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工学院大学附属中学校
スペシャルレポート

真の21世紀型教育を強力に推進し
予測不能な世界をリードする人材を育成

知識偏重、一方通行型の教育では、現代の予測不能な社会を生き抜く人材の輩出は難しい。そんな問題意識を強く持つ中、21世紀型教育を推し進めている工学院大学附属中学校。新宿駅からのスクールバスで遠方から通学する生徒も増えていることからもわかる通り、その最先端の教育が注目を集めている。

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工学院大学附属中学校の21世紀型教育とは

2020年、現在のセンター試験に代わる新たな大学入試がスタートする。文部科学省では、これからの時代に求められる「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を学力の三要素として総合的・多面的な評価をすることを教育制度改革では目指している。
全国の高等学校、中学校がこぞって「アクティブラーニング」「英語4技能」「ICT教育」などの言葉を用いて自校の教育の革新性、有効性を叫ぶ背景には、このような状況がある。しかし、同じような言葉が使われていたとしても、実態は様々だ。ここでは、21世紀型教育を提唱、実践している工学院大学附属中学校の教育を紹介する。

平方邦行校長先生

21世紀型教育でなければならない理由

同校の教育改革を先頭に立って進めているのは、校長の平方邦行先生だ。日本が直面している現在の状況について、平方先生は「グローバル化は、日本人にとって必ずしも幸福なこととは云えないかもしれません。従来のように、ジャパンローカルでやっていけるなら、その方がいい。でも、世界がこれだけグローバル化している中、本当にそれでやっていけるのでしょうか?」と言う。
「従来の日本の教育は、教員が生徒に一方通行で知識を教えるだけで、抑圧と従順の関係を強いる場面もしばしば見られたと思います。これを20世紀型教育として否定。アンチテーゼとして21世紀型教育を推進しているのです」と平方先生。

週1回、新宿の工学院大学の教室を利用して行われる英語による哲学の授業

昨今、アクティブラーニングという言葉がよく聞かれるようになった。この概念も一方通行型教育ではなく、双方向型の教育を志向するものだが、違いはどこにあるのだろうか。
平方先生は、「言っていることだけで判断するのではなく、やっていること、すなわち授業を見るのが一番ではないでしょうか」とアドバイスする。
「アクティブラーニングと言いながら、その内容には首を傾げざるを得ないケースも多々見受けられます。それに、グローバル化に対応すると言いながら、グローバルネットワークを作ろうとする学校が少ないのも問題です。IB*(International Baccalaureate=国際バカロレア)やラウンドスクエア**などに積極的に参加しようという学校は、残念ながら少数派。しかし、本校ではラウンドスクエア校として認定を受けるべくすでに動いているところです」。
多くの教員を毎夏、IBの研修に送り込む同校。そんなところにも、21世紀型教育を常に進化させようとする同校の本気の姿勢が垣間見える。

*国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
**6つの教育の柱“IDEALS”(Internationalism, Democracy, Environment, Adventure, Leadership, Service)に基づいて活動する国際規模の私立学校連盟

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日本初のケンブリッジイングリッシュスクールに認定

予測不能な社会をリードする人材を

2017年4月に日本初のケンブリッジイングリッシュスクールとして認定された同校。それも、やはりグローバルネットワークの重要性を意識してのことだ。
平方先生は、「世界中の同年代の生徒たちが共通のテキストを使って学ぶ。これは、とても大切なことだと思っています。ケンブリッジ大学出版発行の教材“Uncover”は、そのようなテキストの中でも非常に優れたもの。それで、採用することにしたのです」と語る。

2017年4月、日本初のケンブリッジイングリッシュスクールとして認定された

ケンブリッジ大学出版発行の教材“Uncover”

例えばハイブリッドインターナショナルクラス(高校)の英語では、毎週2時間哲学の授業を行っている。
「よく、言語はコミュニケーションのツールだと言われます。確かに、そういう側面もあるでしょう。ただ、本質はそこにはない。言語の背景には、その言語特有の思考があるのです。英語をただ技能として習得するのではなく、哲学的思考を中心に身につけてもらいたい。そう考えて、例えばハイブリッドインターナショナルクラス(高校)の哲学は、英語の授業の一つと位置付けて行っています。また、中学の全クラスで、総合の授業の一環として日本語でデザイン思考を行っているのも同様の考え方からです」。
ある哲学的テーマについて、英語を用いて議論をする。これからの時代、グローバルに活躍することができる人材は、そんな中で鍛えられ、輩出されていくのだろう。

