滝川中学校　2024年度より共学化

説明会に参加してみて

神戸市営地下鉄・山陽電鉄「板宿駅」より徒歩5分。まずは、想像以上にアクセスが便利（梅田駅から約50分・三宮駅から約13分・姫路駅から約50分）な上、最寄り駅から学校まで商店街アーケードがあり、雨の日も負担なく通えそうな点に魅力を感じました。
滝川中学校は2024年4月より共学化し、受験者数を大幅に伸ばした学校です。最難関医学系大学・学部を目指す「医進選抜コース」、最難関国公立大学や海外大学を目指す「Science Global 一貫コース」、難関国公私立大学を目指す「ミライ探究一貫コース」 と、生徒の目標に応じてきめ細やかな対応が用意されています。
「 医進選抜コース」では、放課後に医系予備校と連携した「滝川メディカルゼミ」を実施。少人数クラスで入試対策を行うため、通塾なしで早期から受験対策が可能です。また 「Science Global 一貫コース」では、中3時にニュージーランド留学（3ヵ月間）の機会があります。もちろん、他の私学でも海外留学プログラムは用意されていますが、こちらの学校のように「英検準2級を取得し、全員が留学参加を目指す」学校は珍しいと思います。英検準備や3ヵ月間留学しても学習が遅れないための支援体制は相当大変なはずなのに、情熱を注いでくださる学校の思いに強い志を感じました。（※留学時期までに、英検取得が間に合わない生徒のために、1ヵ月コースの留学プログラムもあります）
また、「ミライ探究一貫コース」では、実際に現地を訪ねる探究活動の機会（世界遺産・白川郷探究研修合宿など）がある上、探究を進めるノウハウをスモールステップで学習できるのが滝川中学ならではと思いました。
近年、多くの私学が様々な魅力溢れるコンテンツを充実させており、どれがわが子に良いのか決めかねている保護者も多いと思います。一方、「留学プログラムに魅力を感じたが、実際に留学できる定員は少数だった」とか、「探究活動や論文作成・プレゼンテーション活動に興味があったが、わが子には難し過ぎた」など、イメージしていたものとのギャップを感じるケースもあるようです。しかし滝川中学校の場合、「医進選抜コース」のサポートは長期休暇中や面接・論文対策に至るまで徹底しておりますし、「Science Global一貫コース」の留学のケースにおいても全員に参加機会がある上、留学そのものが目的なのではなく、長い準備と帰国後の学びに至るまでの一連のカリキュラムを皆で体験できること、「 ミライ探究一貫コース」では、「学習計画の立て方」や「メモの取り方」など、出来そうで意外に出来ない点までスルーせずに対応してくださるエピソードの数々に触れて、こちらの学校で出会うのは嬉しいギャップの方ではないかしら？・・・と感じました。
今回の説明会では、日能研関西（取締役）の方による講演会や、生徒さんの保護者の方々のお話もあったのですが、滝川中学校のPRは全くなく、「受験までの3ヵ月の過ごし方」「受験生の時を振り返って」という内容だったことも、ありがたさを感じつつ、少々驚きました。
「家庭で15～20分捻出の仕方→ここまでやった！という達成感を与える大事さ」、「直前の学習法について」などから、「入試に着る服は、早めに用意して実際に模試会場などで着させてみること」「親が笑顔でいられるように、直前3日分の食事の用意は計画的に！」・・・などなど、受験本番を経験しているからこそわかる情報を大変温かな応援メッセージとともに伝えてくださるのをうかがって、こうした場を用意してくださる学校ならばきっと入学後も生徒たちへの温かな思いをもって伴走してくださるに違いない・・・と実感しました。
11/16（土）には医進選抜コース対象の入試説明会、11/23（祝）は全コース対象の入試説明会があります。前期・中期・後期と入試の選択肢が複数ある学校ですので、ご縁を感じる方も多いと思います。ぜひ足を運んでみてください。
(TS)