小学6年生にとって、入試本番で、全力を出し切ることは難しいです。
その対策として、大阪府・京都府・兵庫県の多くの私立中学校では、入試日よりも前の時期に、入試当日と同じ会場で、入試本番と同じ時間帯で、各学校の出題傾向に沿った問題が出題されます。
通常の学校説明会と違い、入試本番の状況、例えば、自宅から学校までの交通ルートや教室やトイレの場所、避難経路などの学校内施設を把握することが出来るので、試験当日に落ち着いて臨むことが出来るメリットがあります。
入試本番のリハーサルとして、非常に活用されています。

また、実際に、憧れの私立中学校に触れ合うことで、受験生自体が、学校生活のイメージができ、俄然、やる気が起きてきます。

プレテストは、入試問題と同じ難易度や傾向で出題されるため、出題の傾向がつかみやすいです。
プレテストを行う私立中学校の中では、本番の入試問題とほぼ同じ、いわゆる「そっくりテスト」の場合があったり、受験生の成績が、コンピューターによって処理された、成績が返却される学校もあったり、合不合判定が出る学校もあるので、受けない手はないです！

また、プレテストをして終わりというだけでなく、「プレテスト復習会」などを実施している学校がありますので、出来なかった問題や理解不十分な点を、入試本番までに対策をしていきましょう！

プレテストを行う私立中学校は、大阪府、兵庫県、京都府で59校（2016年7月7日時点、中学受験スタディ調べ）になります。
下記の一覧に入試日程が掲載されてますので、プレテストを受験する際は、必ず、各学校の公式ホームページや窓口への電話でのご確認の上、予約をしてから、受験を行ってください。
各校の日程が、10月11月の土日に、集中してしまう傾向がありますが、２回・３回と実施している学校がありますので、スケジュールをご確認の上、予約をしてください。
子どもたちがプレテストを受けている時に、保護者向けの説明会を開催致しますので、より更に、学校の情報を理解するには、有意義な日になると思います。

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