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灘中学校

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学校説明会レポート2018年度入試(2017年実施)

説明会名:入試説明会・授業見学

開催日 天気 受付開始 開催時間 場所
2017年10月6日(金) 雨 9:30 10:30~12:00 講堂

申込み(予約)

不要

申込み方法

HPハガキ電話FAX
- - - -

持ち物

申込み控え上履き
不要 不要

参加人数

約550人

父親の参加率

約5% -

服装

フォーマルスマートカジュアルラフ
5% 90% 5%

子供向け企画

なし -

配布物

学校案内入試問題/解説願書説明会レジュメアンケート用紙
- 有料 -

説明会に参加してみて説明会に参加してみて

授業見学、施設見学も同時に実施されており、特に図書館の蔵書数と生徒の使い勝手を優先した作りには目を見張るものがありました。説明会の内容も丁寧かつ詳細まですべて包み隠さずお話しされており、校長、教頭先生の愛校心溢れるお話しに大変感銘を受けました。受付では資料と一緒に校章の入った瓦せんべいを配布しており、学校のホスピタリティを感じることができました。
(ST)

説明会時間:1時間30分

プログラム1

30分

(10:35~11:05)

挨拶、学園の沿革、歴史について

説明者:校長先生

本校は1927年(昭和2年)10月24日に創立され、今年で90周年を迎える。この会場のある本館は、その当時からあり登録有形文化財に指定されているが、その建物も含めだいぶ古くなってきたため、校舎の増改築工事を進めてきたが、4年前の春にすべて完成した。2つのグランドは人工芝となり、外観だけ見るとまるで新設の学校のような印象をお持ちになるかもしれない。当時東京高等師範学校(現筑波大学)校長兼 講道館館長であった加納 治五郎先生に学校創設の顧問をお願いした。本校の建学の精神は、講道館柔道の精神である「精力善用」「自他共栄」を校是として採用している。「精力善用」とは、自分の力を見極めて、最大限に利用すること。「自他共栄」は字のごとく、自分だけでなく他の人と共に幸せになること。本校の一番の特徴は、6年を見通したカリキュラムの中で、各教科の教員7~8名で担任団を作り、中学1年生から高校3年生までの6年間ずっと持ち上がっていく「担任持ち上がり制」をとって完全中高6年一貫教育をおこなっている。教科指導においては、各学年の教科の先生は自分のやり易い方法で工夫をしながら授業を進められるメリットがある。「担任持ち上がり制」によって横のつながりは強くなるが、縦のつながりは、部活動や委員会活動に属して先輩後輩の間柄で暮らしていくことで強固なものとなる。本校では高校から約40名の新たな血を導入することで中学から高校に上がる中だるみ時期に中入生が刺激を受け、また高校からの新入生とお互いが刺激を与え合う、まさに「自他共栄」を実現している。高校からの入学者に対しては、2つに分け、半分中入生を入れる。数学に関しては全授業中入生とは別授業で行う。国語は、古文・漢文について別授業を行う。同じように理科の一部の科目や体育の柔道の授業などは別業を行うので高校からの生徒も心配ない。月曜~金曜日までの32時間授業で、土曜日は正規の授業はなく、様々な行事や社会で活躍しているOBを招いて土曜講座を開催している。ここでの知識は、進路や社会に出てから大変役立つものである。最近話題に出るグローバル人材の育成に関しては、英語を話せるだけではだめで、日本人としての素養を持つことが大事。
英語教育に関しては、本校は常任のネイティブの先生が2人、非常勤のネイティブ教員が1名、中学1年生から中学3年生までの授業を担当しており、本格的な4技能を身に付ける授業を展開している。本校は「自由」「自主」の精神を大切にしおり、校則、なし、制服もない。規則を作って守らせるより自分たちで考え、判断することが大事。「生徒が主役であり続ける」ことを大切にしていきたい。

プログラム2

50分

(11:05~11:55)

