愛徳学園中学校

説明会に参加してみて

訪問した日は秋晴れで、日当たりの良い教室の窓から見える明石海峡大橋は絶景でした。時折、海を通る船の汽笛が聞こえ、まるで映画のワンシーンのような光景が広がっていました。今年度、ミュージックビデオの出演オファーがあり、学校や教室の風景、生徒達が出演しています。スーパービーバーの『幸せのために生きているだけさ』、odolの『不思議』の2本、是非ご覧ください。また、兵庫県警からの依頼で『ひょうご防犯ネット』の動画作成をしたそうです。企画・出演・編集を生徒が主体となって制作し、活用方法や登録方法など、わかりやすく紹介する動画を配信したことにより、登録者数が増加し県警より感謝状が贈られたそうです。
『気高く・強く・美しく』を校訓に、将来必要となる7つの力として、「異文化理解力」、「問題発見・解決力」、「体力・忍耐力」、「思考力」、「コミュニケーション力」、「英語力」、「プレゼンテーション力」を育む『レインボープログラム』という愛徳学園オリジナルのライフキャリア教育プログラムがあります。少人数教育のメリットを活かした習熟度別授業を実施、コース制を取らなくても内容の濃い授業が実現できています。特にグローバル教育には力を入れており、目指す英語力は「英語で活発に意見交換ができる力」。4技能をバランス良く身に付ける授業を展開し、高3の段階でCEFR B1以上、英検準1級取得を目指しています。ネイティブ講師とのやりとりの回数を増やし(オーラルコミュニケーション)、日記を英語で書くこと (クリエイティブライティング) を積み重ねるなど、アウトプットの機会を多く設けることにより、ＧTEC(ベネッセ英語検定)のスコアが中1から中2の1年間で100点以上の得点アップを実現しました。
日々の教育の成果が評価され、東洋経済の『偏差値45からの中高一貫校選び、子どもが伸びる中堅校はここだ』に、2024年、関西女子校で1位、兵庫県で1位として掲載されました。
説明会開始前に行われた校内見学で、教頭の佐々木先生に案内して頂きました。「生徒たちが、将来のどこかで自分に与えられた力に気づき、発揮できるよう、一人ひとりに合わせて丁寧に種まきをするのが中高の時期。その過程をとても大切に生徒と向き合っています」と話されました。卒業してから大輪を咲かせる生徒も数多く、東京大学大学院から外務官へ進んだ生徒、神戸市外国語大学から税関職員へ進んだ生徒、学校の先生、客室乗務員、外資系企業など進路は様々ですが、自分のやりたいことを徹底的に貫く生徒が多いとおっしゃっていました。最近、「自分は何がやりたいのかわからない」といった同世代の子の話はよく聞きますが、凛とした信念を持っている生徒達の姿は、将来に向けた愛徳学園の教育そのものだと感じました。実際に通わせている保護者の方も、生徒一人ひとりに寄り添う先生の姿は目から鱗だった、とても大切に教育して下さり感謝しかないとおっしゃっていたのがとても印象的でした。
入試関連の今後の予定は、11/3(日・祝)にプレテスト、11/16(土)プレテスト解説会、11/23(土)と11/30(土)に入試説明会が開催されます。また、11/2(土)には学園祭が行われます。受験をお考えのご家庭は、是非足を運んで学校の雰囲気と先生方の温かさに触れてみて下さい。
(AM)