でんえんちょうふがくえん
田園調布学園中等部
学校説明会レポート2018年度入試(2017年実施)
説明会名:前期学校説明会
開催日 | 天気 | 受付開始 | 開催時間 | 場所 |
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2017年7月8日(土) | 9:00 | 10:00~11:00 | 本校 |
申込み(予約)
申込み方法
HP | ハガキ | 電話 | FAX |
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○ | - | - | - |
持ち物
申込み控え | 上履き |
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必要 | 不要 |
参加人数
父親の参加率
約15% | 含夫婦 |
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服装
フォーマル | スマートカジュアル | ラフ |
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10% | 50% | 40% |
子供向け企画
あり | 授業体験 |
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配布物
学校案内 | 入試問題/解説 | 願書 | 説明会レジュメ | アンケート用紙 |
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○ | - | - | ○ | ○ |
[ 備考 ] 説明会資料/募集について/進学通信記事/Breakthrough NO.5/後期説明会チラシ/
説明会に参加してみて
近年は理系への進学者が増えているとお話しがありました。実際に2017年度の大学進学実績からもそれがよくわかりました。また、女子は理数系が苦手と言われているが、田園調布学園の取り組みを聞いていて、それは教え方次第ということも伝わってきました。いかに苦手意識を作らせないかを主軸におき、興味関心を引き出すための取り組みとして展開している【協同探求型授業】はとても興味が湧きました。例えば、タクシー料金改定前後の比較(関数)を、新聞記事を活用し、グラフ化から比較・検証まで行うと言うもので、身近なものや実体験にそくした内容を採用しているところに、生徒のための取り組みが感じられ、それが、大学進学実績へとつながっているのだと感じました。
(A.O)
開始前の動画上映 | 5分 | 1日の様子 |
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説明会時間:1時間0分 | |
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プログラム1 10分 (10:00~10:10) |
学園第2世紀へのBreakthrough 説明者:学校長・西村 弘子先生 本校は1926年に創立され、今年で91年を迎える。設立者は西村庄平 初代校長川村理助。建学の精神「捨我精進」で、今もその精神のもとに教育活動をしている。創立100周年のその先を視野に教育を考え、女子に高い能力を持たせたいという強い信念をもった学校である。この多感な中高の6年間で女子として相応しい学びや体験をさせてあげたいと思っている。2030年に輝くために必要な力を磨くために21世紀型スキルを育成していく。本校で学ぶすべての教育活動を通じて、少しの自信をつけて次の課題へ進み、成長していってほしい。何事も本気でやれば可能性が広がると確信している。予測不可能な時代を生き抜くために、他者と協働し、自分の人生を自分の力で切り開いて行ってほしい。 |
プログラム2 20分 (10:10~10:30) |
大学合格実績と理数教育の取り組み 説明者:数学科主任・長岡 敬佑先生 2017年度の卒業生は205名であった。その中での進学先の割合について【文系54%】【理系46%】であった。本校は数ある女子校の中では理系に進む割合が多い学校である。大学合格者数の93%は現役進学をしており、国公立の医療系の大学へ進学を希望する生徒や東京農大や昭和の医薬系に進む生徒が増えてきた。この背景には本校の数学に対する苦手意識の工夫された取り組みの成果であると言える。例えば、授業では小テストやペアワーク・課題の出し方など、生徒一人ひとりをしっかりと見て、どこでつまずいているかなどを考えて課題など出している。さらに協同探求型授業で生徒の興味関心を引き出す取り組みを実践している。中学1年ではポリドロンを使って立体図形をグループで考察するなど、体験を重視した授業を展開している。理科では中学3年間で約80回の実験を実施。65分授業をいかし、考察の時間をたっぷりと取ることで、生徒の協同する姿勢と探求する力を伸ばしている。また、土曜プログラムも充実の講座を用意しており、その道のプロから学ぶ理系分野だけで約50講座があり、少しづつではあるが、理数系に対する変化が出て来ているので、今後も、苦手意識の克服のための指導の工夫をしていく。また統計分野の指導を充実させ、統計に強い生徒を育てて行く。 |
プログラム3 15分 (10:30~10:45) |
スピーキングにも力を入れた英語教育と国際交流について 説明者:英語科主任・中尾 英信先生 4技能をバランスよく伸張させること、つまり英語を使うことをためらわない生徒を育てて行きたいと考えている。2016年度実績として英検の取得率について、中1では4級:95.1%。中2で3級:88.6%。中3で準2級:71.8%で、高校2年での英検2級の取得率が54%で昨年度より15%も上昇した。またスピーキングを伸ばす実践の一例として、日々の授業の中で単語推測クイズやO.Cでのスピーキングテスト・全学年共通のルーブリック評価基準を採用している。中学での英語の発表の流れとして、中1でレシテーション。中2でスピーチ。中3でプレゼンテーションへとつなげ、放課後のPCによる英会話レッスンなど導入し、英語を積極的に使う環境を提供している。国際交流プログラムについて。目的は英語は道具(ツール)として捉え、異質の他者を理解することが一番大切であると考える。『自分にとっての当たり前のことが、当たり前ではない』ということが実感として経験を積んでいってほしい。中等部3年生ではカナダやオーストラリアでのホームステイプログラム(2週間)や国内で英語漬けの4日間を過ごすイングリッシュキャンプなどを通じ、視野を外に向ける取り組みで興味関心を持ってもらえるように、様々な体験プログラムを実施している。 |
プログラム4 15分 (10:45~11:00) |
2018年度入試について 説明者:入試広報室長・細野 智之先生 本校の入試は『努力の成果』と『思考力・表現力』をみる入試と考えている。4教科の合計点で合否を決定。3回の入試とも、出願傾向・難易度は同じ。問題作成の基本方針は4教科ともに、小学校の教科書の内容にそった標準的な問題を出題。特に思考力・表現力を問う問題を配点の30%出題する。【国語・社会】意見や説明を記述する問題。【算数・理科】途中式や思考過程を記述する問題。資料やグラフ等の内容を読み取る問題など出題。本校は面接があるが、点数化しておらず、あくまでも参考程度。面接は出会いとして考えて実施している。複数回(2回以上受験)受験のメリットとして、第2回・第3回試験で、ボーダーライン付近の複数回受験者については、前回までの受験回の得点を勘案して判定する。また繰り上げ合格は、複数回受験者を優先。例年2~3人繰り上げ合格者を出している。 |
質疑・相談等
質疑応答 | 個別相談 |
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なし | あり |
見学
校内見学 | 授業見学 |
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あり:11:00~12:00 | なし |