宿や学習合宿が行われている。約250人収容できる食堂は、毎日営業。メニューも豊富で量も十分。また、運動施設も充実。体育館には球技施設やギャラリーが完備されている。オムニコート、ハードコートそれぞれ2面の計4面のテニスコート。体育の授業で、また硬式・軟式テニス部の部活で使用される。全国トップレベルの練習が行われている隣接の相撲場・弓道場からは高校横綱も輩出。トレーニングルームも完備。2015年4月には校庭が人工芝グラウンドに生まれ変わった。

学校行事

自分たちでつくるから、心に残る、夢中になれる学校行事

一人ひとりの可能性を多角的に伸ばす教育システムの充実はもちろんのこと、豊かな心を育む学校行事も数多く行っている。報徳の「徳」とは、あらゆる人に潜む良さ、取り柄、長所のこと。強者から弱者に至るまですべての人の「徳」を見出し、活かすよう努める者をあるべきリーダー像と定め、学校行事やクラブ活動を通じて近づいていけるよう指導する。行事の多くは自彊会(生徒会)を中心に生徒が主体となり運営。集団の中で育まれる協調性とリーダーシップを大切に捉えている。

部活動

生徒の約8割が参加。全国レベルのクラブ多数

中高合同のクラブも多く、レベルの高い内容が自慢。コースに関わらず中学生の約8割が部活に参加し、全国大会出場などの活躍を見せている。運動部には、ラグビー部、バスケットボール部、軟式野球部、サッカー部、体操競技部、水泳部、陸上競技部、テニス部、ワンダーフォーゲル部、卓球部、柔道部、相撲部、弓道部、剣道部、少林寺拳法部が、文化部には、書道部、吹奏楽部、美術部、数学研究部、理科研究部、社会科研究部、囲碁将棋部、放送部、園芸部があり、それぞれ活発に活動を行っている。

進路指導

大学進学をゴールと考えず、理想的な将来を実現するための進路指導

コースの特色に応じて様々な活動・行事を行っている。生徒にとって「理想的な将来」とは何かを考え、描き、そして達成へと導く。大学進学は、ひとつの通過点であって、最終目標ではない。そんな考えの下、生徒が内面を見つめ、自身の徳(資質)を伸ばす、人間力育成の進路指導を実施。自分の生き方や価値観を見出し、将来の未来図を描いた上で、それを実現するための大学や学部・学科を吟味していく。具体的な取り組みとしては、大学訪問、大学説明会、年間の模試計画、早朝テスト、学習・生活習慣向上のためのアドバイス、進路だより、個別面談、学習合宿、出張模擬講義、生徒・保護者対象進路説明会などがある。早期から大学受験に対する覚悟を促し、模試や受験対策授業など志望校現役合格に向けた学習指導を強化している。結果、卒業生の9割近くが現役で4年制大学に進学している。2021年度は、国公立大学に59名が合格。関関同立へは97名、産近甲龍は158名の合格実績を誇ります。今後は、国公立大学へ100名以上が合格する学校を目指していく。

その他

異文化理解と語学力向上を目的とした国際教育も積極的に実施

2年生全員を対象とした2日間の国際交流合宿のほか、2年生の希望者によるイギリス、3〜5年生の希望者によるカナダ、4年生全員を対象としたセブ島への語学研修をそれぞれ2週間実施している。5年生の5泊6日海外修学旅行は「マレーシア・シンガポール」「オーストラリアファームステイ」「オーストラリアホームステイ」の3つの行き先から、コースやクラスを越えて生徒が自由に行き先を選ぶことができ、異文化を体験する。Ⅱ進コースでは、海外での語学研修プログラムに加え、外国人中学生を英語で京都案内する国際交流合宿を実施。英語力とともに、日本文化への理解力とコミュニケーション能力を高めていく。

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