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近畿大学附属中学校 

スクール特集(近畿大学附属中学校の特色のある教育 #5)

英語力を磨き、自分を表現する力を育む。 “J−エンパワーメント・プログラム”が登場

国際社会で活躍するリーダーの育成をめざす近畿大学附属中学校グローバル教育。充実した英語研修に、2018年夏、新たに“J−エンパワーメント・プログラム”が登場。その内容についてお伺いしました。

国際社会で求められる「主体性」「コミュニケーション力」「リーダーシップ」の育成をめざす同校のグローバル教育。全員参加のカリキュラムである、少人数制のネイティブ教員による週1回の英会話授業や“Osaka English Village”での校外学習のほか、シンガポールやブリティッシュ・ヒルズ(福島県)での英語研修など、希望者が参加できる英語研修が設けられています。

この夏、英語研修に新たなプログラム“J−エンパワーメント・プログラム”が登場。「英語で学び、英語で考え、英語で議論し、英語で発表」をコンセプトに、カルフォルニア州立大学の学生らとのグループ・ディスカッションを通して、自分の意見や考えを英語で発信する基礎を養う内容となっています。

5日間のプログラムのうち、4日目を迎えた2人の生徒にお話を伺いました。

生徒インタビュー

2 年生 R.M さん

英語はあまり得意ではありませんが、アメリカの大学生と英語でディスカッションするなど内容に興味を持ち、参加しました。初日は留学生の方が話される英語を全然聞き取れなかったのですが、日を追うごとに聞き取れるようになってきて、分からない部分があればこういう風に聞けばいいのだなと質問の仕方も学ぶことができました。 また、私はこのプログラムでディスカッションの方法についてもレクチャーを受けました。留学生のグループリーダーのアドバイスのもと、自分の意見を言った後に他の方に意見を聞くと話がふくらみ、実のあるディスカッションになるんだと感じて、実践しています。

2 年生 K.M さん

私は案内をもらった時に参加したいとは思ったのですが、英語も苦手だし、研修費用が高いなと感じたので、申し込みをためらっていました。すると、母が「この内容なら 十分価値があるから」と申し込んでくれました。留学生のGregも我が家でホームステイしてもらうことになり、この 5 日間は 24 時間一緒に過ごしています。
最初のうちはGregとも“google change”という翻訳アプリを使って会話をしていたのですが、Gregから“google change NO!”と言われ、それからは単語をならべて片言でやりとりしています。英語も少しずつ聞き取れるようになりましたが、理解できない部分もまだまだあるので、プログラム終了後も英語をがんばっていきたいと思います。

今回のプログラムを企画された先生のお話もお伺いしました。

近畿大学附属高等学校・中学校 教頭 橋本晃一先生/中学校英語科主任 齊藤香織先生 のお話

Q.今回のプログラムを企画された目的を教えてください

齊藤先生:
普段の英語の授業ではリスニングとスピーキングをできるだけ取り入れるように努力しています。授業で学んだことを実践する機会を増やしたいと考えてこのプログラムを企画しました。このプログラムは 5 日間、9 時から15時まで英語漬けと、国内にいながら海外留学しているような環境で実施されます。しかも、学校で実施することで地理的・費用的にも、より気軽に参加してもらえるのではないかと考えました。実際、参加する生徒の英語力もばらばらで、中には英語に興味があったんだなと驚かされる生徒もいます。参加しやすいプログラムを提供することで、生徒の中に隠れた“チャレンジしたい”という気持ちを引き出すことができたのではないかと思っています。

橋本先生:
高校でも同じエンパワーメント・プログラムをスタートさせて4年目になります。このプログラムを経験すると、本当に生徒が成長するんですね。英語力はもちろん、自分について見つめ直し、他者の意見を聞くことや尊重することなど、コミュニケーション力が飛躍的に伸びるということを実感してきました。そこで中学校でも実施してみようと、今回“J−エンパワーメント・プログラム”の実施に踏み切りました。
ただ、このプログラムを中学 1 年生を対象に実施することは全国的にも前例のないことで、実施前には不安もありました。4月に入学した1年生が、どの程度このプログラムに主体的に参加できるのかと。しかし、完全にとりこし苦労でしたね。1年生も英語が苦手な生徒も、分からないなりに食いついて、知っている単語を駆使してコミュニ ケーションを取ろうとする。学年を超えて、生き生きと課題に取り組んでいる様子に、ホッとしているところです。

