学校詳細
建学の精神、教育理念
約100年前の創立当時より変わらぬ教育の土台は「報恩感謝」「人をつくる」こと
建学の精神である「報恩感謝」のもと「個性の尊重」「明朗と自主」「実行から学べ」「礼儀と品性」の4つの教育方針に基づき、心身共にバランスの取れた健全な人格の育成を目指している。そのため、基礎学力の習得はもちろんのこと、生徒自らが主体となって多彩な行事を行うと共にクラブ活動へ積極的に参加することを推奨。「勉強だけ」「部活だけ」に偏らず、何事にも自主的に、かつ周りと協調しながら取り組んでいく姿勢を育んでいる。
また、挨拶やマナーの徹底をはじめ、人権・道徳教育にも力を注ぐことで、人間として必要な習慣・態度を養っている。これらの取り組みは、卒業後、急速に変化する激動の世界で、自分の道を切り拓いていくための基礎となる。そして、今まで自分を育ててくれた人に恩返しをする、そんな思いやりの気持ちを持った人間に成長させることを目標に置いている。
アットホームで家族的な校風が魅力的の同校。のびのびとした学校生活の中で、ただ知識を詰め込むだけではなく、人からしてもらったことに感謝して、人のためにできる限りのことをしようと思う気持ちを育てる教育に取り組んでいる。
教育の特色
3年後に進路選択ができる、難関国公立・私立高校への進学を目指す3年コースに特化
他の高校を受験できる私立通学校として、中学3年間で学力を高め、高校受験時に改めて自らの意思により希望の進路に挑戦することを目指し、2021年度より、高校での再チャレンジ、リベンジも視野にした3年コースに特化。難関国公立・私立高校への進学を目指す。
自ら学び、自ら行動し、失敗から学び、次のチャレンジにつなげていける人材を育成するため、発展探究クラスと発展文理クラスの2編成で、探究と協働を軸にカリキュラムを構成。
発展探究クラスでは探究活動だけでなく、個々に対応した選択授業を展開。勉強・クラブ・行事を通して、自分の輝く場所を見つけていく。自分で選んだテーマを“探究”する活動を通して、周りと協調しながら主体的に課題を解決する力を育む。有名公立・私立高校の他、併設高校への進学も推奨している。
発展文理クラスでは5教科を中心に、応用的な内容にまで掘り下げた授業を展開。基礎から発展的な内容まで、広く深くどんどん挑戦していく。難易度の高い課題も、苦楽を共にする仲間とともにチャレンジし、難関国公立・私立高校への進学を目指す。
主体的な学びを実践するため、一人一台のiPad支給でICT教育の充実を図り、視覚と聴覚に訴える効率的な学びの環境を提供している。
施設設備
駅から徒歩1分。便利で安全な通学環境
JR学研都市線「四条畷」駅のすぐそばにあり、JR「京橋」から13分、「尼崎」や「京田辺」から30分と、どこからでも通学しやすい環境。バスでの通学も便利で、近鉄「瓢箪山」や、京阪「大和田」からも30分で通学可能。もちろん、登下校メール通知システムによって子どもの登下校時間が把握でき、保護者も安心。
敷地内には25メートルの温水プールがあり、一年中水泳の授業やクラブ活動が可能。
図書館の蔵書は約5万冊。分野も幅広くそろえている。自習スペースもあり、毎日の復習やテスト勉強に利用できる。
その他、コンピュータ室や物理室、生物室など、最新の設備で授業を受けることができる。
食堂は、たくさんのメニューをそろえ、とてもリーズナブル。人気メニューにはいつも行列ができる。
学校行事
生徒が中心となって運営するユニークな行事でリーダーシップを育成
4月には1年生宿泊研修、5月には2年生宿泊研修(サバイバル)、3年生修学旅行、6月にはスポーツ大会、7月には水泳大会、8月にはニュージーランド研修、9月には文化祭、10月にはニュージーランド姉妹校訪日、体育会、12月には耐寒オリエンテーリング、スキー教室、2月には1・2年生社会見学(地下鉄オリエンテーリング)など、数々の行事を実施している。多彩な行事へ自主的・積極的に参加し、自分や友人と向き合い一生懸命やりとげる中で「人」として成長することを目的としている。生徒が中心となって運営するユニークな行事が多くあり、リーダーとして活躍できる人材育成の場となっている。
特に、2年生が5月に3泊4日で行う岡山でのサバイバルキャンプは30年近く続く伝統行事。竹の食器づくりから始まり、野外炊飯、ナイトハイキング、テントでの就寝など、仲間と協力して取り組むイベント活動を通して、子ども達の想像力や探究心を養う有意義な行事となっている。これらさまざまな学校行事は、探究の授業展開の一つとして、行事内容は今後もさらに充実させていく予定だ。
学校での様子、生徒の様子は毎日更新されるホームページから、いつでも、どこでも見ることができる。行事や参観日のお知らせ、学校からの連絡も閲覧可能だ。
