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女子校

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かまくらじょしだいがく

鎌倉女子大学中等部 

スクール特集(鎌倉女子大学中等部の特色のある教育 #1)

英語教育改革進行中!英検2級取得100%が目標

2017年度より進めている英語教育の改革が、その斬新な内容でメディアや他校からも注目を集めている鎌倉女子大学中等部。中3で英検3級、高3で英検2級を全員が取得するという明確な目標も定めています。

人間性、学力、語学力・表現力を育む「学力向上プラン」

同校の英語教育改革は、包括的に学力向上を図る「学力向上プラン」の一つとして位置付けられています。「学力向上プラン」の柱は

  • 建学の精神にもとづき「豊かな人間性」を育む
  • 自立して活躍できる「確かな学力」をしっかり育む
  • 国際社会で活躍できる「語学力・表現力」を育む(英語教育改革)

の3つ。生徒全員が目指す進路を実現するべく、下記の通り具体的な数値目標を掲げています。

英語検定:中3で3級、高3で2級を全員が取得

独自の英語学習プログラム“鎌倉 FITS”

ますます加速するグローバル化の中、英語力が必須であることは言うまでもありません。また、2020年から「話す、聞く、読む、書く」の4技能をみる内容へと大きく変わる大学入試に対応するためにも「本当に使える英語」を身につける英語教育への変革は避けて通ることができません。そんな状況下、鎌倉女子大学中等部は2017年度から独自の英語学習プログラム“鎌倉 FITS”を始めました。2018年度には、さらに進化させた形で実施されます。入試広報主任で英語科の野田明先生は、
「“FITS”とは、Form, Ict, Training, Student Centered の頭文字を取ったものです。最初のFormとは『姿勢』。英語の苦手意識をなくすために必要な前向きな『姿勢』を身につける基礎力向上プログラムを用意しています」と説明します。「例えば、3日間の集中講座“PREP(Power Run English Program)”で、中等部1年生は『鎌倉フォニックス』という本校独自のプログラムを体験。英語の音と文字のつながりを意識し、学びます。中等部2・3年生は、ネイティブ講師との対話によって『話す』力を伸ばす“Talk About”、高等部2年生では、大手語学スクールのベルリッツのメソッドで学ぶプログラムなど、学年別にプログラムを展開し、苦手意識をなくして『もっと学びたい』という動機を育む内容としています。」

▶3日間の集中講座“PREP(Power Run English Program)中等部1年生

▶3日間の集中講座“PREP(Power Run English Program)中等部2.3年生

個々のニーズに対応するオンライン学習

「“FITS”のIはICTを活用した学習のこと。教育ICTの発展に伴って、発音やスピーチのテストはコンピュータで測定して点数化されるようになるでしょう。それに対応する意味でも、生徒はICTを活用した学習に慣れておくことが大切です。本校では、個々のニーズに対応する高機能のオンライン英会話“Hybrid-Live Talk”を開発し、現在、中高の全学年の希望者が放課後や夏期・冬期講習で利用できるよう環境を整えています。生徒たちにはとても好評で、多くの生徒が“Hybrid-Live Talk”を利用して学んでいます。」

「具体的には、フィリピンのネイティブ講師とマンツーマンでレッスンを受けます。英検の2次試験に備えた模擬面接や、本校で実施する海外語学研修に備えた会話練習、授業の復習のための表現練習、大学入試対策など目的やレベルに合わせて様々なレッスンが受けられますので、とても効率的です。しかも、一つの画面上に講師とのチャットと、練習問題や英検問題などを並べて表示することができ、会話以外の英語学習にも講師とともに取り組むことができます。まさにHybridなレッスンとなっているわけです。」

「また本校では、“英検CAT(旺文社)”というe-learningソフトを導入しています。これは、英検対策をサポートするのが目的です。各自のスマートフォンやタブレット端末でいつでも学習できるのが特徴。教員はネットで生徒の学習状況を瞬時に把握することができ、生徒一人ひとりに対する指導につなげていきます。発音練習には、音読学習ソフト“English Central”を導入しています。これは、発音の最小単位である音素ごとに正しく発音できているか分析されるもの。自分の苦手なところが把握することで、効果的な発音練習をすることができます。教科書に対応した学習メニューも用意されていますので、各自のタブレット端末やパソコンで授業の予習復習をすることも可能です。」

▶Hybrid Live Talk

▶English Central

中等部3年生は全員でカナダ語学研修

「“FITS”のT、Trainingは、国内外の語学研修プログラムを指します。中等部1・2年生は4日間の宿泊型の国内イングリッシュキャンプに参加し、ネイティブ講師とともに英語のみの生活を体験。さらに2019年度からは、中等部3年生全員参加でカナダ語学研修を実施します」

「高等部1・2年生は、希望者を対象に10日間のオーストラリア語学研修を実施。ホームステイをしながら現地校に通います。事前に保護者と生徒向けのオリエンテーションを5回行い、疑問点や不安を丁寧に払拭。現地校では日本語を学んでいる高校生バディが、一人に一人ずつつくこともあって、海外渡航が初めてという生徒でも安心して学ぶことができます。この語学研修に加え、10週間のターム留学も2018年度からスタートします。」

▶オーストラリア語学研修

「生徒が話す」授業への大転換

「“FITS”の最後、SはStudent Centeredで、生徒主体型の授業の実践を意味しています。そのために本校では、英語教育の第一人者として知られる東京学芸大学名誉教授の金谷憲先生をアドバイザーに招き、新しい授業づくりに取り組んでいるところです。黒板とノートしか使わないような単調な文法授業から脱却し、授業の80%が生徒が主体的に活動に参加する授業を開発しています。例えば、単語が書かれた絵カードを並びかえながら、正しい文型や構文を学習したり、教科書の全暗唱を通して1分間1つのテーマについて英語で対話活動ができるようになったり、生徒が積極的に英語をアウトプットできる授業を展開させています。」

同校の英語教育改革最大のポイントは、授業改革にあります。語学研修やオンライン英会話など、多くの機会を通じて英語力を磨くことは大切なことですが、生徒が最も長い時間、英語を学ぶのはやはり授業なのです。その授業が“Student Centered”となることで、他の取り組みとの相乗効果を発揮し、生徒の英語力を飛躍的に伸ばして行く・・・。そんな近未来の同校の姿がはっきりと見えてきた取材となりました。

▶東京学芸大学名誉教授の金谷憲先生

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