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新宿発のスクールバスで東京23区や千葉からも楽々通学

新宿からスクールバスが運行中、すわって通学でき、時間も有効に活用

同校では従来、「八王子駅」「北野駅」「拝島駅」「南大沢駅」の4駅からスクールバスを運行してきたが、2016年より「新宿駅」からのスクールバスも運行を開始。東京23区や千葉からも通学する生徒がいる。
新宿便の発着場所は、工学院大学新宿キャンパス前。新宿駅西口から歩いて数分、しかも地下道で行けるため、雨に濡れることなく乗り場まで辿り着くことが可能。
地下鉄丸ノ内線中野坂上駅近くの自宅から通学している中学2年生のOさんの朝を取材した。

朝、6:30に家を出て、中野坂上駅へ

新宿駅から、地下道を使って工学院大学にあるバス乗り場へ

7:20スクールバスに乗車。必ず座れることもあり、時間を有効利用できる

8:10学校に到着。さあ、今日も1日がんばろう!

新宿便を利用しているOさん、Kさん、Iさん、さらにOさんのお母様に話を聞いた。

医者になって世界中の人を助けたい

Oさん(中2・ハイブリッドインターナショナルクラス・東京都中野区在住)

小学校5年生の時に、いろいろな学校を回って体験する中で工学院を選びました。授業の進め方に興味を持ったのが大きかったです。英語で授業を受けられるコースがあるというのもうれしいポイントでした。
僕は医者になって世界中の人を助けたいという目標を持っています。そのためには英語を身につける必要があると思うので、工学院に進みました。
小さい頃から数学が好きです。特に、数学は英語で授業を受けることでさらに楽しくなってきました。工学院では、英語や理科の授業でも英語で行われるものがあり、とても楽しいです。

Oさんのお母様(談)

海外に住んでいたことはないのですが、息子は小さい頃からネイティブの先生に英語を学ぶ中で、どんどん英語が好きになっていきました。小学校も英語教育に大変力を入れている学校に通わせていたのですが、「英語で数学の授業を受けたい」という本人の強う希望がありまして。あるセミナーで平方校長先生とお目にかかり、工学院大学附属にお世話になることにしました。
もちろん、新宿駅からのスクールバスがなければ難しかったですね。でも、よく考えれば満員電車に揉まれて通学するより、バスに座って通学する方が楽ですよね。親としてもそのほうがずっと安心です。私自身も保護者会などに参加するときに利用させていただきますが、とても快適。都心方面からの生徒さんが増えるといいですね。

建築家の夢が宇宙へと広がっていく

Kさん(高1・ハイブリッドサイエンスコース・東京都港区在住)

毎朝、最寄りの品川駅から山手線を利用して、新宿からスクールバスで通っています。バスでは必ず座れるので、車内では宿題をしたり、眠たいときは眠ったりしています。45分間という時間は漢字の小テストに備えた勉強をするのにはちょうどいい時間です。
私は一級建築士になる夢があり、中学2年生くらいから工学院大学に入りたいと思っていました。両親も八王子はちょっと遠いかなと最初は思ったようですが、スクールバスがあると知って、今では安心しています。
最近は、宇宙工学にも興味が出てきました。大学への進学の際は考慮に入れようと思っています。広い校舎はきれいでとても気持ちがよく、のびのびと学生生活を送ることができます。実験できる機会も多く、毎日充実しています。

いつかドイツで好きな自転車を作る

Iさん(中3・ハイブリッドインターナショナルクラス・千葉県浦安市在住)

小学6年生の時からマウンテンバイクにはまっています。チームに所属していて、大会にも参加しています。いつか、自分で自転車をデザインするのが夢で、そのために、英語はもちろんドイツ語もマスターしたいと思っています。 小学校は公立でしたが、英語が好きで、放課後に英語塾に通っていました。気が付いたら英語が好きになっていて、英語で授業を受けたいと思うように。工学院は帰国子女だけではなく、僕のようなレベルの生徒も受け入れてくれるので、迷うことなく選びました。
セブ島やオーストラリアに短期留学できるのも魅力です。英語を伸ばすいい機会になりました。将来はドイツの大学に行きたいと思っています。スクールバスの中では勉強したり、好きな絵をかいたりすることが多いですもちろん居眠りもできますから、少し遠くてもゆとりがあっていいです。


グローバル化が急速に進む中での日本の立ち位置。これからの教育に本当に必要なものは何か。英語教育のあるべき姿は・・・。工学院大学附属中学校が取り組んでいる教育改革は、そのような時代背景、課題意識をしっかり踏まえ、最先端を志向するものだ。
八王子という立地も、新宿からのスクールバスがあることを踏まえると、大きなネガティブ要素にはならない。授業見学や学校説明会の機会を利用して、一度同校の教育の実態に触れてみることをおすすめしたい。

所在地

〒192-8622
東京都八王子市中野町2647-2

TEL 042-628-4914

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