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2017/11/22(水)

偏差値だけに頼らない中学受験 生徒インタビューvol.1

存分に遊んだ小学校時代。塾に通わず中学受験

「よく公園で鬼ごっこをしたり、サッカーをしたりして遊びました。友だちと、まちを探検するのも面白かったです。自転車で2つ先の駅まで行って、おやつを食べて戻ってきたり(笑)。いっぱい遊びました!」と小学校時代を楽しそうに話すYくん。聖学院中学校の1年生です。中学受験というと、塾で4教科をしっかり勉強して・・・というイメージがありますが、Yくんは、そろばん塾に通っていただけ。特別な受験勉強はしなかったそうです。

そんなYくんが聖学院を受験することになったのは「雰囲気がよく、楽しそうだったから」。体験授業などで何度か訪問する中で、気持ちが固まっていったようです。Yくんにとって、同校が「思考力ものづくり入試」を実施していたことも朗報でした。この入試は、知識量ではなく、知識に基づいた思考力を測ろうというもの。Yくんの感想は「難しかったけど、楽しかったです」

夕食の支度を毎日お手伝い

家では、毎日料理のお手伝いをするというYくん。小4の頃からの習慣で、今では「半熟卵入りメンチカツ」といったアレンジ料理を作るほどの腕前です。おばあちゃんのために、きょうだいでお菓子を作り、おもてなししたことも。「分量をしっかり量ったり、工夫したりして、おいしくできた時はうれしいです」。そんな時は、手書きでレシピを作り、とっています。お母さん、お姉さんたちと晩ご飯を作り、週末にはお父さんも皿洗いを担当するなど家族全員で協力しています。そして、食後は読書タイム。「ゲームもスマホも、特にほしいとは思いません」というYくん。生活が充実しているからこそ、この言葉なのでしょう。

アップルシナモンケーキのレシピ。字もイラストも本当に上手ですね

将来は、人の役に立ったり、楽しませたりできる人に

もちろん、学校生活も充実しています。「小学校の時に街のクラブでやっていたこともあって、卓球部に入りました。部活も授業もとっても楽しいです」とYくん。将来の夢を聞くと「人の役に立ったり、楽しませたりできる仕事に就きたいです」という答え。同校が大切にする「他者のために生きる人(Only One for Others)」という精神をすでに体現しているようです。

聖学院中学校の「思考力ものづくり入試」とは