小林聖心女子学院中学校

説明会に参加してみて

今年で創立98年を迎える女子教育の伝統校、小林聖心女子学院中学校の入試説明会に参加しました。駅から校舎までの道程は、四季の移ろいを感じられる自然の緑で覆われていました。自動車と交わることがないため生徒達は安全に通学することが可能です。「伝統の中の新しさ」を教育方針に掲げ、文科省が示す教育改革をいち早く実現させています。2020年より一人一台のタブレットCPを導入、そのためコロナ禍においてもオンライン授業を活用し学びを進めてきました。今年の学院祭はリアルとオンラインの併用で開催したとのことです。人間教育、宗教教育、奉仕活動などを通じて魂を育てる教育を大切にしており、また、ことばの学習、読書教育、蔵書10万冊を超える学習センターでの学びを通じてスピーチ力、プレゼンテーション力、ディベート力を養います。中学3年生の生徒2名（生徒会長、議長）による学校紹介はユーモアを交えた大変素晴らしい内容で、日頃の教育成果をこのプレゼンテーションで感じることができました。プログラム最後の卒業生（京都大学、関西学院大学在学）の動画では、「大学合格のための勉強ではなく、視野を広げるための学びができた」「行事、部活動の経験を通じて主体的に行動する力が身に着いた」といったお言葉が印象に残りました。この卒業生の言葉こそが小林聖心の学びを表しているものだと感じました。
(Ｍ・Ｈ)