部活動
約9割の生徒がクラブに所属し、学業との両立を上手に図りながら活躍している
好きなことに情熱をもって取り組めば、汗や涙とともに喜びと感動が心に刻みこまれる。互いに切磋琢磨しながら、目標に向かって頑張ることで、友情や信頼関係を築いていくクラブ活動。学年を超えた縦割りの活動を通して学ぶことも多く、ほとんどの生徒が積極的に参加して感動や喜びを体感している。
運動部は、全国大会への出場実勢のあるバドミントン部、ソフトボール部をはじめ、準硬式野球部、剣道部、サッカー部、水泳部、陸上競技部、バスケットボール部、柔道部、卓球部、弓道部があり、コース別に入部資格が決められている。文化部では、学園内でも長い歴史を誇り、部員数が最も多い吹奏楽部を筆頭に、書道部、美術部、技術家庭部、科学部、文芸部、英語部、園芸部、放送同好会があり、それぞれ活発に活動し実績をあげている。
それぞれの部活動は、中学校としての独自運営で活動を行っているのが特徴。場合によっては高校との交流活動を行うなど、臨機応変に対応できるところが、総合学園の魅力といえるだろう。
進路指導
大阪の国公立高校トップ10校に30名の合格実績。志望校全員合格のためのサポート体制
面倒見の良い熱意ある教師陣のチームワークを大切に、教師全員が、生徒一人ひとりの学力、性格、心情をしっかりと把握し、意欲ある子ども達の努力を引き出すためのバックアップ体制を整えている。また、幼稚園から大学までを擁した総合学園ならではのコミュニケーションにより、進路や教育面でのフォロー体制も整えてバックアップ。その結果、毎年、難関高校、難関国公立大学への進学者を輩出する。
成績だけで志望高校を決めることはしない進路指導が特徴。生徒が自分に合った校風や自分がやりたいことを目指すための次の地点を選ぶという観点でサポートを行うと同時に、生徒自身が志望校をしっかりと考えて選択することを大切にしている。将来の具体的な夢がある生徒には、その実現のためのさまざまな可能性を提案。そうでない生徒には、高校で自分の夢を探し出せるように、性格や個性に合った可能性を引き出してくれる高校を共に探す。
生徒が放課後に自由に活用できる自習室は、卒業生がチューターを務めており、長い歴史の中で培った経験や卒業生の声を活かした独自の進路サポートを実践している。
中学1年生から、「日直面談」を実施。毎日2~3人の生徒が教師と個人面談。進路の話だけに限らず、日々の悩みや相談など、それぞれの思いを1対1で聞くことで、生徒と教師の固い心の結束を築きあげていく。将来の夢やどんな人になりたいのかを教師と生徒の密なコミュニケーションを通して、信頼関係を築いている。中学2年の終盤からは、クラス全体として本格的に進路対策をスタート。受け身の進路ではなく、目標や希望をしっかりと持って次のステップへ進んでいけるよう万全のバックアップ体制で挑んでいる。細やかな進路サポートのもと、生徒の個性や夢を重視した希望の高校に多くの生徒が進学している。
その他
国際感覚が養える楽しい海外交流、少人数制英語学習でグローバル教育にも注力
希望者を対象としたニュージーランド海外研修(ホームステイ)を実施。英語を学ぶことはもちろん、異文化に触れ貴重な体験ができるホームステイを通して外国の人々と心温まる交流を図っている。
また、ニュージーランド姉妹校より留学生の受け入れ交流も行っている。マスタートンインターミディエイト校と1996年より姉妹校提携を結び、現地に生徒を派遣するだけでなく、現地からも毎年約20名の生徒を受け入れ。ホームステイを受け入れることは、生徒だけでなく、保護者も異文化に触れられる良い機会となっている。毎年やってくる留学生と英語や日本語で日常的にコミュニケーションをとることで、互いに国際感覚を養う貴重な体験ができる。
さらに、1年、2年の2年間は、週に2単位の少人数制クラスを展開。オリジナル教材を使用したリーディング&コミュニケーションのユニークな英語学習を行っている。教員ライセンスを取得しているネイティブ教師と日本人教師による手厚いチームティーチングで、英語でコミュニケーションをとる力、英語を聞く力、英語を読む力を身につけている。教科としての英語授業(5単位)だけではなく、コミュニケーションツールとしての英語力を鍛える参加型授業によって、英語に対する強い興味とグローバル社会に対応する力を育てている。
制服
ベネトンがデザインした制服を採用
イタリアの有名アパレルメーカー、ベネトンがデザインした制服を関西で初めて採用。リボン・シャツ・スカートも多くのバリエーションから自由に組み合わせ可能。毎日自分の好きなコーディネートで楽しむことができる。