学校紹介と説明

説明者:教頭先生

学校紹介の前に大事なお話を3点する。1点目は提出して頂く調査書であるが重視するのは、学校の出席日数である。成績や先生の評価も見るが、あくまで参考程度。成績は入試の成績しか見ない。欠席日数が1/4以上だと要注意。欠席日数が気になる生徒は欠席理由を書いて頂いたほうがよい。また欠席日数1/4以上でもやむ得ない理由の場合は、その旨、理由を書いてほしい。2点目は追加合格について。最近は東京、九州からの受験生が増えたため、合格は多めに出している。追加合格については、1月18日の手続き締切で定員に満たない場合は追加を出す。そして2月12日の入学予定者説明会に定員割れが出そうな場合に、追加合格の連絡をする。点数が同点であればその点数全員に連絡する。3点目は高校入試の英語ヒアリング問題について。今現在お伝えできる情報は、本校ホームページに記載されている内容がすべてなのでそちらを確認してほしい。配点はまだ不明。今ホームページにあがっている予想問題は、予想し得る最も難しいレベルなので、それより難しくなることはない。中学は1クラス45名の4クラス、高校になると新たに40名入学して1クラス55人の1学年4クラスに設定している。各教科の教員7~8名で担任団を作り、6年間ずっと持ち上がっていく「担任持ち上がり制」をとっている。中学棟は1号館で2番目に古い建物で耐震補強されている。図書館の上は屋上庭園で、神戸市風致地区の協定で緑化されており敷地内は大変緑が多い。本校は自由な学校で校則はないが、これだけは守ってほしいルールがある。髪の毛を染めてはいけない。ズボンは長ズボン、足元は靴、これは守ってほしい。あと学校に駐輪場がなので、最寄駅までは自転車でもいいが、学校への自転車は禁止している。教室内の机と椅子は一体型のもので灘校の名物でもある。本校の中学には理科、社会という科目がなく、生物、化学、地学、物理、日本史、世界史、公民といった具合に専任教師が教える。中学はクラスを半分に割って週1時間のネイティブ教員による授業がある。通学エリアは非常に広い。通学時間はだいたい1時間~1時間半の範囲だが、名古屋、岡山から新幹線を利用して毎日通学している生徒も普通にいる。下宿して通学することも可能。中学生の3年間は、本人がどうしても通いたいという場合以外は、学校としては塾に通ってほしくない。生徒へのアンケートで、勉強で困ったときどうするか?先生に聞くが14%、家族に聞く14%、友達に聞くが64%灘校は受験校でお互いみなライバル、人間関係もギスギスしているのではと思う人もいるかと思うが、実はそうではない。自分が知らないことは周りから教えてもらい、知ってることは教えてあげるという気持ちが芽生えるため、実はみんな仲が良い。中学入学時と高校卒業時の成績を記した分布図をみると、トップで入ってトップで出る子もいるし、下位で入って下位で出る子もいるが、分布は完全にばらけている。ようは入学後にどういう生活を送るか、どういう心構えで勉強するか、それが大事であって入試の成績は気にする必要はない。高校の修学旅行の行先は学年団が決めるので毎年行先が違う。来年は灘校始まって以来初のハワイ。部活動も盛んで、生徒の90%以上が入部している。中学生の1/3の生徒は文化部、体育部を兼務している。科学、数学オリンピックなどでは、生徒が自ら活動をし毎年受賞している。

プログラム3

10分

(11:55~12:05)

入試について

説明者:入試総務教員

受付は郵送のみ。受験番号はコンピューターでランダムに発行するので、早く提出したからといって若い番号がつくわけではない。入試当日は、スマートフォン、携帯電話は持ち込み禁止。受験教室内には時計がある。暖房完備、時間割表示。机の上には、受験票、筆記用具、消しゴム、直定規、コンパス。筆箱を置いてはいけない。また消しゴムはカバーを外すこと。三角定規もダメ。二つの直定規が組み合わさっているものもダメ。解答用紙は受験番号のみ記入、名前は記入しない。部分点については、算数、数学、国語の記述式の問題で部分点を認めている。合否は、すべての科目の合計点のみで判定する。各教科ごとの足切り点は一切ない。厳正な採点をしている。個人の成績は、合格発表の日に受験票を提示して頂ければお渡しすることができる。試験2日目に手続きをすれば郵送も可能。

質疑・相談等

質疑応答個別相談
あり なし

見学

校内見学授業見学
あり:10:00~10:25 あり:10:00~10:25
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