▶︎左:中学校英語科主任 齊藤香織先生/右:教頭 橋本晃一先生

▶︎チームディスカッション

▶︎チームディスカッション

Q.4日目を迎えて、生徒の英語力や様子に変化はありましたか?

橋本先生:
非常に成長したと思います。
先ほど、インタビューしていただいたR.Mさんの所属するグループは 、3 日目のグループ・プレゼンテーションが素晴らしかった! 前を向いて、聞いている生徒たちにアイコンタクトを取りつつ、大きな声で、みんなに分かりやすい平易な英語でしっかりと主張を展開していました。プレゼンテーションとなると気構えて聞き慣れない難しい単語を使いがちですが、どうしたらみんなに主張が伝わるかを考えた結果だと思います。
K.Mさんは昨日、ファシリテーター(進行役)の先生に、ひとり名指しで褒められたんです。誰よりも大きな声で、 堂々と自分の主張を英語で発表できたと。最初の頃に見せた手元の紙を見ながらボソボソと小さな声で発表する姿とは見違えるようです。

齊藤先生:
私も生徒が確実に変わったという印象を得ています。正直、この4 日間で語学力が劇的に伸びると言うことは難しいですが、自分を表現できるようになったと感じています。日本語でもなかなか自分のことを語ることは難しく、 英語ならなおさらです。活発なディスカッションを体験する中で、自分の殻に閉じこもっていたらもったいないということを肌で感じたようです。英語力とは関係なく、“会話に飛び込む勇気”や“人と関わりたいという気持ち”がコミュニケーションを成立させるためには大事なんだなと、このプログラムを通して私も再認識しました。英語で主張を展開するには、もっと努力して英語力を磨かねばならないと、真面目な生徒ほど思いがちです。それはもちろん大切ですが、それだけでなく自分の中にあるものをリラックスして出していけばいいんだよと伝えたいと感じました。今後は、日本語でも英語でも自分のことを表現できるような取り組みにつなげようと考えています。

橋本先生:
ここ数年で、“J−エンパワーメント・プログラム”をはじめ、シンガポールやブリティッシュ・ヒルズでの英語研修など、様々な発展的なプログラムを揃えることができました。今後は一つひとつのカリキュラムを精査し、より内容の充実を図りながら、高校のより高度な内容のプログラムへと継いでいきたいと思っています。

▶︎B&Sプログラム(校外学習)

▶︎OSAKA ENGLISH VILLAGE(校外学習)

▶︎ブリティッシュ・ヒルズ英語研修

▶︎シンガポール英語研修

自分の中にある能力を開花させるエンパワーメント・プログラム

4 日目の午後、”「大阪のおもてなし」”をテーマに、グループごとにプレゼンテーションを組み立てる様子を見学させていただきました。活発なディスカッションがなされ、台詞の練習や小物作りなど各々に割り振られた役割に、喜々として取り組んでいる生徒たちの姿が見られました。スムーズに英語は出てこないが、グループリーダーに対しても積極的にコミュニケーションを取っている生徒たちの顔は、みんなとても楽しそうでイキイキとした表情。本番も、緊張した様子は見られず、大きな声で、笑顔でなされるプレゼンテーションに“伝えたい”という気持ちがあふれていました。

ディスカッションやプレゼンテーションを通じて、自分の考えをまとめ、他者に伝える。“J−エンパワーメント・プログラム”をはじめとする同校の取り組みは、英語力を磨くだけではなく、これからの時代に欠かすことのできない力を高める取り組みであることが、取材を通じて感じられました。

▶︎プレゼンテーション

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