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私立中学

女子校

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じょしせいがくいん

女子聖学院中学校 

スクール特集(女子聖学院中学校の特色のある教育 #2)

英語表現力入試・日本語表現力入試で受験生の潜在能力を評価

伝統に裏打ちされた最先端の語学教育で、自分のことばで語ることができる女性を育成する女子聖学院中学校。ここ2年で二種類の新しい入試を導入しました。どんな児童に向いているのでしょうか、また、どんな人材に育てようとしているのでしょうか。ご紹介しましょう。

同校が2016年度に導入したのは、英語(リスニング、暗誦、自己紹介)と面接のみの英語表現力入試。さらに2017年度には、聞き取り、作文、自己紹介と面接のみという日本語表現力入試もスタートしました。思い切った入試改革ですが、広報室長・佐々木恵先生に取材すると、この2つの新入試が、まさに今の時代にマッチしていることがわかってきました。

小学時代にのびのび過ごすと、中学から伸びる!

アメリカの女性宣教師が創立した学校だけあり、英語力の育成には長い伝統を誇り、実績をあげてきた同校。2つの新入試を導入した背景について、佐々木先生は「大学へ進むために学力は必要ですが、それ以上に自分の思いを自分のことばで表し、人を信頼できるコミュニケーション力が将来にとって大切です。小学校の6年間を勉強以外のことも数多く経験し、楽しんできたお子さんには相手に対する興味や思いやりの心が育っています。その感性が心を通わせるコミュニケーションにつながるのです。学力については、早いうちから詰め込み型の塾に通っていなくても、中学に入ってから十分伸びます。新しい入試ではコミュニケーション力をみる面接を入れることにしたのです」と語ります。

小学校時代、豊かな感性を育んできたお子さんは、これから先の大学入試でも、上位校へと躍進する力があると、佐々木先生は考えています。

▶︎広報室長・佐々木恵先生

英語力入試の鍵は、“自己肯定感”

2016年に導入した英語表現力入試のねらいについては「小さい頃から英語を学び、英語が好きなお子さんが増えています。その表現力を本校で活かしてほしいのです」と佐々木先生は説明します。「本校は長年、スピーキングのレッスンに力を入れてきました。蓄積されたノウハウを活かし、英会話の他、授業でもペアレッスンなど多彩な内容で話す力を磨いています。英語表現力入試で入学した生徒たちも、どんどん英語力を伸ばしています。英語をイキイキと話し、それが認められることで、生徒たちは自己肯定感を持つことができます。そして『やればできる』という自信がつけば、他教科のモチベーションも上がります。実際、苦手な教科も向上させていく生徒たちの姿も見られます」

具体的に、英語表現力入試の内容はどんなものなのでしょうか。
「英語リスニング、課題文暗誦、自己紹介、日本語面接、保護者同伴の日本語面接の5つの流れがあります。リスニングは、英検4級程度とハードルを低く設定しています。重視しているのは暗誦です。豊かに感情表現を伝えられているかをみています。
また、保護者面接では、英語教育に力を入れてきた理由、同校に何を期待するのかなどについて、しっかり確認することを重視。学校と保護者が協力し合い、育てていくことができるかどうかを確かめます。

豊かな体験が、日本語表現力入試を有利にする

英語表現力入試に続き、日本語表現力入試を始めた理由は「受験勉強でははかれない力をみたい」という点にあります。「ことばこそが教育の土台。それは、英語も日本語も同じです。自分が何を感じ、相手にどう伝えるのか。信頼できる人間関係を構築するためには、ことばが何よりも大切です。そんな考えのもと、本校では日本語の4技能を高める授業を中学1年から徹底しています。『作家の時間』といった独自のカリキュラムで書く力を強化することは、読解力にもつながります。書く力は、人間性に通じる。それは、授業を通して私たち教師が実感していることです。日本語表現力入試では、そんな書く力をはかるもの。そして、書く力は必ずしも入試の訓練をしなくても、豊かな小学校時代を過ごすことで伸ばせる能力なのです」
実際、日本語表現力入試で合格した生徒は、着実に力をつけています。「自己肯定感がある生徒たちは、学校生活を楽しみながらぐんぐん成長しています」と佐々木先生も期待を寄せます。

入試の内容は、聞き取りテスト、テーマに基づく作文、自己紹介、面接の4過程。肝になるのは、やはり作文です。当日指定される3つの語を使って文章を書くのですが、「仲直り」といった価値のある抽象語が必ず一つ入っているのがポイント。そこから、その子がどんな生活を送り、どんな豊かな体験をしてきたかもわかります。作文は複数の教員で読み、構成力や表現技法などを加点して採点しています。

校内の多様性が、グローバルな環境を作る

新入試制度の狙いは、大学入試改革とも重なります。「大学入試でも、思考力や表現力をみるなど多様化が進んでいる今、多様な子どもたちが集まることが、大きな力になります。いろいろな人がいていい。得意分野も違っていい。そのための特別な入試もあっていい。2科4科の入試を否定するわけではなく、それぞれの力を認め合い、共に作り上げるのが私たちの学校生活。それぞれの得意を活かし合って、中学、高校で伸びていくことを期待しています」
様々な価値観をもった多様な人々と出会い、平和に共存していくべき国際社会。学校もその環境に近づけようとする努力が伺えます。

多様な価値観を受け入れ合う姿勢は、まさにこれからの時代に必要とされるもの。学校だけ、教師だけ、友達だけではなく、自分にできる力を差し出し、互いに学校生活を作り上げていく。それは、グローバルの本質的な価値観とも言えるでしょう。
「自分らしくいることに前向きな生徒、抵抗のない生徒は、他の人にも思いやりをもって優しく接することができる。自分の力を差し出せるのです」

文化や背景、能力が異なるさまざまな人たちが力を出し合って、困難を乗り切らなければならないこれからの時代。この学校で自分の力を認められ、互いの力を認め合って育った子どもたちは、きっと世界でも、自分らしい力を発揮し、協力して生きていける大人になる……。佐々木先生のお話を聞いていると、いつの間にか「我が子をここに入れたい!」と思えるから不思議。すっかり、“女子聖学院ファン”のひとりになってしまいました。

■入試日程<英語表現力・日本語表現力>

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