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私立中学

男子校

こうようがくいん

甲陽学院中学校

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学校説明会レポート 2015年度入試

説明会名称 入試説明会
説明会開催日時 2014/10/10(金) 13:30~15:30
会場
参加状況
配布資料 学院案内 、入試問題集、入試説明会補足資料、校章入り瓦せんべい
<プログラム>

・学校紹介DVD

・学校長あいさつ 教育方針説明 校長先生より

・入試各教科の出題方針 各教科担当教諭より

・募集要項、出願についての説明

休憩

・学校紹介 教頭先生より

終了後 学校見学

■学校長あいさつ 教育方針説明 校長先生より

本学院は1917年に教育者の伊賀先生が私立甲陽学院中学を現在の甲子園の地につくられた。

学校ができた翌年、第一世界大戦がはじまり、世の中は戦後不況に陥った。その際に法人化されていなかったため

経営が行き詰ってしまった。その際、辰馬家に援助を申し入れた。

辰馬本家13代目の吉左衛門氏が人材の育成の重要性を考え、私財を投じて辰馬学院を創設された。

翌1920年に文部省から正式に認可を受けた。

2017年には創立100年を迎える。100周年記念事業としてこの講堂を立て替える計画となっている。

最近入学式において、生徒1人に対して4人、5人付き添いが来るため講堂に入り切らなくなっている。

本校の教育方針は、「気品高く、教養豊かな人材の育成」をうたっている。

将来世の中の役に立つ人間を育てる、そういう方針のもと、卒業生も1万8000人を超えている。

完全中高一貫校で高校からの入学はない。6年間通じて授業の無駄を省き、独自のプログラムを作っている。

単純に大学受験に向けた準備を早く行うというわけではない。6年間を有効に使って広く、深く

勉強をしてもらうためである。そして一貫教育と関係するのが担任持ち上がり制度である。

担任持ち上がりはいい面、悪い面がある。いい面は、勉強面だけでなく、精神面、体力面など総合的に見て

長い目で6年間を通じて指導ができる点。ただ担任全員が持ち上がると、生徒は中学1年生のころの失態も全部

知られてしまってやりづらい面も出てくる。なので担任団が全員持ち上がるのではなく、少なくとも半分程度が

持ち上がることになっている。

また6年間先生も変わらず、高校受験もないと自然と中だるみ時期が発生する。しかし、本学院は中学と高校が

離れたところにある。行事などもすべて別々で行う。すると生徒ひとりひとりが準備の段階から出番が必然と多くなる。

中学3年生が中学の行事を仕切るわけだが、高校にあがると一番下になるわけで自然とそこで緊張感もわいてくる。

また中学、高校が離れていることでそれぞれ別々にしつけができる点もメリットのひとつである。

高校ではほとんどの判断は生徒に任せている。

生徒はほとんど全員が部活動に参加している。

ここで新1年生の入学にあたっての感想文を紹介

最後に本学院は勉強する場である。勉強を通じていろんなことを学んでほしい。

■入試各教科の出題方針 各教科担当教諭より

国語科主任先生より

例年通りで大きな変更はなし。

55分 100点満点の試験を2日間行う。

問題はやや大人向けの論説文と随筆、心情を読み取ることを目的とした物語の3~4問。

2日間実施するのは、実力がある生徒でも力が出し切れない場合に2日目で挽回するチャンスを

与えるため。

誤字脱字は減点対象。ただ同じ過ちを複数繰り返した解答は最初の解答のみ減点とする。

平均点は例年60点程度になるように作っているが、昨年は平均点が少し高かった。

漢字問題が多く、基礎が出来ている受験生がしっかり答えていたため。

そのため今年は難しくなるのではと心配している方もいるが、それは考えていない。

例年通り問題を作る。

文章読解は、生徒の心情を問うているのではなく、物語上の登場人物の心情を問うているので

勘違いしないように。本文のどの部分を根拠にしているかを正しく読み取ること。

問いの直前の文章だけを読んでわかった気になる失敗が多いのでしっかり文章全体を正しく読むこと。

言葉の意味を正しく理解すること。それには日ごろから辞書を引いて確認する癖をつけることが大事である。

昨年から解答用紙に罫線をいれたのは、回答の文字数をおおまかに伝えるため。

数学科主任先生より

55分 100点満点の2日日間。傾向は例年通り。2日とも同じ傾向の問題を出す。

2日行うのは、生徒の実力を正確に見るのに適しているため。

難解な問題もあるが標準的な問題も含まれているので注意してほしい。

粘り強く計算に耐える力を身につけてほしい。

問題文が長く設定が複雑なので、読解力が身についていないと解けない問題もある。

解答欄のまわりに空白を設けているのは、答えにいたるまでの計算式をしっかり書いて残してほしいから。

解答の裏は見ない。

今年の平均は例年より数点高かった。毎年60点くらいとってほしいと願って問題を作成している。

しかし難易度が下がったわけではない。

理科主任先生より

理科は1日目のみ、55分 100点満点。問題用紙3枚、解答用紙1枚。

大問6題で物理分野が1問、化学分野2問、生物分野1問、地学分野1問。

小学校の教科書から問題を考えるので、教科書から大きく外れた問題は原則作らない。

一般常識として知っておいてほしい内容は出題する。

内容は例年通り。昨年は易しかったようなので平均も高かった。

教科書をしっかり勉強するのと過去問を解く、日ごろから本やニュースなどに関心を持つことが大事。

大問の中に小問があるが、最初の小問が解けなくてもそのあとの小問が解ける問題もあるので

あきらめず取り組んでほしい。また小問の最初の答えが計算間違えをし、その後の答えも間違った場合は

考え方があっていれば完全に不正解にはしない。

努力はうそをつかないのであと3か月頑張って準備してほしい。

■募集要項、出願についての説明 教務主任より

願書は500円で販売している。

大きな変更はない。募集人数は200名。合格者はここ例年と同じ200名を超える合格者を出す予定。

追加合格、補欠合格は考えていない。

出願期間は12月24日~1月7日で、郵送のみの受付で1月7日の消印有効。

調査票は5年時、6年時の学業成績、出欠、行動の記録。

調査票の内容だけで不合格になることはない。

考査料は2万円、必ず銀行窓口で払い、領収印のある控えを願書に貼る。

考査番号は出願順でなく、コンピューターで乱数を使って決定する。

考査日は1月17日(土)、集合時間は8時15分。

考査番号順に教室を割り振る。1教室45名前後。

終了時間は12時45分。

2日目は1月18日(日)、終了時間は11時45分。

遅刻は考査開始20分までは認める。時間延長はなし。

直定規のみ使用可。

教室への飲み物、食べ物は持ち込み禁止、のどが渇いた場合はウォータークーラーを使用すること。

インフルエンザなどの場合は保健室受験ができるので受験生から申し出ること。

合格発表は1月19日(月)午後4時、校内発表のみ。

不合格者には個人成績表を発行する。

入学登校日は2月1日(土)。

■学校紹介 教頭先生より

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